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【第二報】投稿連作川柳アンソロジー誌『川柳EXPO 2025』のお知らせ

更新履歴:2024/11/09 第二報

2024/11/01 特報(第一報)


川柳連作の投稿を募集し、投稿作品を掲載するアンソロジー誌『川柳EXPO 2025』をはじめます。

※こちらの記事は『川柳EXPO 2025』についての情報です。『川柳EXPO』『川柳EXPO 2024』については、それぞれリンクの内容をご確認下さい。


1.企画の背景

2023年に始まった『川柳EXPO』は、2024年春に『川柳EXPO 2024』としてパワーアップし、(私も含めると)68名、1,360句が集まりました。

川柳を嗜まれる方々の間で、(少しずつですが)広がってきている感触はありますし、他詩型(短歌、俳句、現代詩等)の方々にも、「おや? 川柳で何かやってるらしいな」くらいには伝わっているように思います。

文芸の世界は繋がっているので、そういうこともあるだろうと思うのですが、一方で、前回も書きましたが、世間一般から見ると「コップの中の嵐」であることには変わりありません。

そして、時々、訊かれるのです。
「何のために(そんなこと)やってるんですか?」と。

正直に言うと、自分以外の誰かの活動に対して、私もそんな風に思っていた時期がありました。
まだ「タイパ」や「コスパ」といった言葉のない時代でしたが、何事も合理的に、効率的にと、そればかりを追求して、そうすることだけが「正解」だと思い込んでいた頃があったのです。
(今思うと、何の「正解」だと思っていたんでしょうね?(笑))

歳を重ねていく中で、やっぱりそれが全てではないよなぁ…と我に返り、そういう世界とは少しずつ、適切な距離を保つようになっていったのですが、ふと周りを見渡すと、学生時代以来すっかり忘れていた「表現の世界」を、自分の中に再発見することになります。

「あぁ、そういえば、夢中で何か書いたり、作ったりしてたな」

その感覚を思い出しつつ、今の自分に合っている表現として、いろいろ試した結果、たまたま川柳にたどり着いた…私のケースで言えば、そんなところでしょうか。

そして、先程の問いに戻ると、私が「何のためにそんなこと(=川柳を嗜むことや『川柳EXPO』を作ること)をやっているのか」ですが、答えは単純で、「やりたいから」です。
何かのためではありません。自分が「やりたいから」なのです。

好きだから、そうすることが楽しいからやっている…それ以上でも、以下でもありません。

好きになるのに理由は必要ですか?
楽しむのに理由は必要ですか?

「人間は油断をすると、すぐ真面目になってしまう」(渡辺隆夫)

週刊「川柳時評」渡辺隆夫とキャラクター川柳

やりたいからやっている…

そんな『川柳EXPO』でよろしければ、是非、ご一緒にいかがですか?


2.投稿連作川柳作品募集要項

投稿資格:プロ、アマ問いません。キャリアも問いません。どなたでもOKです。

参加費:無料(ただし、書籍化して販売させていただきます。なお、投稿いただいた皆様にはpdf版を無償配布予定です)。

投稿作品:未発表の20句からなる川柳連作・群作1篇(必ずタイトルを付けて下さい)。

投稿に関する注意事項:
・投稿は1篇に限ります。
・(基本的には全て掲載する予定ですが)一応、選を受けます。
・内容に不備がある、連絡が取れない、著作権侵害の恐れがある等で、掲載を見送らせていただく場合があります。ご了承下さい。
・投稿作品は既発表扱いとなります。
・基本的には投稿いただいた内容をそのまま掲載いたします(多少の校正が入る可能性はありますが、誤字脱字にはご注意下さい)。
・著作権は作者に帰属しますが、投稿時点で本アンソロジーに掲載されて販売されることを承諾したものとみなします。
・原稿料、印税は発生しません。
・投稿フォームに記載のルールにしたがって投稿して下さい。
・投稿フォームにご記入いただいた連絡先情報は、本アンソロジーのやりとり以外に使用いたしません。

募集締め切り:2025/01/31 23:59(予定)

投稿方法:後日、投稿フォームを公開予定です。しばらくお待ち下さい。

※大変申し訳無いのですが、投稿フォームの仕様上、入力できない特殊な文字、レイアウト等はご容赦願います。また、フォームは横書きですが、掲載は縦書きになります。その点を考慮して、投稿願います。

※出来るだけスムーズな運営を心がけますが、不備などがある場合はX(旧twitter)等でご指摘いただけると幸いです。


3.投稿連作川柳アンソロジー誌『川柳EXPO 2025』概要

仕様:A5判 縦書き ペーパーバック
刊行予定時期:2025年4月の刊行を目指します。
※体裁のイメージは、前作『川柳EXPO 2024』をご参照下さい。尚、Amazon以外でも、こちらの書店様にて取り扱いいただいております。

基本的には投稿作品を中心に構成する予定ですが、現時点で応募数が読めないため、投稿数に応じて、紙面構成は変わる可能性があります。
なお、一部、"これまでとは異なる趣向"を凝らす予定です(近日公開予定)。
『川柳EXPO 2025』は2冊に分け、2冊同時発売という形をとりたいと思います。(2024/11/09追記)

また、(全作品は難しいと思いますが)今回も投稿作品についての選評を予定しておりますが、選評担当の方は変わる予定です(調整中)。
調整完了次第、公表させていただきますので、今しばらくお待ち下さい。

今回、2冊に分けることに伴い、選評担当の方もそれぞれ別の方にお願いすることとなりました。
詳細につきましては、今しばらくお待ち下さい。(2024/11/09追記)


4.よくある質問

※基本的には、前作『川柳EXPO 2024』を踏襲する予定です。体裁のイメージは、そちらをご参照下さい。尚、Amazon以外でも、こちらの書店様にて取り扱いいただいております。

Q1:普段使っている筆名と異なる筆名で投稿しても問題ないでしょうか?
A1:はい、問題ありません。投稿いただいた筆名での掲載となります。

Q2:ツイートした句でも良いのでしょうか?
A2:「未発表の20句」でお願いします。

Q3:一行の文字数制限は?
A3:一句あたり最大でも全角で20文字と想定しています(それ以上になった場合、レイアウト調整上、改行が入ったり縮小されるなどの可能性もあります)。

Q4:「全角◯文字」とありますが、全部半角や半角混じりでも問題ありませんか?
A4:はい、問題ありません。その場合、全角1文字=半角2文字換算でお願いします。

Q5:長律句や多行はどのような扱いになるのでしょうか?
A5:紙幅は出来るだけ平等にしたいので、今回はご容赦いただけると幸いです(句数次第では、検討させていただきます)。

Q6:20句に満たない連作でも投稿可能ですか?
A6:今回は「未発表の20句からなる川柳連作・群作1篇」という条件ですので、20句でお願いいたします。

Q7:作品タイトルは必ず必要ですか?
A7:作品タイトルはフォーム上、必須の質問にさせていただいているので、何らかの入力がないと投稿できないのですが、どうしてもタイトルをつけたくない場合は「無題」でお願いします(その場合、作品タイトル「無題」として掲載されます)。

Q8:縦書きでも、半角英語は横に寝かせて表示してほしいのですが可能でしょうか?
A8:既発売の『川柳EXPO』同様、半角英語は縦書きの中で横に寝かせた形になるのでご安心下さい。

Q9:発売前に校正・確認は可能でしょうか?
A9:基本的には投稿いただいた内容をそのまま掲載いたします。制作段階で個別に校正は行っておりません。ただ、誤字脱字が疑われる場合、意図通りではない表記が疑われる場合、投稿に関する注意事項を大幅に逸脱している場合などに確認をとらせていただく可能性はあります。
(制作終了後、投稿者全員にpdf版を進呈しますが、その時点でミスなどがあった場合は、修正の上、それを書籍版の初稿とさせていただいております)


※今後、追加情報があった場合、このページを更新していきます。

皆様、何卒よろしくお願いいたします!


まつりぺきん

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