みなさん、お久しぶりです。
年末になって、少し落ち着いてきてまた記事を書けるようになってきました。
本もだいぶ貯まってきましたので、ここで記事にしていこうと思います。
年末なので、おすすめの本をまとめることができればと考えていますので、少々お待ちください。
これでも、100冊は読んできているので紹介できるくらいになっているとは信じています。笑
本日は「佐伯胖,刑部育子,苅宿俊文(2018)ビデオによるリフレクション入門ー実践の多義創発性を拓くー.東京大学出版会,東京」です。では,早速読んでいきましょう!
年末になって自分の授業を振り返ることも多くなっているのではないでしょうか。
映像で気軽に撮ることはできても、その後なかなか見返すことができないというのがよくある事実です。
年末に多くの時間があるときだからこそ、振り返ることができるチャンスがあるということなので、本書のポイントをふりかえりながら取り組んでみてはどうでしょうか。
他の人の授業映像を録画しているときもあると思いますので、見るときの視点をここでおさえておきましょう。
ここで書かれているように、三人称アプローチで多くの場合は授業映像を見ている可能性があります。
しかし、傍観者のように見ればいいとは限りません。
本書には、二人称アプローチも視点に入れながら見ることが望ましいことを伝えています。
私自身が考えるここでのキーワードは「なってみる」だと思います。
没入して捉えてみることで、教師と子どもがどのように関わり合っているかを学ぶことができると思います。
また、見えている小手先の教師の技術だけでなく、その教師がもっている信念やみえない暗黙知のようなものが感じ取られるかもしれません。
自分の授業(他人の授業)を省察する時にどういうことが重要になるかを考えおく必要があると思いました。
個別最適な学びっぽくない内容かもしれませんが、本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!