#18 優しさとは
『優しさは想像力。
相手の気持ちになり切ってどうするのが良いか想像し。
どんな自分のどんな言葉や気持ちが必要か一生懸命に考え。
時にはバカ正直に感情も出して伝え。
時には役者になって照れ笑いもせず言い切る。
明日には今日よりほんの少しでもいい男
いい女になれる様に頭と心で生き描いていく。』
とても好きな言葉。
数年前に参加した、ROCK IN JAPAN FESで
ロックバンド10-FEETのボーカルTAKUMAが発した言葉だ。
本当にその通りだと思うし、
自分もずっと心がけていきたいとも思えた言葉だった。
今後も人生を歩む中で何度も自分を救ってくれるだろう。
優しさって何だろう?
TAKUMAの言葉も一つの正解。
優しさは、
与えてもらえた側はずっとそれが心に浸透して残るもの。
気づいてくれる優しさ。
あえてスルーしてくれる優しさ。
仲間に入れてくれる優しさ。
ツッコんでくれる優しさ。
叱ってくれる優しさ。
優しさには色々な種類があり、
どれも与えてくれた人・エピソードのことを
受け取った側は割と鮮明に覚えている。
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『やさしいって頭がいいってことでしょ?
頭がいいっていうのは、やさしいっていうこと』
これはドラマ「大豆田とわ子と3人の元夫」で大豆田とわ子が元夫の八作に言った言葉。
坂本裕二脚本は、こーゆー言葉を不意にポンっと投げ込んでくるから恐ろしい。
なんか色んな意味にもとれて、面白いフレーズだ。
頭がいい人は、その場の空気感を掴むのも上手な人が多い。
自分が今どう行動するべきか?
どんな言葉を選び、どのタイミングで投げかけるべきか?
を瞬時につかみ、行動することができる。
これも優しさ。
しかし、優しさは時に人を傷つけることもある。
劇中で八作は、
『やさしさで人に壁つくる人怖い』
『その人がやさしいのは、やさしくしておけば面倒くさくないからなんだよ』
と痛いところを突かれてしまう。
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私も幼少期から「優しいね!」と言ってもらえることが、有難いことに多かった。
自己分析によると、それは私が“全肯定姿勢”でいることが理由だと思う。
自分にはコンプレックスや欠点が多いので、ほとんどの人に対してリスペクトがある。
自分より優れている点を見つけるのは得意だし好きだ。
だから否定から入ることはしないし、否定から入る人は大嫌いだ。
とはいえ自分も時に否定してしまったり、
それによって相手を傷つけてしまったと、後で反省することもあるが。。
優しさだと思っていた行動・言葉が、
相手に対して不快感・ショックを与えてしまったかも、と後で一人反省することもある。(八作ほどダイレクトに言われたことは無いが・・・)
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世の中嫌なことが多い。
本当に多い。
さらに、コロナの馬鹿野郎のせいで、
幸せを見つける感度が低下している。
優しさは、幸せを見つけてもくれる。
優しさは心を明るくする。
心が明るいから、幸せへの感性が鋭くなる。
その感性の鋭さで幸せを容易に発見できるから、
心がまた明るくなる。
この正の循環を繰り返していきたい。
幸福になるには、
優しさを与え続け、
優しさを受け続けることが重要なのだと思う。
p.s. スピッツのオンラインライブを観て、
「優しいあの子」のあの子って誰だろう?と考えながら書きました。
2021.10.16 nakadai
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