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#14 批判する側から批判される側へと

社会人になって3年目。
少しずつ仕事も慣れてきている。一人前になれてきているかなと勘違いしてしまうこともあるが、そういう時に限ってミスをして、頭を叩かれる。

最近、労働組合の役職にも就いた。全く勝手が分からないまま引き受けたが、これから学んでいこうと思う。この社会を、まだ僕は知らなさすぎるから。
ポーカーフェイスだからか、周りからは「落ち着きがある」と言われ、物怖じしないと勘違いされるのだが、実際は緊張しがちで、あがり症で、臆病者である。そんな僕が少しずつ責任を負っていくことは、あまり得策ではないと感じる時もある。

これから、僕はどんどん責任を負っていくだろう。職場に対しても、社会に対しても、家庭に対しても。結婚して、子供ができると、僕の判断は僕一人だけのものではなくなる。職場でもそうだ。すでに後輩の教育に対して、大きな責任を感じている。

今までは上の世代に「こうすればいいのに」とか「これが困るんだよね」と、まるで責任転嫁のように愚痴を言ってきたが、これからは違う。僕がそう言われる立場へと進んでいく。
今の日本はダメだとか、もっと経済は、教育はこうであるべきとか、そんな批判を受け止める立場になっていく。そしてそれは、決して悪いことばかりではないと信じている。

今、僕が見ているあらゆる課題のために、自分ができることはないだろうか。そうやって挑戦して、失敗したとしても、いいじゃないか。臆病な僕だけど、失敗に不寛容な未来へと向かっていきたい。
どんなに批判されたって、そういう生き方のほうが絶対に楽しいと思うから。

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