本気で休日だと勘違いしていた日

昨日は、なぜか休日だと勘違いしていた。

休日の朝、目が覚めて、今日が会社なのか休日なのか一瞬考えることはたまにあるけど、会社の日を休日だと間違えることはなかった。自分でもなぜこんな勘違いをしたのかわからない。

「休日であって欲しい」という私の強い願望に感化された脳が、休日だと勘違いさせてくれたものかもしれない。

どうりで昨日は、早起きだったはずだ。私は、休日の方が早起きになる傾向がある。とくにやりたいことがたくさんあると、それが楽しみで早起きになる。昨日も休日だと思い込んでいたから、早起きだったのだと思う。

起床後は、いつも通り白湯を作りに1階に降りる。鍋で温めたお湯をマグカップに入れ、自分の部屋に持って上がる。窓を開けると雨が降っていた。

休日だと勘違いしている私は、「雨の日の休日、何をして過ごそうかな」なんて考えながら、noteをのんびり書いていた。

昨日書いたnoteを、休日だと勘違いして書いていたことを思って、読み返してみると笑える。昨日書いたnote👇

noteを書き終えた後、朝ご飯を食べるにはまだ早い時間だったので、毎月、月初に更新されるリベ大のお金のニュースをYouTubeで見た。お金の勉強として私の月1のルーティーンだ。

いい時間になったので朝ご飯にする。録画していたドラマ「VIVANT」を見る気満々で1階に降りた。リビングの扉を開けると、キッチンにお弁当用のおかずが置かれているのが見えた。ここにきてもまだ休日だと思い込んでいるので、母が間違えているのだと思った。

「あれ、今日って休みじゃなかったっけ？」と、母と会話をしてはじめて、今日が休日ではないということにようやく気づいた。さすがに、脳による洗脳も、第三者の介入により解けた。少しの絶望を味わいながら、私は会社に行く準備をして出勤した。

あの休日はなんだったのか。本気の勘違いはかなりのリアリティがあった。昨日は朝起きてから、母と会話をするまでの間、私は休日を過ごしていた。今日は会社だと思って過ごす朝と、今日は休みだと思って過ごす朝では全然違う。勘違いによって生み出された、朝の数時間の休日。現実を知った時に、少しの絶望を味わうものの、数時間でも休日を過ごせたのはよかったかなと思っている。

なにはともわれ、今日は紛れもない休日だ。今日こそ、録画していた「VIVANT」を観るつもりだ。