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地理の”なんで?”

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地理の雑学をまとめています。現代から見る地形の変遷から、意外な地名の由来、観光や産業など人文地理的なトリビアまで、地理に関する雑学をいろいろご紹介します。
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#歴史

太平洋と大西洋、よく似た言葉だけど頭文字が「太」と「大」なのはナゼ?【6/8は世界海洋デー】

太平洋と大西洋、よく似た言葉だけど頭文字が「太」と「大」なのはナゼ?【6/8は世界海洋デー】

本日は、国連が定めた世界海洋デーです。
ブラジルのリオデジャネイロで1992年6月8日に開かれた「地球サミット」において、カナダ代表が提案して制定されました。

今日はこの海洋にちなんだ雑学をご紹介します(一昨日投げっぱなしになっていた奥多摩の話はまた後日、、)

漢字が異なる二つの大海この地球上には大きく分けて3つの大海があります。
それが私たちの国・日本が面している太平洋と、アメリカ大陸とヨー

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「さいたま市」という市名に隠された深すぎる歴史的事情とは!?【5/1はさいたま市誕生の日】

「さいたま市」という市名に隠された深すぎる歴史的事情とは!?【5/1はさいたま市誕生の日】

本日、5月1日は、さいたま市ができた日です。
2001(平成13)年の今日、埼玉県の旧県庁所在地だった浦和市と、大宮市、与野市の3つの自治体が合併して、さいたま市になりました。その後、2005(平成17)年には岩槻市も吸収して市域を広げ現在に至ります。

本日はこの「さいたま」という名前について深堀りしていきます。(ビジュアル要素ないのでいつにも増して文字多めですm(__)m)

ホントは埼玉市に

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レジャースポットとなった巌流島が抱える現代の悩みとは?【4/13は決闘の日】

レジャースポットとなった巌流島が抱える現代の悩みとは?【4/13は決闘の日】

本日、4月13日は決闘の日とされています。それは、1612(慶長17)年のこの日、巌流島の戦いが行われたからです。
この戦いは、備前美作の浪人である宮本武蔵と、細川家指南役の佐々木小次郎の間で行なわれた、剣術最強の雌雄を決する歴史的な決闘です。

決闘の日、武蔵は約束の時間を1刻(約2時間)遅れて小船から姿を現したと言われています。待ち疲れて、苛立っていた小次郎は刀を抜き放ち、鞘を海中に投げ捨てま

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御茶ノ水にある聖橋 その名前の由来とは?【3/17は湯島聖堂完成の日】

御茶ノ水にある聖橋 その名前の由来とは?【3/17は湯島聖堂完成の日】

本日3月17日は、湯島聖堂完成の日です。
湯島聖堂とは、いまの東京都文京区湯島、JR御茶ノ水駅近くにある歴史的建造物のことです。

「日本の学校教育発祥の地」とも呼ばれ、近年はパワースポットとしても知られています。

湯島聖堂のはじまり江戸時代の1690(元禄3)年の今日、ここに湯島聖堂がつくられました。
もともと上野忍岡にあった儒学者・林羅山の屋敷地の一画に「孔子廟」がありました。中国の春秋時代

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