最近の記事

#14 批判する側から批判される側へと

社会人になって3年目。 少しずつ仕事も慣れてきている。一人前になれてきているかなと勘違いしてしまうこともあるが、そういう時に限ってミスをして、頭を叩かれる。 最近、労働組合の役職にも就いた。全く勝手が分からないまま引き受けたが、これから学んでいこうと思う。この社会を、まだ僕は知らなさすぎるから。 ポーカーフェイスだからか、周りからは「落ち着きがある」と言われ、物怖じしないと勘違いされるのだが、実際は緊張しがちで、あがり症で、臆病者である。そんな僕が少しずつ責任を負っていくこ

    • #13 土砂降りの雨であっても

      ある日、お付き合いをしていた方とお祭りに行った。 電車で約3時間ほどの場所で、2日間にわたって行われる「ひたちなか祭り」。第30回という節目ということもあり、非常に賑わっている様子であった。浴衣姿の人も多く、地域全体で盛り上げているお祭りという雰囲気が感じられた。花火やドローンショーといったイベントも企画されていた。 しかし、雨が降ってきた。 最初はポツポツと。それから急に激しく降ってきて、降り続いた。傘をさしても足りないほどの大雨であった。道を歩くのに、水たまりを避けるこ

      • #12 この世界に向かって叫ぶ覚悟

        僕は以前、大学でアニメーションを学んでいる友人に声をかけられて、卒業制作のアニメーションの音楽を担当したことがあった。 作曲はしたことがあった。音楽は基本的に独学で学んできたため、「これは正しい音楽か?」という疑問とともに成長したようなものだ。 卒業制作といえど、4分間の短編アニメーション。しかし、その絵をすべて一人で描くのだからすごい。根気との勝負だろう。 しかし、絵に集中しすぎていたせいか、音楽にまで十分に手が回らず、結局仲の良い私にその話が回ってきたということだっ

        • #11 人見知りは現代病なのかもしれない

          私は旅行というものをしてこなかった。そういう習慣がなかったからかもしれない。 初めて旅行しようと思ったのは、大学生になって、2ヶ月という膨大な期間の夏休みを有意義に使おうと思ったのがきっかけだった。一人で沖縄に行き、1週間弱過ごした。 初めての一人旅。実際は現地の大学のプログラムにも参加したりして、孤独な時間は多くはなかったが、多くを学んだ。 それは、自分の知らなかった自分が、一人旅で出てくることだった。言わば、自分を縛る周りからの目、評価などはなく、何にでもなれるとい

          #10 「大学生はどうあるべき?」

          「大学ですべきことは?」 このような質問に、就活を意識してからたくさん周りから聞くようになった。 さて、どうあるべきなのだろうか? 私は以前、ウェブメディアのライターを経験したこともあるのだが、 実はネットにはこのような記事が溢れている。 「デートで失敗しないための〇〇!」「絶対合格するための秘訣とは??」「大学入学してからすべきこと」 読者を惹きつけるために、このような記事を書きたくなってしまう理由は理解できるが、これは明らかな「誇張」だ。タメになる情報は多いか

          #10 「大学生はどうあるべき?」

          #9 福祉園で職場体験した時の話。

          興味のない分野に放り込まれて、むしろ得をした気分になったことがあるだろうか? 世の中、思い通りにいかないことが多いけれど、それが決して悪い結果なのかというと別の話だと思う。 僕の、中学校の職業体験が、そうだった。 好んで行ったわけではなかった。本当はスポーツ専門店とか、そういう「カッコいい」職場にしたかった。けれども、先生にその旨を伝えた結果、なぜか福祉園になってしまったのだ。しかも僕だけ。 福祉園はどういうところか、さえ知らなかった。地元にあったのにも関わらず、初め

          #9 福祉園で職場体験した時の話。

          #8 「浪人生に、人権はない。」の意味

          僕は2浪した際に、非常に同意した言葉があった。 それは「浪人生に、人権はない。」という言葉だ。 浪人をしていないという人には、この言葉の意味をすぐ理解することはできないかもしれない。僕もかつては「人権ないは言い過ぎでしょ」と思っていた。 この言葉を僕なりに紐解くと、 ここでの「人権」というのは、「生活においての選択肢の多さ、そして選択できる自由さ」である。つまりは、浪人生にはそれがないというのである。 例えば、浪人生は遊ぶ権利はない。(と信じてしまうのである) な

          #8 「浪人生に、人権はない。」の意味

          #7 決勝戦から参加した大会で…

          僕は極度のあがり症なんだけれども、一度だけ心の底から勇気を出して人前に出ようとした時があった。 高校生のとき、「シンポジウム部」という、まぁのんびりと時事問題について話す部活の副部長をしていた。それほど部員は多くなかった。 期末テスト期間の真っ最中、部活動の顧問から呼ばれた。「言葉の祭典というディベートの大会があるんだが、そこに参加してほしいと言われた」 大会側からの要請だったようだ。 話を聞くと、とっくに言葉の祭典の大会は始まっており、決勝戦まで進んでいた。けれども

          #7 決勝戦から参加した大会で…

          #6 愛情を感じる5つのタイプ

          主に男女の関係において、「どのように愛情を感じるか」という5つのタイプがあるということを、かつてアメリカから来た友人に教えてもらった。 あくまで記憶だが、 ①深い時間 ②物理的に触れること ③贈り物 ④サービス・もてなし ⑤言葉 だったような気がする。 これは「好きな人にしたいこと」と、「好きな人からされたいこと」でも違うケースが多いし、2つ選ぶという人もいた。 みなさんはどうですか?共有してみると、人間それぞれ全然違う生き物なんだということがわかるのではないでしょ

          #6 愛情を感じる5つのタイプ

          #5 神話に取り憑かれる怖さ

          僕の大学では、忙しく勉強している学生がほとんどで、いかにも「人生の夏休み」という生き方をしている人を見たことがない。 期末期間とか、みんな疲れているのがとてもわかる。身体的にも、精神的にも。 そんな中で、陥りやすい神話がある。それが成績至上主義だ。これは不思議なことに、誰からも教えられたわけでないのに、「良くない成績を取ると、将来悪いことが起きる」とか「単位を落としたら絶対ダメ」という脳になってしまうのだ。少なくても、僕がそうなった。 これは、大学生だけに言える話ではな

          #5 神話に取り憑かれる怖さ

          #4 傷つけるのはOK, 害を与えるのはダメ

          人間関係において、僕が気にしているルールがある。 それが「傷つけるのはOK、害を与える関係にならないのであれば」というものだ。これは『境界線』という本から僕が勝手に学んだことであるが、特に断りにくく、根が優しすぎる人にとても役立つ。 例えば、以前、僕は好きでない女の子に告白された時、その勢いや雰囲気もあってOKしてしまった。その時は仕方がないと思っていたのだが、そのまま相手を好きになることもなく、1年経って別れた。 個人的には、もっと早くに別れを切り出すべきだったと思う

          #4 傷つけるのはOK, 害を与えるのはダメ

          #3 自分の感情に責任を持つ

          僕は浪人時代、まぁとてつもなく心を塞ぎ込んでいて、一言でいうと病んでいた。 そんな中でも、周りに病んでることを知られたくなくて、いつも行っていた教会とかはずっと行き続けた。けど、まぁ人に会うのはとても負担だった。 本当に小さなことでイライラしてしまう。 そんな中で出会った本が『境界線』という本だ。 もともと何人かの友人から勧められてはいたが、「いつか読めればいい」というふうに思っていたが、あまりにも勧めてくるので、買って読んだ。 結論から言うと、この本は僕の人間関係

          #3 自分の感情に責任を持つ

          #2 倒れた自転車くん

          今日は、東京では風がビュンビュン吹いています。 自転車で買い物に出かけたのですが、行きはスムーズに進み、走り心地がよかったのですが、帰り道は風に煽られて進めず、ストレスをたくさんもらいました。 こういう日では、自転車が倒れている光景をよく目にします。 僕はあの自転車たちをどうしようかといつも悩みます。 立たせてあげたい。けど、立たせても、また風で倒れてしまう。 もしかして何度も倒れることで、自転車が破損してしまうのでは?と、いろいろ… 自分の自転車が、駐輪場で倒れ

          #2 倒れた自転車くん

          #1 自己紹介

          こんにちは。 こういった発信する側に立つのは、とても緊張しますね。 気まぐれで書いてるので、なんとなく自己紹介から始めます。 僕は都内の大学に通う大学生で、2浪して入学しました。専攻は公共政策です。 自発的に見つけた趣味はあまりありません。ただ、周りから強いられてやらされたピアノや動画編集は、世間から見れば得意とは言えませんが、好きです。 一応、ギターや作曲作詞もできるので、近い将来は自分一人で脚本考えて、撮影も、BGMも、編集も全部したショートムービーを作りたいな

          #1 自己紹介