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再発 | 希死念慮

幸先の悪いタイトルで、2年前ぐらいに書いていた自分のnoteの記事を思い出したりする。昨年から今年に入ってから、あちこちと出掛けられていた気もするのだが、本来僕は家に一人で引きこもって、鬱々と天井を見上げるのが関の山だ。

寝たきりの期間が長くなり、筋肉もほとんど落ちてしまった。なにしろ体力が恐ろしく失せてしまった。何かひとつでもやり遂げたら、そのままベッドへダイブ。変に脳が興奮してしまって眠れることもない。

外へ飛び出して、たくさんの人と関われるようになったのは良いことだった。いや、僕はそもそも他人に合わせて生きているから、特段嫌われたり、避けられることもない。あるとしたら、僕が自分でもコントロールできない程の躁状態ぐらいだろう。アイツは僕じゃない。ただの悪魔だ。

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僕がひとりになりたがるのは人間嫌いだからではない。むしろ、人間の温かさに触れ、愚かさに触れ、人間って面白いよなー、と思っている。

気付けばそういう状態になっていて、誰かと会えばその人の今の状況や、体調とか、感情がドッと押し寄せてくる。エンパスってやつだろうか?とにかくそれがキツい。誰にも言ったりしないけど、「君と関わると疲れるんだ」。そんなこと言ったら、君がどんな顔するかなんて分かってる。

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それからというものの、僕はベッドで泥のように眠っている。いつもは希望の船が迎えに来るのに、もうしばらくは来ないだろう。乗っていた筏を自ら壊すような人間を誰が助けようとするのか。

「助けて」と「もう放っておいて」を行き来しながら、今日もなんとか生きた。躁状態の時に作った莫大な借金、ローン、粗末にした身体にまともな精神状態で居られず、絶えず襲ってくる不安と闘っている。

希死念慮と出会ったのは小学生ぐらいだっけ。もう長い付き合いで覚えてもいないけど、「生きてたら良いことある」とか「生きてるだけで丸儲け」みたいな思考回路が全く理解できない。毎日、今日死ぬかもね、って思いながら生きてるよ。

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ただの愚痴のような、まとまりのない記事で申し訳ない。でも、そんな人間が今日も生きてたってことをここに残しておきます。ART-SCHOOLとTHE NOVEMBERSをずっとお守りみたいに聴いてる。こんな人達になりたかった。

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