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『帰りたくないな』って何度も言った、あの日のこと。

以前、天満橋の福祉レストランで働いていたサービススタッフの先輩と、昨日。
 お昼までの業務終わってから、とある駅で合流。「会いたかったー!!」「何話そう〜⁉︎」
今までのこと全部ぜんぶ、話したい〜😊
………でも、どこまで伝えたらいいのかな。
みたいに、アクセル(話したいって気持ち)と、ブレーキ(どこまで話すべきなの? どこまで話せば伝わるの? っていう気持ち)を両方踏んでるようなものなんです(笑) 

気持ちの板挟み、とでも言い表わすといいのでしょうか。わたしのいままでのことを「そっかぁ」、
「いつも不安抱えてるんだよね、つらいね」と
ただただ寄り添ってくださって、とっても落ち着いてお話ができる環境。

話したいことをひと通り終えても、まだまだ尽きないおしゃべり。

本当に伝えたいこと、5割も伝えきれてなくて。
「Allしたいです」とか、
「ウチの最寄り駅まで来てください」とか(笑)
色々溜まってたこと吐き出してしまったんだけど…
なんか…何でだろ。💭
知ってるひととでも滑らかになかなか会話できないわたしが、なぜか、その先輩となら、自宅にいるときのようにつらっつらっと言葉が出てきて止まらなくなる。立板に水みたい。🚰

わたしが思いを言葉に変換すると、その都度、その方はご自身のことに置き換えて「こんなふうにしてみたらどうかな?」「これはどう?」
的確なアドバイスをくださったり、物事を悲観的にしか捉えられないわたしを「それは言い換えれば〇〇ってことなんじゃない?」前向きな言葉への言い換えをしてくださいました。その考えは自分にはなかったし、自分だけで見る世界には限界があるってことを知りました。

誰かの視点を借りることで見える、もうひとつの世界🌍 

……例えば。
わたしの「イヤなほどまでにネガティブ過ぎる考え」は、→その方が言い換えをすると「そこまで物事を深く考えられるってことだよね」となり、
仕事をしているスタッフさんの姿が、忙し過ぎて休憩に入っていても心が休めてない」という事柄は ー
「それだけみんなのことよく観察できてて、Nanaちゃんが仕事に一生懸命なんでしょう?」🫠

どこまでも、どこまでも。
「その考えはどこから湧いてくるんですか?」と問いたくなる考え。

「もともとから、こんな感じだったわけじゃないよ」
「わたしも、Nanaちゃんみたいな時期があったんだよ」
でも、クヨクヨ悩むのって疲れるし時間がもったいない」って感じたことをきっかけに、その感情と区切りをつけたかった…というようなことを、その方は仰っていました。

「いまでも自信なんかないし、新しいこと覚えるのに必死なんだよ」ー 。

それは、わたし達にそういった、「自信ない…」みたいに見せないために。
色々努力をされてるんだろうなっと思ったりもしたし、完璧に何でもできるひとなんてそうそういない。それを自分ごとにしたいのも、したくてもできないのもわたし。わかってるんだけどね。

誰かの支えがないと不安なこころばかりが募る。
あれはどうしたらいいのかな、途中の作業誰かに引き継ぎをしてないまま業務終わっちゃったな、どうしてるかな、などなど。不安な感情しかない、とかではないし、楽しみとかちゃんとプラスの心もあるけど、圧倒的にマイナスの心のほうが多い。

でも、そのサービススタッフの先輩がいたからこそ今の自分が形成されてるんだよなって、支えられてるんだよなって思うし、「自分」だけじゃ「自分がいる」ってわからない。他人の評価があって初めて『自分がわかる』。

そんな言葉をどこかで見た、ような気がします。

「いつも何か動いていないと不安なんです」
「自分を甘やかすと大変なことになりそうなんでイヤなんです」
そんなことを、思いをぶつけると…
その方の目が点々&『今までそんなに、自分を追い詰めて生きてきたの?』って言いたげな顔をされてました👀

 わたしは、何かに打ち込んだり(特に仕事)目の前のことに必死になって食らいついていないと不安に駆られてしまうんです。

ダメな自分をダメだと認めることにならない?
それって、甘えって言うんだよ?
とにかく、自分に厳しくなってないと気が済まない性分らしく。「もういい加減、自分を許してあげてよ」
なんて心の声も上がってきてるんです。

周りはうまくできてるのに何で
何で自分だけ不器用なの
なんで、なんで。
もっとちゃんとしなさい。
そんな音(言葉)が零れ落ちていく。

わたしだって 【なりたくてこうなったんじゃない】。

不安だらけのこの世界に
たったひとり。

いままでは、心のネットワークが繋がる安全圏にいた友達や仕事先の同僚で、滑らかに思いを表現することができる人は、いなかったのにな。

その方の前では、わたしは『妹』になれるのかも。
「ちょっと、心の荷物を持っててあげるよ」
そんなことを言葉でも行動でも。
どこまでも安心できる環境を与えてくれるひと。


       *  *  *

でも、『わたしも実はね』と今だから打ち明けられることもたくさんお話ししていただき、心の距離がグッと縮まり、いままでお仕事をしていた関係よりももっとお互いを深く知れるように(なったのかな)?

わからないけど、わたしの心の拠り所となっていたのはその方の支えがあったからなんだって、今までの一年間を【これから】に繋げるために。
厳しいこともできていることも 両方。

指導をしてくださること自体が「わたし達のことを想って」のことなんだと、ひしひしと伝わってきました。

気づいたら、夕方になってて…🌆
「もう、そろそろ帰ろう?」
「……(また、不安が始まる…)」
とか、思うけど、明るくいたかったから
「一緒に帰ってください」と必死に繋ぎ止めたり、
安心できる場所や空間から離れてしまうことを直感してしまったり、「ここから離れることがイヤだ」って心が危険信号を出すときは、手が震える。

カタカタ……カタカタ……ふるふる……
小刻みに揺れるわたしの手と肩。「どうしたの⁈」って心配かけちゃったけど…
それほどまでにわたしが元気を貰えて
恵まれてるんだなぁって…
別れ際、笑ったり泣いたり、キモチが沈んだり。
「帰りたくないなぁ」って何度も、言ってみたり。
感情が忙しかった(笑)

ひとつひとつの出来事に栞を挟んで🔖
今日はここまで、明日からまた頑張って進んでいこう

そんなものなのかもね。
また、身体的にも精神的にもエナジーチャージが必要だって感じたら。
充電させてもらってもいいですか⁇🔋

そしたらまた、会いに行きますね♪

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