#149 一回性の体験としてのセシル・テイラー『アキサキラ』
ずっと聞いてみたくて、聞いてみた。セシル・テイラーは #フリー・ジャズ を代表するピアニスト。
#日本 でのライブ演奏。一見、めちゃくちゃな演奏です。有名なジャケット。
フリージャズもいろいろあるけれど、何かしら制約を設けているのが常。
でも、 #セシル・テイラー は、制約というのは「楽器」だけといった趣。あとは、秩序もなければ、哲学もない、宗教もない、民族もない、感情もない、波もない、本当に文字通り、制約のない「フリー」な演奏に感じます。
クラシックでいうと #ヴァレーズ に近いのではないかと思ったりしました。
この演奏をコピーする意味もないし、必要もない。
「体験というものの一回性」を体験することが意味、ではないかなと思いました。
そもそも「一回性」というのはジャズにおいて重要な要素の一つだとおもいますが、このように音楽的な美しさが削がれると、例えば、 #ジョン・ケージ のような偶然性の音楽に近接してくるのだから面白いです。
そして、日常も一回きりのものだと、あらためて気づかせてくれ、大切に日々生きてゆこうと誓うのでした。
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