『べしゃり暮らし』の駿河太郎
まず、劇団ひとりの演出力は本物である。映画『晴天の霹靂』の出来の良さは、爆笑問題の太田が「芸人監督の中で抜きんでている」と絶賛したように、職業監督の演出作品にも引けを取らないレベルだったが、ただ、彼がどこまで実際演出したのか? 現場を掌握したのか?をうかがい知れなかったので、まだ信用しきれなかった。っが、低予算の深夜ドラマのシリーズという悪条件でも、これだけのクオリティの作品を演出できる劇団ひとりは、監督として本物だ。もっともっと作品を作って欲しい。くだらないバラエティに時間