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💐平和への祈りのペーパーアート(アート10)+随筆!


8月15日は終戦記念日ということで、『平和への祈り』のペーパーアートを制作してみました。
長期間かかったため、4日遅れですが……。
努力しました……。


斬新な随筆も執筆しました。
どうぞ。

『終戦記念日』

八月十五日。
終戦記念日。この日が来るたびに、私たちは歴史の波間に浮かぶ小さな舟のように、過去と現在の狭間を漂う感覚を覚えます。しかし、この日は単なる「記念日」以上のものであり、実は時間の流れが少しだけ軌道を変える瞬間でもあります。

戦争の終わり、それは一つの時代が静かに幕を下ろす瞬間でした。けれども、終戦記念日は、ただの「終わり」を記す日ではなく、新たな物語の始まりを告げるページのようなものです。過去の悲劇を背負いながらも、私たちはその中から未来への道筋を見つけ出すのです。

思い出してください。この日は空がいつもより少し高く、広く感じられるのではないでしょうか? 空気が静かに澄んでいるその瞬間、私たちは目には見えない歴史の糸を感じるのです。それは、遠い昔から続く物語の一部であり、同時に未来への橋渡しでもあります。

終戦記念日とは、私たちが「今」をどのように生き、そして未来をどのように紡いでいくかを問う日でもあります。過去の重みを背負いながら、しかしその重さに圧倒されることなく、むしろそれを力に変える一日。この日は、私たちが新しい物語を創り出す瞬間なのです。

街角の石碑や記念碑、それに添えられた花束。それらは過去を静かに語りながらも、未来への希望を映し出す鏡のようです。戦争の終わりを記憶しつつ、私たちは未来を見つめる。終戦記念日は、ただの過去の象徴ではなく、未来への平和の約束のようなものなのです。

結局のところ、終戦記念日とは、私たちの中にある未来への可能性を目覚めさせる日です。過去の傷を癒しながら、同時に新たな希望を見出す日。そんな一日を、私たちはどう過ごすべきかを静かに考えることが、この記念日の本当の意味なのかもしれません。






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ポエムニスト・ノアキ(ノアキ光)
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