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雑記

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書き残したいことを書き残したいように、雑記的な。
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2018年6月の記事一覧

想いはあれど、それに意味が宿ることなど滅多にないだろう。

想いはあれど、それに意味が宿ることなど滅多にないだろう。

想いは主観的であるが
意味は客観的である。

客観的なことを見つめることは、簡単なように見えて難しい。
皆は大抵、擬である。

人は主観にとらわれる。自らという枠から逃れることはたやすくない。

だからこそ、多様であり、
たからこそ、おもしろいのである。

死について考えているようで、実は死後について考えている

死について考えているようで、実は死後について考えている

「死ぬとはどういうことか」と考えるのはすごく面白い。

この問いに答えはない。答えを認識する主体が存在しないからだ。

答えがない問いに立ち向かうのは時間の無駄だと嘆かれるだろうか。しかし人の営みなど無駄ばかりである。無駄じゃないことなどどれほどあるだろうか。

南直哉さんの本にこのような記述がある。

「友よ。そのとき君は大人にたずねただろう。死ぬとはどういうことか。死とは何か。すると大人は答え

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short trip KYOTO 京都小旅行

「今日の暮らしを写す」というコンセプトのもと、動画作成をはじめました。
初めて作成した動画なので、至らぬ点も多々あるけれど、これから、京都のいろんな地域を取り上げていければいいなと思っています!

度重なる中で

度重なる中で

日常は度重なる、度重なる中でしか、日常は日常たりえない。

重ならなければ、特殊である。

日常は、元来繰り返しをはらんでいる。

特殊は度重なる、度重なって、日常へと終着する。

日常が日常でなくなれば、日常は去っていくのだ。

気づかぬうちにやってきて、気づかぬうちに去っていく。

私は、日常のこの壊れやすさを、愛してやまない。

2018.6.28  
冷めめきった掘りごたつの中でそう確信し

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「社会人三年目です」と彼は言った。

「社会人三年目です」と彼は言った。

「社会人3年目です」と彼は言った。

不思議な感覚を覚えたのはきっとこの時だと思う。

彼はこう続けた。

「社会人になると学生の頃よりいろいろ大変なことが多くて。」

きっと「会社員」のことだろうと思う。そういった文脈でこの言葉はいつも用いられるから。

「学生」と「社会人」

就職活動などで用いられるこの区別に、なんとなく違和感を覚える。

「社会人」ってなんだ?

この違和感ってなんだろう。

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夏はやっぱりサマーウォーズでしょ。

夏はやっぱりサマーウォーズでしょ。

素敵なタグを見つけてしまった。
#夏に見たい映画

だそうだ。こんなもの書かないわけにはいられないとばかりにキーを叩いている。

僕が一押しの映画は、『サマーウォーズ』である。

内容はこんな感じ。

主人公はちょっと弱気で人付き合いも苦手な、17才の理系少年。
高校2年の夏休み、天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、憧れの先輩、夏希にアルバイトを頼まれる。二人が辿りついた先は、長

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「文章をうまく綴れない」と頭を抱えていたいつかの君へ送る

「文章をうまく綴れない」と頭を抱えていたいつかの君へ送る

言葉をうまく綴れない。

これが僕が長年抱えてきた悩みであり、ある程度文章を書ける(と自認する)今ですら抱えている課題である。

世の中にはいろいろの教本があって、様々なことを教えてくれたがどれも僕の助けにはならなかった。それらの本に書かれている文章には、感情が欠落している。そんな風に僕は感じていた。

そんな僕でも、昔から読む方に関しては誰にも負けないと自負していた。誰よりも本を読み、誰よりもそ

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バカヤローと叫べるか。

バカヤローと叫べるか。

「バカヤロー」と叫べるかは、個人的には面白い指標だと思っている。

バカヤローと叫べる人は大概、コミュニケーションにおいて円滑である。
逆の人はいわゆるコミュ障だろう。

議論の展開がいささか乱暴ではあるが、僕は最近そのように感じている。

え、なんで?とか思ってしまっては、コミュニケーションに支障をきたす。

会話は概して、リズムである。いかにリズムを刻むのかが、会話だとするなら

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