🌲キングオブ酸性の万代鉱源泉を嗅ぎに黄色い道を上ろう
草津温泉には源泉がいくつもあって、それぞれ個性的です。
そのひとつ、万代鉱(ばんだいこう)源泉とそこまでのハイキングコースをご紹介します。
(約2000字)
キングオブ酸性&鬼熱&湧出量
草津のお湯はなんといっても、
熱い❗️
そして強酸性😖
どのくらい強いかというと、鉄クギを10日で溶かすほど。
その中でも、最強の強酸性(日本語がおかしい?)を誇る万代鉱源泉。
どんだけ〜‼️
pHは、1.6。
やばすぎませんか?
さらに驚くなかれ、源泉の温度は94.5℃。
煮えたぎっております。
湧出量は、あの湯畑を超えて1分あたり6,200リットル。
草津最大の源泉で、宿や公共浴場などで幅広く使われています。
私がよく行く温泉は、万代鉱源泉のお湯なんですが、たしかに冬場の湯あがりは指先がカラカラになります(笑)
その理由がよくわかりました。
豆知識「草津町のエコシステム」
草津町には「温水(おんすい)」というエコシステムがあります。
給湯器を使わなくても、蛇口をひねるとすぐに60℃くらいのお湯が出てくるのです👍
熱すぎる源泉を冷ます代わりに、その熱が水道水を温めるのに利用されているんです。
(全部の地域でこのシステムが適用されているわけではないそう)
我が家もこのシステムの恩恵にあずかっています。
おかげで引っ越してきたばかりの3月。
部屋の温度は10℃と極寒の中、2リットルのペットボトルを湯たんぽにするというエコ暖房だけで乗り切りましたから:;(∩´﹏`∩);:
大地のエネルギーは本当にありがたいです。
さて、前置きが長くなりましたが、
万代鉱源泉へのハイキングにご案内しますね🥾
(以下、写真とキャプション、短い本文がランダムに続きます)
リゾマンの脇道から
マウントマリーナというバブリーなリゾートマンションの横を西に入って上っていきます。
この時期は落ち葉があったりしますが、
柔らかい土ではなく、砂利っぽい硬い道です。
トレッキングシューズ推奨。
空気は冬ですが、陽射しは暖かく、
落ち葉で敷き詰められた道が明るく照らされます。
そこに木の影が落ちて、まるでトラ模様のように野生的に奥へといざなってきます。
なんやコレ
途中に、湯気のでているこんな釜のような物がありました。
源泉はまだ先ですが。
あら不思議。
源泉が近付くにつれ、緑が色濃くなっていくんですよ。
ふつう、山道を上っていったら緑が色褪せていくはずなのに。
熱で温かい空気が立ち込めているんでしょうね。
殺生(さっしょう)への分かれ道
字面だけ見てると怖いな😅
殺生河原(さっしょうがわら)経由で白根山方面へと向かう山道があります。
以前、この山道にちょろっと進んでみたのですが、
けっこう足場が狭く、軍手が必須だったので引き返しました。
山歩きのレベルアップしたら行ってみたいな♪
おっ!湯けむりが見えてきた
わぁ〜!
これはけっこう面白い光景。
湯けむりがすごすぎて、水面の様子はよく見えません。
時折、キラッと光るみなもがわかるような……
源泉の周りには柵があって、これ以上近付くことはできません。
湧き出ている所は、もっと奥にあるのかもしれないですね。
匂いが違う
草津温泉といえば、あの強烈な硫黄の匂いがシンボルですね♨️
湯畑源泉はあの匂いが強いです。
万代鉱源泉は、硫黄分がほとんどないらしく、無色透明。
温泉に浸かっている時には、あんまり匂いがありません。
でもここにいると匂いがわかります。
なんというか……
温かい石のような、香しい匂い。
けっこう好きです。
硫黄分はほとんどないとはいえ、元々は硫黄鉱山だったそうです。
お気に入りの写真3枚
おなかすいた!
ハイキングは、のんびり行って帰ってきて1時間くらい。
近くにあるインドカレー・ネパール料理店「クリムサン」でランチ。
ここ、おいしいんですよ😋
本格的なネパール料理も食べられます。
チーズナン、めっちゃおいしいんだけど……
あまじょっぱくて罪なヤツ✨😈
運動した後は、心置きなく食べれていいね!
参考文献
今回記事を書くにあたって、参考にさせて頂いたサイト
このサイト、すごい詳しいです。
源泉別や、サウナ、バイキングの有無など、テーマ毎にお宿検索ができます。
源泉のプロフィールもわかりやすくて⭕️
最後までお読み頂き、ありがとうございました😆