こども茶道のすすめ〜茶道を習うメリット
こんにちは。通っている教室でお茶会を開催することになり身が引き締まっている今日この頃です。
今回は茶道と子供の関わりについてさらっと調べてみました。子供も参加できる茶道教室や、茶道を始めるきっかけ、メリットを簡単に書いてみたのでシェアさせて頂きます。
最近では、GIGAスクール構想やコロナ以降に増えたEラーニングなど新しい教育方法や取り組みが増えてきたように感じます。私自身も子供の習い事や将来を考えて色々調べたりしているんですが、そんな時にふと、
子供が茶道をやる意義ってなんだろうな〜
とか考えたりしてしまいます。親としては自分と同じ趣味とか持ってくれると嬉しいですしね。
1. 子供茶道教室はある?
まずはとっつきやすいトピックからです。ネットで調べるだけでも簡単に出てきましたが、首都圏では「茶禅」さんの実施している茶道体験や抹茶カフェがとっても良さそうな印象でした。
主催者の竹田理絵先生は『教養としての茶道』の著者としての有名ですね。本屋さんの目立つところに平積みされているのをよく見かけます。(私も読みました)
その他の体験についてはACTIVITY JAPANさんのWEBサイトからも探せそうです。参考URLはこちら→【3歳~参加可能】 東京の茶道体験・茶道教室
文化庁でも茶道に限らず伝統文化の親子教室を奨励しているようでした。こちらは全国から検索できますので試してみてください (ただ、UIが使いにくく検索してもなかなかヒットせず…頑張れDX化!)
2. 子供が茶道初めるきっかけは?
上記でも記載した文化庁の資料に面白いアンケートがありましたので共有したいと思います。
上2つの図表は子供に限定されているわけではありませんが、茶道を始めるきっかけについて、多くの人は
「抹茶が好きだから」
のようです。10代では「茶会や茶道イベントに参加」と言う項目もやや高くなっており注目です。私の通っている教室でも10歳以下の小学生がいますが、茶道体験教室やサマースクールでの茶道体験を通して興味を持ったとのことでした。
こちらの設問はいまいち分かりにくくサンプル数も低いですが、10代に限って見ると自分でお茶を点てたいという理由が圧倒的です。
こちらは子供に対するアンケートで、伝統文化親子教室に参加した理由を聞いています(茶道以外も含まれます)。
「他の人にはできない事ができそう」ってのは私も実は同じです。競争社会の中でなんとか自分の居場所を探そうとする生存本能であったりアイデンティティへの渇望なのでしょうか。
こちらも親子教室に参加した子供への質問。両親からの働きかけが圧倒的です。子供が知っている世界には限界があるので親である私たち世代が色々見せてあげる必要がありますね。子供の自主性に任せたい気持ちにもなりますが、自分の力で考えて選択できるようになるまでは大人がサポートしてあげたいものです。
以下は伝統文化親子教室に参加した保護者目線でのアンケート結果です、ご参考まで。
3. 子供が茶道をやる事のメリット
最後に、茶道を子供に習わせることのメリットを考えたいと思います。よく言われることは以下の2つではないでしょうか。
礼儀作法が身に付く
日本文化が学べる
よく言われることですが、世界で活躍しようとする場合、自国の文化が語れなかったりそれに伴う教養があることはどこかでプラスになると思います。京都に外国人観光客が多いのはそれを物語っていると思います。禅に通じるマインドフルネスも海外の方が本格的に取り組んでいますしね。
わたしの考える最大のメリット
上記のような一般的な意見の一方で、私が考える最大のメリットは、
デザインセンスが身に付く
ことだと思っています。「何がいいんだ?」って思うかもしれませんが、今後デザインに関するのセンスはこれまで以上に重要になってくると私は考えています。実際に様々な本やセミナーなどでもその重要性は取り上げられ始めていおり、マーケティングや起業家精神(アントレプレナーシップ)にも通じる部分です。
『イシューからはじめよ』を書かれた安宅 和人さんの著書である『シン・ニホン』でも以下の事が書かれており、個人的に大変感銘を受けました。
私たちがなぜApple社の商品やバルミューダ家電に魅力を感じるのか、そしてなぜそれに対価を払っているのか、納得できたような気がした内容でした。(私は両社の製品持ってますw)
学校教育でデザインの勉強は「美術」の限られた時間のみでした。子供(大人含めですが)にもっと多くの時間デザインに触れさせるために「茶道」は有効な手段だと思います。
以上、子供に茶道を習わせるメリットを私なりにまとめてみました。
子供たちだけで無く大人たちにも本稿が参考なっているととっても嬉しいです。ありがとうございました。
わたしのインスタです🍵よかったらフォローお願いします🙇♂️
→ sakura_tea_party
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?