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肥らない生き方
現在、私の身長は170㎝、体重は58㎏程度。成人男性の平均よりも少し瘦せています。この状態で数年維持されています。昔から痩せていたわけではありません。何なら肥っていた時期の方が長いかもしれません。これを言うと皆驚かれますが事実です。幼少期より母は、自分が幼い頃、満足に食べさせてもらえなかった経験から我が子にはそういう思いをさせたくないと、沢山ご飯を食べさせてくれました。その結果、就職して家を出るまでの間、肥満として過ごしていましたが、当時はあまり気にもしていませんでしたし、痩せる方法も当時はインターネットもあまり普及していなかったので、判りませんでした。ただ、母が作ってくれた沢山のご飯を食べていました。
就職してから同僚に肥満体をイジられるようになり、そこで自分の体と向き合う事を決意しました。この時はまだ、食事についての知識があまりなく、とにかく運動、体を鍛えるという方法でダイエットを試みました。結果的に80kgから68kg、筋肉も逞しく体脂肪も15%以下になり、もうデブではなくなりました。トレーニングも続けていました。
しかし、数年すると気が緩みトレーニングも疎かになると、また、肥り始めました。そして、また、ダイエット。今度は食事にも少しだけ気をつけてみました。野菜はあまり好きではありませんでしたが、スムージーを飲んだりベジファーストを心掛けました。運動はあまり好きではありませんでしたが、毎日頑張りました。なんとか元の体型に戻せましたが、こういった事を繰り返していました。
35歳になった時、ふと鏡で自分の顔を見て、老けたなぁ〜としみじみ思いました。仕方ないと思う気持ちを何とかしなきゃという気持ちが上回りました。
それから、アンチエイジングの探求が始まりました。
当時、それほど肥ってはいませんでしたが、食生活は偏食気味な事もあり、改善の余地がありました。まずは朝食に食べる菓子パン。子供の頃からずっと続けていた習慣です。朝の楽しみのひとつだったのですが、思い切って辞めてみる事にしました。その頃はだいぶ、食に関する知識も増えていました。賛否あると思いますがパン、ましてや菓子パンともなると体に良いとは思えませんでした。
朝はブラックコーヒー一杯だけ。最初は辛かったです。パン大好きでしたから。けど、すぐに慣れました。そして、体調も良くなりました。
それから、食品添加物なんかも気にするようになりました。スーパーのお惣菜、コンビニ弁当、色々調べるとこれでもかというくらい沢山の添加物が使われている事がわかりましたし、危険性についても調べました。そのため、なるべく自炊するようにしました。今、思えば少し考え過ぎだったかもしれません。
食べ順についても、野菜、肉や魚、炭水化物という流れを守りました。
運動についてはそれほど、厳しいトレーニングはしていませんでしたが、何かしらの運動は10分程度していたと思います。
そういった効果もあり、体型も体調も良くなり、見た目も年齢よりは少し若く見られるようになりました。
そして、暫くして一時期話題にもなった16時間断食に出会いました。
これが効果抜群でした。
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