小説基礎講座(裏)「小さな共感と感情移入 『赤ずきん』に学ぶ」。
小説家による個別添削はこちらからどうぞ。
小さな共感を、説明することなく読者にわかってもらうために、ふたつ方法があります。
1 日常で起こり得る些細な出来事を描写する
本筋には大きく影響しない、日常によくあるようなハプニングや出来事に対する登場人物のリアクションを、ほんの少しだけ誇張して描写してみましょう。すると、その登場人物の人間味が増し、言動にリアリティが生まれます。
たとえば、満員電車に乗ったサラリーマンが、誰かに足を踏まれたとしますね。
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