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「運動しても痩せないのはなぜか」を読んで、「じゃあどうすれば良いか」を考えた話。

「運動しても痩せないのはなぜか」を読んだ。

人類の進化という観点から、運動だけでは痩せられない理由、それでもなお運動が大切な理由をわかりやすく解説してくれていて、モチベーションが上がった。

人間の身体はうまくできている。
運動でカロリーを消費すると、他の部分で調整を自動的にかけて消費カロリーを抑制する。つまり、いくら運動でカロリーを削ろうとも、消費カロリーの総量を大幅に上げることはできない。

じゃあどうすれば良いかというと、摂取するものを考える。
つまりは食事だ。

摂取カロリーが消費カロリーよりも少なければ理論上は痩せていくわけで。
ただ、ここにも落とし穴がある。
人間の食欲はコントロールできない。
全ては「脳」が司っている。
ケーキを食べてしまうのは、あなたの意志が弱いからじゃない。
脳が動物としての本能で、カロリーを摂取しているのだ。

この脳にアプローチするのが、他でもない「運動」だ。
運動は肉体的にはもちろん、脳に好影響を与えて私たちの人生を豊かにしてくれる。
トレーニングをしている人なら体験があるかと思うか、しっかりとトレーニングをしている時ほど、食欲は不思議と暴走しない。
リカバリーに必要な栄養素を、脳が冷静に選別してくれる。

私の考えをまとめる。
大切なことは、当たり前だが、「適度な」運動と食事管理だ。
どちらも極端になってしまうと、脳への悪影響で人間本来の流れから逸脱してしまう。そして無気力であり暴食であり、自己嫌悪につながる。

まずはできる範囲から、運動を始めるのが良いと考える。
運動が脳に良い影響を与え、自然と食事もクリーンなものへと整っていく。
体の調子が良くなり、徐々にトレーニングの質と量が高まっていき、楽しくなる。
そしてあなたの身体は、少しずつ美しくなっていく。

私たちはどこまでいっても人間だ。
スマホを手にしていても、狩猟採集を行なって生きてきたあの頃と何も変わっちゃいない。

よく動き、よく食べる。
人間らしくシンプルに生きることが、素晴らしい肉体を手に入れる近道なのだと信じている。

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