モスクワカヌ/mosukuwakanu
劇作その他の創作ノート。
劇作家モスクワカヌのひとりマガジン。 エッセイやレシピ、推しの話等ジャンル雑多にいろいろ書いていきます。 月刊予定です。よろしくお願いします。
自閉症スペクトラム症候群についての個人的なつれづれ。
1人でお家で、誰でもできて スマホで撮れて、配信できる ツイッターやインスタに投稿もできる テレワークのようなお芝居 てれアクト ~workfromhomeactor~ の企画についてのマガジンです。 企画内容の詳細やサンプルなどを公開していきます。
※このお話はフィクションです。
こちらは24日にかつしか演劇祭にて上演される新作『かつしか、夜のゆめ』の創作過程の覚え書きです。上演の前後に、作品とあわせて楽しんで頂けたら幸いです。 前編はこちらから。 ②脚本のかきはじめ -かつしか、神社めぐり― マップで検索してまず向かったのは、「身栄稲荷神社」。見ての通り、住宅街のなかにある小さな神社です。 思いきり個人のお宅の敷地内にあるのですが、立ち入り禁止の札などはないので、なるべく足音を忍ばせてお参り。赤い小さな鳥居が可愛くて、なんだかお洒落に見える神社
今週末の24日の日曜日に、第33回かつしか演劇祭にて、モスクワカヌ脚本『かつしか、夜のゆめ』が上演されます。 出演者は全員、小学生から高校生までの子供たち。舞台に立つだけでなく、小道具作りや広報等も出演者が中心で、それこそ劇団のように、「皆で一つの公演をつくる」ということを大事に、稽古に励まれています。 稽古見学にも行きましたが、皆で声をかけ合ったり助け合ったりしながら頑張ってらして、その様子がめっちゃキラキラして見えました。 宣伝動画がTikTokなのに時代を感じるアラ
すでに先月のお話になってしまうのですが、8/25〜26まで、一般社団法人ピースセルプロジェクトが主催する『探求フェス』に泊まり込みで参加してきました。 きっかけは、ピースセルプロジェクトの理事であり、私がリスペクトする劇作家(ご本人はもう引退したと仰るのですが、私の中では今でも尊敬する先達なのでこう表記しています)の篠原久美子先生からお誘い頂いたことです。 正直、発達障がいもちの私の特性上、不特定多数の人と長時間ともに過ごすのは不得手だし負担なので迷ったのですが、 ・月に一
《月刊noo 2024.8月号 目次》 ・ごあいさつ ~はじめに~ ・ソ連邦のおもひでエッセイ:『のっぽのタチアナ』その2 ・再掲BLOG:あなたの「死にたい」はどこから?私は頭痛から(涙)!(2015/11/5の記事の再掲です) ごあいさつ ~はじめに~ 夏…暑かったですよね。なんなら暦的には残暑の今もまだまだ暑いですよね。 夏のアクティビティといえば海に山にプールにお祭り、なんてイメージですが、近年は日中外にいるのがもはや危険なレベルの暑さ。 日本もイタリアみたいにシ
《月刊noo 2024.7月号 目次》 ・ごあいさつ ~はじめに~ ・ソ連邦のおもひでエッセイ:『のっぽのタチアナ』 ・エッセイ:諦めるために歩くということ ・詩:そらが青く晴れているので ・ごあいさつ ~おわりに~ ごあいさつ ~はじめに~ 今年は梅雨が短く、初夏にしてすでに真夏日のような暑さ。 夏…はじまったばかりですよね?もう本番すぎない?私たち、日本に住む人類の、夏リハーサル足りてなくない?初夏なしの本番じゃない?夏の入り口がもう出口じゃない? みたいなことを、さ
《月刊noo 2024.6月号 目次》 ・ごあいさつ ~はじめに~ ・BLOG:もてない人(2021/03/31のブログ再掲) ・BLOG:空と私の間には、今日も冷たい雨が降る話。(2013/04/27のブログ再掲) ・ごあいさつ ~おわりに~ ごあいさつ 〜はじめに〜 6月は憂鬱な梅雨の時期…と思っていたら、今年は梅雨入りが遅く、梅雨入りしたと思ったら6月が終わろうとしています。 でもしっかり風邪もひき気圧にやられ、ついでにうっかり頭をぶつけたりもしてるので、梅雨時の私
《月刊noo 2024.5月号 目次》 ・ごあいさつ ~はじめに~ ・ソ連邦のおもひでエッセイ:『金髪碧眼のセルゲイ②』 ・短編:花のかおり ・公演案内:nook.noo.vol1『Reading&Live』公演について ・ごあいさつ ~おわりに~ 5月は好きな季節です。 陽が温かく、新緑が目に優しく、空の青も濃くなってきて、お天気のいい朝や日暮れ時に近所の公園のベンチに座って、花の香りをそこはかとなくまとった風の匂いをかいでるだけでなんとなくよい気分になる、そんな季節。
《月刊noo 2024.4月号 目次》 ・ごあいさつ ~はじめに~ ・ソ連邦のおもひでエッセイ:『金髪碧眼のセルゲイ①』 ・BLOG:滝行、それはレジャーならぬ修行… ・レポート:劇作家の生前葬〜死後の著作権について〜 ・ごあいさつ ~おわりに~ ごあいさつ ~はじめに~ 新年度ですね。私はズバリ体調が悪いです。この「体調が悪い」は、春先の私にとっては「本日はお日柄もよく…」くらい定型文な定型文。季節の変わり目、特に冬から春にかけては体調が悪いのがデフォルトです。 そ
《月刊noo 2024.3月号 目次》 ・ごあいさつ ~はじめに~ ・ブログ:40にしてまどいまくりすてぃの日々 ・リバイバル:HAPPY BIRTHDAY TO ME! ・お知らせ:モスクワカヌの生前葬の告知 ・ごあいさつ ~おわりに~ ごあいさつ 〜はじめに〜 今月は誕生月。 ということで、めでたく40となりました。四十路一丁目デビューです。 お祝いの言葉をくれた方や気持ちをくれた方に、あらためて感謝と御礼を。 40になって、特に何が変わったということもないかと思
《月刊noo 2024.2月号 目次》 ・ごあいさつ ~はじめに~ ・エッセイ:ソ連邦のおもひで ~金髪のライサ~ ・お知らせ:「みんなが書く戯曲のコンテスト」優秀賞受賞しました ・ブログ:マイ・ファニー・ヴァレンタイン ・ごあいさつ ~おわりに~ ごあいさつ ~はじめに~ 関東に初雪がふった2月。めちゃくちゃ寒かったけれど、やっぱり雪景色をみるとテンションがあがります。電車も遅れるし道路は滑るし、靴も靴下も濡れて足が蒸れるしで外出の予定があるとちょっとわずわらわしい雪で
《月刊noo 2023.12月号&1月号 目次》 ・ごあいさつ ~はじめに~ ・エッセイ:ソ連邦のおもひで「モスクワのクリスマス」 ・サバイヴ:イヴなのに貧血で倒れて寝込んでて世界を呪うくらいしかやることがない ・レシピ: メンタルダウン時のソウルフードと、お供の物語について。 ・ごあいさつ ~おわりに~ ごあいさつ 2023年の年末に体調を崩して、さえない感じで居るうちに年をこしてしまいました。お雑煮もおしるこも食べないまま松の内がすぎてしまい、月刊nooもだせずじまい
2024年の元旦が衝撃的な天災から始まった。 まだ救助が行き届いてない地域が多く、亡くなった方、被災した方も多い。 少しでも早く、少しでも多くの人が安心で安全な場にいられるようにと思う。 同時に、被災していない自分の過ごし方について考えるし、同じように考えたり悩んでいたり、無力感を感じている方のことも目にはいる。 思い出すのは、2011年に起きた東日本大震災のことだ。 当時、演劇公演の本番にスタッフとして関わり、同時に被災地に祖父母がいた身として、比較的安全な都内にいる自分
《月刊noo 2023.11月号 目次》 ・ごあいさつ ~はじめに~ ・エッセイ:ソ連邦のおもひで「モスクワの冬」 ・サバイヴ:私の枕草子「冬は無理」 ・再掲BLOG:愛用していたシャンプーがボディソープだったらしいことに気づいて「君(ソープ)の名は」ってなってる。 ・ごあいさつ ~おわりに~ ・オマケ ごあいさつ ~はじめに~ 月刊noo、うっかり先月は更新し忘れてしまいました。 10月1日に公演の千秋楽を迎え、スタッフキャストの皆様の尽力と、大勢来てくださったお客様
クレバス2020が千秋楽を迎えてから、気づけばもう3週間。 稽古、本番中も思いましたが、時が過ぎるのは本当にあっという間だなあ…と、驚いています。 まだまだ制作関連の仕事は続いているのですが、なかなか切り替えがスパッといかない自分も、ようやくふわふわしたところから地に足が落ち着いてきた感じがあるので、あらためて公演の振り返りなどをようやく書き始めました。 思い返して、次に生かしたい反省点や至らなかった点も勿論あるのですが、それと同じくらい、よい時間と環境のなかで今の自分の
月刊noo、9月号。 いつもはソ連邦の思い出や、日常のエッセイ、レシピ等のよろず文を徒然に更新しておりますが、今月号は番外編として、9月27日に初日を迎える公演、クレバス2020に絡めた文章を書いてみようと思います。 広報ではなく、個人的な話です。 クレバス2020は、私がメンバーの1人であるユニット、劇作家女子会。(https://gsjoshikai.tumblr.com/)と、個人ユニットnoo(https://noomw.wordpress.com/)の共同主宰によ
《月刊noo 2023.8月号 目次》 ・ごあいさつ ~はじめに~ ・エッセイ:ソ連邦のおもひで 「マイ・ホーム~ダブリニンスカヤ~」 ・サバイヴ:返事と挨拶ができない人のことを考える。(再掲) ・ごあいさつ ~おわりに~ ・★公演告知★ ・オマケ ごあいさつ ~はじめに~ 酷暑の続く日ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか? 今夏は久しぶりに劇作家女子会。の4人が揃って夏休みを過ごしたり、泊まりにきた友人とそのお子様と遊んだり、海へ行ったり等々、夏の楽しみも色々充電中。