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中村尚人の仕事術〜肩書きよりも個人という生き方〜

ヨガ・ピラティスインストラクター、理学療法士、温泉利用指導者、株式会社の代表取締役など様々な立場で、色々なことをしている中村尚人の、考え方や仕事の工夫などを日記のように気軽に読め…
外ではあまり話すことのない僕のこだわりや仕事術、まとめ術などをここだけでお伝えしていきます。臨床2…
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#情報

【マガジン】文字になると権威を持つのはなぜか?

【マガジン】文字になると権威を持つのはなぜか?

科学の分野では論文に権威があります。
宗教の分野では経典に権威があります。
論文も経典も共通しているのは、文字で表されていることです。
化学式や物理法則などの数式はやや趣が異なりますが、文字を情報とするとまたひとつ大きなレイヤーで共通になります。

この文字や情報というのは、なぜそんなにも人間界では重要視されているのかを少し考えてみたいと思います。
人間社会というシステムについて、一つの視座がそこ

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【マガジン】文字で残すことの意義

【マガジン】文字で残すことの意義

最近研究熱が高くなっていて、来年は論文出すぞ!というモードに入っています。
世の中に何かを残すこと。
会ったことのない人でも理解してもらうために、論文という客観的な状態にする必要があるというのがその動機なのですが、最近養老先生の本を何冊か読んでいて、そうか「文字化」省としているのかと腑に落ちたので、今回は文字というその特性について少しシェアしてみたいと思います。

まぁ養老先生のいくつかの書籍を読

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【マガジン】情報を無尽蔵に放出する世の中で学ぶってなんだろう

【マガジン】情報を無尽蔵に放出する世の中で学ぶってなんだろう

ヨガやピラティスの勉強を約20年ほど続けてきて、そこから見えてきたことをまとめて本にしたり、講座で伝えてきました。
理学療法に関しても25年間の経験を同じく伝えています。
伝えてきたということは、世の中に広まって欲しいという気持ちがあるからです。講座はオンラインだとしても、ある程度顔の見える関係と言いますか、少なくとも僕と同じ時間を共有し、対面であれば僕の細かなニュアンスも汲み取って受け取ってくれ

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【マガジン】知識には二つの種類がある

知識には僕は二つの種類があると思っています。
一つは、情報としての知識。
もう一つは、体験としての知識です。

職人が技を伝える場合、机上の知識よりも、体験としての使える知識を大切にするように、勉強というのもこの二つの知識の違いによって異なるものだなと思っています。

今回は、二つの知識という分類から、自分がどういう勉強をすべきか、またどうやって知識を伝えていくかについて考察してみたいと思います。

【マガジン】身近にあるマインドコントロール

マインドコントロールの典型は、今あるものを全否定して、自分が言っていることのみが正しいとする方法です。
ヨガの世界でも整体のような世界でもよく使われる手法です。

僕の経験では、あるインドのヨガ講師が日本に来て自分の流派を普及した時がまさにマインドコントロールでしたね(今でもまぁまぁ日本で存在感を出している人ですが、、、)。
スタジオに無料で講座をするからといって講座をしては、今あなた方がやってい

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【マガジン】ライブにある価値

【マガジン】ライブにある価値

音楽は携帯でもパソコンでも聞けます。
持ち歩いていていつでも聞けます。
でも、ライブは行かないと聞けない。

普通はライブめんどくさいとなりそうですが、やっぱり行く価値はありますよね。
そこには、携帯から流れてくるものとは違う、生の音の響きがあります。
またコンサートならそれ以外の演出など総合芸術としての価値もあります。

例えピアノだけだとしても、生には人を感動させるものがあります。
それは手の

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