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【簡単なメモと本の紹介】本を読むのはいいこと?/何をどのように読めば?/そもそも「本を読んだ」とは?/読書についてのおすすめの本について


今回は多くの読書家に支持さている「本について書かれた」不朽の古典から、現代が誇る知の怪物の読書術までをご紹介します。
これから本を読む方全員におすすめできる、本を読むならこれらを読まなければ損な「本について書かれたのおすすめの本」ベスト3です。


佐藤優『読書の技法』

・読んだ本を仕事や日常にすぐに生かしたい。
・何をどのように読めばいいのかわからない。
・他の速読本を読んだが全く役に立たなかった。

という方に。そして、本を読むすべての人に間違いなくおすすめできるのが実践的で具体的な本書。読書本を買おうと思ったら、まず最初に買って間違いがないでしょう。



ピエール・バイヤール『読んでいない本について堂々と語る方法』

本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいないほうがいいくらいだ……                ピエール・バイヤール

・これから大学で勉強を始める。
・割と読むほうだが、整理術が分からない。
・そもそもどこまで読んだら「本を読んだ」と言えるのか疑問。

という方、そして本を愛するすべての人におすすめできるのが異彩を放つ読書術を綴る本書。

なんだこのタイトルは、著者は何を言っているんだと思い、センスの光る言葉を追ううちに答えが浮かび上がってきます。大学の教授として本のコメントをしてほしいと長年迫られて困っていた著者が達した結論。つまり読んだ本、本と本の関係について整理する読書術を我々は著者の苦悩をスキップして手に入れられるというわけです。



ショーペンハウアー『読書について』

・本屋に平積みされた “ベストセラー本” にもやもやするする
・「本を読むのはいいことだ」←は?
・実践的な読書術はもういいから本を読むということがそもそもどういうことなのか一旦立ち止まって考えたい。

という方におすすめ。

読書というのは、他人が頭のなかで走り回るようなものだ。
本を読むとは、自分の頭ではなく、他人の頭で考えることだ。たえず本を読んでいると、他人の考えがどんどん流れ込んでくる
                        ショーペンハウアー

最後にご紹介するのは、読書への辛辣な箴言が次から次へと飛び出してくる不朽古典、ショーペンハウアーの『読書について』。情報に溢れかえる現代人が忘れがちな読書について、情報についての向き合い方を改めてぶん投げてくる良書です。新訳は、古典ながらも平易な表現でサクサク読める毒舌エンターテイメント。読書に対するイライラはここで晴らしましょう。Amazonの「Kindle Unlimited」に含まれています。




今回は「本について書かれたのおすすめの本」ベスト3についてご紹介しました。どれも読書について考え抜かれて良書ですので、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。


参考


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