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【参謀】参謀的考察記事まとめ

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参謀視点で私が考えた記事があります!皆さんの仕事や課題解決、経営戦略に役立てば幸いです。
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記事一覧

【経済・経営】ヤマハの2025年3月期第2四半期決算を読む【中国の景気減速は本物】

【経済・経営】ヤマハの2025年3月期第2四半期決算を読む【中国の景気減速は本物】

ヤマハはここのところ業績は絶好調だったが、ついに業績予想を下方修正。その要因は当然絶好調だった要因の裏返し。。。つまり

音楽楽器事業の中国の減速。23年3月期は510億円だったものが25年3月期には285億円と急減速。

ここから言えることは二つ。
1。中国の景気減速は本物
2。絶好調なのは、自分達の努力とは別に周囲の環境に過剰適応しているからこそ。当然環境が変わればその自分達の力は無用になる。

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【経済・経営】ヤマト(運輸)の2025年3月期決算を読む【インフレの負の側面は出つつある・経済危機は近い?】

【経済・経営】ヤマト(運輸)の2025年3月期決算を読む【インフレの負の側面は出つつある・経済危機は近い?】

これもインフレの負の側面ですよね。インフレの好影響を享受する局面は去りつつある。個人消費は減りコストは上昇。しかし物資の輸送なしでは私たちは生きられない。

1号、2号、3号などで女性の分断工作に乗っかっている間に、足元で火はついてる(は言い過ぎか?しかし個人的には気になる。

【経営・決算】2024年7月〜9月期インテル2兆円以上の赤字決算【この世に絶対的に永続的な企業などない】

【経営・決算】2024年7月〜9月期インテル2兆円以上の赤字決算【この世に絶対的に永続的な企業などない】

アメリカのインテル。半導体メーカー。かつてマイクロソフトのWindowsを並んで、ウインテルと呼ばれ業界に君臨した企業が、AI時代の半導体製造に遅れをとり、なんと二兆円以上の赤字決算。

インテルが右と言えば右。という時代を私は知っているだけに、この世に永続的に続く企業などない、と改めて思った。

【経営】ホンダと日産の経営統合の話が出る【ホンダによる日産の救済?】

【経営】ホンダと日産の経営統合の話が出る【ホンダによる日産の救済?】

ホンダ・日産の経営統合。まえからうわさにはなっていたけど、ホンダにメリットあるのかな。。。

早速、12月18日の朝
ホンダ株値下がり
1,261前日比-22.5(-1.75%)
日産株価、買い気配

そりゃそうですよね、、、
日産は11月にこんなニュースが流れたばかり。

ホンダの決断やいかに。

【参謀】意外な優位性の発見1ー自社の商品を買ってくれた顧客に買った理由を聞くー

【参謀】意外な優位性の発見1ー自社の商品を買ってくれた顧客に買った理由を聞くー

自社のことを知るのに、買ってくれなかった顧客に聞くことはわりとするのに、買ってくれた人に聞くことをする事は意外とされてないと思います。

そこでオススメなのは、買ってくれた人にその理由を聞くことです。

よく自社の強みは?ということを自分達自身で考えますが顧客は意外な理由で商品を買ってくれています。特に決まった場所にあるお店の場合は重要です。口コミとかはすぐに思い付きますが、、。

1。利便性

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【参謀】講演(プレゼン)資料は自分で作る【人前で講演する際に大事な5つのことのうちの1つ】

【参謀】講演(プレゼン)資料は自分で作る【人前で講演する際に大事な5つのことのうちの1つ】

以前、こんな記事を書きました↓

今回は、講演資料は自分で作る。です。
当たり前と思われるかたもいらっしゃるかも知れませんが、意外と業務効率のためにどこからか資料を引っ張って来ることはあるもの。それが悪いことではなく、その場合でも一工夫ほしいところです。

1。ゼロから資料を作る場合
もちろん本記事のお題通りです。
この効果は、
・講演するのが自分自身なので話全体が頭に入っていて話がスムーズにでき

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【参謀・講演・覚書】人前で講演する際に大事な5つのこと。1資料は自分で作る。2練習は口に出してするだけが練習ではない。3講演を録音して後から自分で聞く。4講演開始直後には、いきなり本題には入らず、今日のあらすじと○○を話すと効果的。5講演中は聴衆の方を見ながら。詳細は後日。

【参謀】良い結果が出た取り組みの共有は言うほど簡単じゃない3「共有を促進する仕組みがあるか?」と【まとめ】

【参謀】良い結果が出た取り組みの共有は言うほど簡単じゃない3「共有を促進する仕組みがあるか?」と【まとめ】

前回は以下のような記事を書きました。↓
「問題意識からの仮説を大事にする組織かどうか」

3。今回は、共有を促進する仕組みがあるかどうか?

通常、独自の良い取り組みというのは、問題意識→仮説→実行も含めてかなりの労力をかけてしたものであることが多いです。

その場合、「こんな苦労したものをあっさり他人に共有することはしたくない」というのは自然な感情です。その感情を否定したり押さえ込んだりするので

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【参謀】良い結果が出た取り組みの共有は言うほど簡単じゃない2「問題意識からの仮説を大事にする組織かどうか」

【参謀】良い結果が出た取り組みの共有は言うほど簡単じゃない2「問題意識からの仮説を大事にする組織かどうか」

よい結果が出た取り組みの共有は、単に取り組みだけではだめで、一連の取り組みを考え付くプロセス全体を共有する必要がある、という記事を以前書きました↓

今回はその前提条件明らかにしたいと思います。それは「問題意識からの仮説を大事にする組織かどうか」です。

よくあるのはとにかく結果を出したいがゆえに、真似だけを推奨すること。しかしその豊作が本当に違う場所でも活きるかどうかは、その方策が前提としてる条

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【参謀】良い結果が出た取り組みの共有は言うほど簡単じゃない1。「重要なのは取り組みを考えてから結果の振り返りまでのプロセス全体の共有」

【参謀】良い結果が出た取り組みの共有は言うほど簡単じゃない1。「重要なのは取り組みを考えてから結果の振り返りまでのプロセス全体の共有」

まだ今の会社で超末端弱小支店長(苦笑)だった時、属している支店グループ群の会議で、ひたすら「何をどう考えて(必死に)取り組んで成果を出したかを隠さずに発表してました。」一年半後ぐらいに、それを真似するところが出て来て部全体が良くなっていきました。

ここで重要なのはその取り組みを実施してみようと考えるに至った
1。問題意識
2。考えたこと=仮説
3。実行
4。実行したことを受けての結果をどう捉えた

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【参謀】部下がミスをした時どう考えるべきか。ー教えることと仕組み作りと【真の原因を考える】

【参謀】部下がミスをした時どう考えるべきか。ー教えることと仕組み作りと【真の原因を考える】

叱るというよりは、
ミスや失敗の原因の多くが
1。仕組み作りが徹底してはできていないこと(ダブルチェックも含む)
2。マニュアル化されてないこと
3。社員教育が不足しているこちらに非があること
の三点であることが多いのでしっかり考えたいですよね。ミスの真の原因を。

結局そこをしっかり考えて仮説でも良いので対策をし、次に備える(いわゆるそれを仕組み化と呼ぶのかもしれませんが)ことでミスの少ない職場

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