豊かな人間であるために。
記事画像は、https://cuty.jp/45650より引用しています。
豊かさの定義
とあるので、「豊かであるという事は、満ち足りた状態である」と定義して考えます。では次に「何が」満ち足りた状態なのかという事を考えていきます。
豊かさを考える4つの切り口
①肉体的な豊かさ
②精神的な豊かさ
③経済的な豊かさ
④時間的な豊かさ
①肉体的な豊かさ
体力が余りあるほどあり、行きたいところに行けて、走りたい時に走れて、起きておきたい時に起きていられる状態と考えましょう。
②精神的な豊かさ
精神的に満ち足りているとは、どういう状態でしょうか。心にゆとりがあり、落ち着いていて、現状に満足していて、未来にも不安がないという状態といったところでしょうか。
③経済的な豊かさ
これは、比較的想像しやすいですね。有り余るほどお金があり、欲しいもの・必要なものが全て揃っていて経済的に何不自由なく生活している状態といったところでしょう。
④時間的な豊かさ
余命という観点では、健康に問題なくこの先十分な時間生きていけるという状態。1日単位で切り取ると、仕事や学校などに追われておらず、それ以外に自分が費やしたい時間を十分に確保出来ているという事も重要な要素かもしれません。
さて、ここで考えなければいけないのは、これら4つのバランスです。これら4つを全てクリアする事は想像以上に難しいはずです。
そこで、一般的な「青年、社会人、老人」をイメージします。それぞれのグループでバラツキはあるものの、大きく分けると以下のようになるのではないでしょうか。ただしここでの時間は、余命ではなく1日単位で考えます。
◆青年 :肉体○ 精神○ お金× 時間△
◆社会人:肉体○ 精神△ お金○ 時間×
◆老人 :肉体× 精神○ お金△ 時間○
何かが満たされると何かがなくなる。ここから、さらに社会人だけどお金がなかったり、若くして病気をしてしまって肉体的に問題があったりと、個々の事情を考えると、いかに4つ全てクリアする事が難しいかが分かります。
4つの切り口で豊かさを満たす為に
では、いかにして4つ全てをクリアするのか。難問です。まず、全てのベースがどこにあるのかを考えます。勝手に想像しやすいように青年、社会人、老人に⚪︎△×を付けましたが、全てのベースは時間ではないでしょうか。
肉体的、経済的な豊かさはその時間を使って、トレーニングをしたり、経済活動をする事で生み出すもの。生まれた時から時間がない人はいないはずで、いつのまにか、特に経済活動の部分で時間が無くなっていると錯覚しているだけです。
そして、肉体的・経済的に豊かになり、かつ時間のコントロールをする事で時間的な豊かさを確保する。それら3つが揃って初めて、本当の意味で精神的な豊かさが手に入ると考える事ができます。
だとすれば、我々が考える事はシンプルになってきます。「いかにして、与えられた時間を肉体的・経済的豊かさに変換できるか」です。
砂時計、落ちていく砂を何に替えるか
人生を砂時計に例えると、時間は砂のように絶え間なく下に落ちていきます。しかし、その砂はただ落ちるのではなく、行動次第で何かに変換する事が出来ます。
その時間でスポーツをしても良いですし、学問に費やすことも出来ます。好きな事・得意な事を社会に還元してお金にする事も出来るかもしれません。
その砂を肉体的・経済的に豊かになる事を念頭に置きながら、とにかく「何か」に替え続けられるかが重要です。1秒も砂を止める事は出来ません。とにかく「何か」に砂を替えるべきです。
それが、「豊かな人間になる為の唯一解」だと私は信じています。さぁ、本日も気楽にいきましょう。とにかく砂を何かに替えるために。
では、また。