ファン垂涎・必携の一冊!神秘奇想の根源に触れる!(ような?) 本「五十嵐大介: 世界の姿を感じるままに」★5
漫画家・五十嵐大介の初特集本。
短編、インタビュー、対談、寄稿等々、盛沢山!
2014年 文藝別冊/KAWADE夢ムック
ファンにはたまらない内容。五十嵐さんの創作の秘密が垣間見られ、各作品の理解が深められる。また、インタビューや対談などで、人柄も伺え、それがまた好感持てるので、ますます好きになっちゃう。
2014年のモノなので、始まりから「ウムヴェルト」頃までかな。「ウムヴェルト」のことはチラホラ軽く載っている程度。(なので、もちろんこれ以降の作品「ディザインズ」等についての話はない。)
短編が4つ程。どれも五十嵐さんらしい雰囲気が、十分に発揮されている良作揃い!やっぱ、嬉しいですね~こういうの。また「はなしっぱなし」とか、読み直したくなった。ラヴ!ストレンジ・ワールド!
9人の漫画家さんの特別寄稿もワクワクする。諸星大二郎さんや松本大洋さんなんかは好きな人たちなので嬉しい。ただ一番凄かったのは、小田ひで次さん。知らないのだけど、2頁で、物凄い深い作品になっている。
上橋菜穂子さんとの対談が、めっちゃ好みだった。二人とも似た者同士のようで、弾む会話。上橋さんは文化人類学者でもあるようで、すごく興味惹かれる会話が繰り広げられていた。上橋さんの作品にも触れてみたい。
エッセイや学者さんの評論も、すごい興味深く学びににもなったし、それほど長くはないが、読みごたえも十分あった。端々に、各作品の名シーンなどが挿入されていたりするので、その時の感覚が蘇る。
最後にプチ情報として、愛読書や映画、キーワードなんかが載っているが、それもまた嬉しい。総じて、非常に満足度が高く、ファン垂涎・必携の一冊となることうけあいです!(たぶん、きっと笑)
☆\(^^)/★
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