モリタニ

文系サラリーマンが定年までこの先生きのこるには?を考えたブログをつらつら書いていきたいと思います。 茨城県守谷市に住んでいるのでモリタニと言います。 元テックキャンプ夜間休日オンライン受講生です。 よろしくお願いします!

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最近の記事

第59回 究極の御用聞きであるAIが教えてくれた、働き方改革?

「指示待ち人間が!!」 「お前は御用聞きか!!」 新人時代、上司によく浴びせられた叱咤激励の言葉です。 今思えば、懐かしい思い出です。 現在の営業では、提案型アプローチが求められるのが常識になっています。 しかし、「顧客の課題をしっかりヒアリングしなさい」と言われると、結局のところ相手のニーズを引き出す“御用聞き”に戻るようで、どこか滑稽にも感じます。 ただ、「何かありませんか?」と尋ねる御用聞き型の姿勢も、突き詰めれば非常に頼れるパートナーになります。 最近で

    • 第58回 危機感を持って仕事をするだけでは報われない理由

      「このままでは会社が危ない!」 そういった強い意識や危機感を持って仕事に取り組む人も多いでしょう。 しかし、実際には会社というものは意外としっかりとした土台を持っており、簡単には倒産しません。 よって危機感を抱きながら働いていても、空回りしてしまうことが少なくないと感じることがあります。 また、「こんなに頑張っているのに、なぜ会社は自分を評価してくれないのか?」と不満を抱く人もいるかもしれません。 会社側は従業員に高い志を持って仕事に取り組むよう促しますが、実際には

      • 第57回 あなたのあの上司も会社に不満を抱えている

        私たちが日々、上司に対して不満を感じているように、その上司も会社や彼の上司に不満を抱えていることがあるようです。 先日の会議で、『当社は顧客満足度を調査する仕組みがない』というトピックスがありました。 そこに上司が「顧客満足度だけじゃない、社員満足度も調査すべきだ!」と声を荒げました。 彼の提案の背景には、長年勤めた前職の経験があるようです。 そこでは顧客にも社員にも定期的にフィードバックを求める仕組みが整っていたそうで、それを当社にも導入したい、と強く主張していまし

        • 第56回 現実はドラマじゃない:仕事はしれっと忍者のように遂行せよ

          皆様は、会議で議論が炎上した経験はありますか? 私が以前の職場で体験した、ある会議でのことです。 同僚が主力商品の販売戦略についてプレゼンをしていた際、会議の雰囲気はだんだんと緊迫していきました。 彼が戦略の方針を打ち出していると、マネージャーが「ここはこうしたらいいんじゃないか?」「この場合はどうするんだ?」と矢継ぎ早に質問を投げかけ、さらには「いや、違う、そうじゃない」と自分の意見を次々と出し始めたのです。 会議室の空気は一気に重くなり、同僚の顔もだんだんと曇って

          第55回 祖母の葬儀をきっかけに思った私たちが生きる社会への想い

          祖母が101歳で亡くなり、先日久しぶりに葬儀に参列しました。 新卒の頃に買った喪服を引っ張り出して着たのですが、当時より太ってしまったお腹がパンパンでかなり苦しかったです。 最近「DIE WITH ZERO」などの本の影響で、悔いのない人生というテーマに関心を持つ私にとって、現実に直面した感覚がありました。 「悔いのない人生を送りたい」とは言うものの、実践するのはなかなか難しいものです。 葬儀は家族葬で執り行われ、約30名が集まりました。 驚いたのは、その半分が孫と

          第55回 祖母の葬儀をきっかけに思った私たちが生きる社会への想い

          第54回 採用活動と婚活には共通点があった?

          採用活動と婚活は似ているのではないか?ということに気がついた、という話をしよう思います。 私が所属している営業部では、新しい営業部員が入社せず、仕事が回らない状況が続いています。 今の状態は、まるで三河屋のサブちゃんのように、能動的な営業ではなく御用聞きに徹しているだけです。 一刻も早く営業部員を補充したいのですが、採用が思うように進んでいません。 私を含めて、現役営業部員も面談に積極的に参加して採用活動を行っているのですが、なかなか成果が出ていないのが現状です。

          第54回 採用活動と婚活には共通点があった?

          第53回 学生スポーツは現代のコロシアムなのか?

          「学生スポーツのチケットが、1枚15,000円!?」 毎年12月の第一日曜日に行われる「早明戦(早稲田大学vs明治大学)」は、大学ラグビー界の一大イベントで、プロ野球で言う「巨人対阪神」のような伝統の一戦です。 以前から国立競技場で開催されていましたが、2020年からは新国立競技場が舞台となり、さらに注目度が上がっています。 それにしても、学生スポーツで新国立競技場を埋め尽くすなんて圧巻です。 昨年、私も初めて新国立競技場で観戦しましたが、試合間近にチケットを購入した

          第53回 学生スポーツは現代のコロシアムなのか?

          第52回 死を感じたら人は生まれ変わるのか?

          「それは添加物が入ってるから食わない!」 私が月に2回ほど通う近所のBARのマスターは、食べ物の話になるとすぐに「添加物」の話を持ち出してきます。 「化学調味料?それは毒だよ。パン?いやいや、小麦を使っているし添加物だらけじゃないか。揚げ物?悪魔の食べ物だな!」 マスターは体に悪いとされるものは、ほぼ全て口にしません。 一方で、酒とタバコは手放さないというどうしようもない矛盾を抱えています。 それに突っ込むのは、この店の暗黙のルールで禁止されています。 なぜこのよ

          第52回 死を感じたら人は生まれ変わるのか?

          第51回 あいさつは本当に重要か?:職場で求められる能力とは

          社会人の常識として、挨拶は重要とされています。 「おはようございます」「お疲れ様でした」「お先に失礼します」といった何気ない挨拶は、円滑なコミュニケーションの基礎を築くと言われています。 新入社員の頃に嫌というほど叩き込まれたことを、皆さんもよく覚えているのではないでしょうか。 しかし、現実には挨拶が無愛想だったり、そもそも挨拶をしない人、挨拶を返してくれない人もいます。 しかも、そうした人が上司だったり、自分よりも高い給与をもらっていることも少なくありません。 そ

          第51回 あいさつは本当に重要か?:職場で求められる能力とは

          第50回 育ててくれた先輩、今度は育てる自分へ

          最近、私が所属する営業部門では中途採用の動きが活発化しており、面談に同席する機会が増えています。 その際に上司から頂いたアドバイスは、『自分がこの人をどう育てるか、という視点で見てください』というものでした。 この言葉には、なるほどと思わされました。 私はこれまで部下を持ったことがなく、「一緒に働きやすそうかどうか」で判断していたからです。 育てる視点で見るというのは、少し新鮮でした。 私には、育ててもらったと感じる先輩が一人だけいます。 それが、新卒で入社した会

          第50回 育ててくれた先輩、今度は育てる自分へ

          第49回 サラリーマンの悩み:上司に逆らうことの代償とは

          私にとって、やめたいのにやめられない悪習が2つあります。 無駄に一人飲みに繰り出してしまうことと、上司に口答えしてしまうことです。 上司に逆らっても得るものはない、と頭では分かっているのに、納得できないとつい反論してしまいます。 先日、ある出来事をきっかけに、改めて自分を見つめ直す機会がありました。 その日は当社で、企業基準の監査面談がありました。 外部の業者が当社の該当部署と面談し、監査を行なうというものです。 参加者は上司、先輩の吉田さん(仮名)、そして私。

          第49回 サラリーマンの悩み:上司に逆らうことの代償とは

          第48回 余計な一言と自虐の落とし穴

          私の会社には、余計な一言をつい言ってしまう人がいます。 先日、別部署の部長からこのようなことを言われました。 「もっと上司と戦わなきゃダメだよ。みんな40過ぎたおじさんなんだからさ(笑)」 本人は冗談のつもりだったのでしょうが、私は正直かなり不快でした。 テレビやドラマでもよく耳にする、 「何年営業やってんだ!」とか、 「何年芸人やってるんですか(笑)」というツッコミ。 これらは決して普段から言っていい言葉ではないと思います。 こういうことを言われて、やる気が

          第48回 余計な一言と自虐の落とし穴

          第47回 永遠のテーマ:お酒との付き合い方を考える

          人生で何回、このテーマについて考えては同じ過ちを繰り返してきたのでしょうか。 先日、私が所属するコミュニティのオンラインミーティングに、お酒の飲みすぎで参加できなかったという失態を犯してしまいました。 なぜそんなに飲んでしまったのかというと、ミーティングの数時間前に「ビール列車」というイベントに参加していたからです。 このイベントは約3時間、ローカル列車を貸し切ってビールの飲み放題を楽しむというもので、守谷市の酒好きたちが集まります。 それぞれが自慢のお酒も持ち寄り、

          第47回 永遠のテーマ:お酒との付き合い方を考える

          第46回営業ができる人の落とし穴?本当に気配りができる人とは

          かなり昔の話になりますが、会社の先輩に焼肉をご馳走になったときのことです。 その焼肉屋は、女将さんが個人で経営しているこぢんまりとしたお店でした。 私たちはカウンターで焼肉を楽しんでいました。 そのお店の売りは飛騨牛。 驚くほど柔らかく、口の中でとろけるような美味しさでした。 私は先輩に 「すごく美味しいです!こんなに美味しいお肉は初めてかもしれません」 と感謝を伝えました。 カウンター越しの女将さんも、少し嬉しそうな表情をしていたように思います。 ところが

          第46回営業ができる人の落とし穴?本当に気配りができる人とは

          第45回 北千住スナックにいる不器用な太客

          私が足繁く通っている北千住スナックの常連客に、田中社長(仮)という方がいます。 50代の男性で、正直なところ人との距離感をうまく保てないタイプです。 例えば、「モリタニはズラなの?」などと、意味不明なことを突然言ってくるので、彼が店にいる時はできるだけ関わらないようにしていました。 ところが先日、彼がたまたまお土産として持ってきたうな重をご馳走になりました。 食べていると、田中社長がこう言いました。 「俺、この店の鰻重はしょっぱくてうまくねぇんだよな。」 じゃあ、

          第45回 北千住スナックにいる不器用な太客

          第44回 名曲ビリミリオンが教えてくれた過去より今を生きる意味

          少し前の曲になりますが、優里さんの「ビリミリオン」をご存知でしょうか? この曲は「50億円あげるから君の50年をくれないか?と老人から言われたらどうするか」というユニークなストーリーで構成されています。 誰しも一度は「あの頃に戻れたら…」と思ったことがあるのではないでしょうか? しかし最近、「昔に戻れるとしたら何歳に戻りたい?」と聞かれたとき、なんだかモヤモヤした気持ちになりました。 正直に言って、私はこの質問があまり好きではありません。 というのも、その時その時で

          第44回 名曲ビリミリオンが教えてくれた過去より今を生きる意味