#178 シベリウス:交響曲第5番
#シベリウス は、北国 #フィンランド の作曲家で、その作風は、本当に冷涼なフィンランドの自然を彷彿してやまない。もちろん、それはある程度「自覚的」になされているものなのだろうけどね。
特に、この交響曲第5番は、本当に素晴らしい。春を待つ北国の大地のうごめきや、そこに住む虫や、凍った湖で遊ぶ渡り鳥や鳴き声が聞こえてくるようだ。そして、最後は春の訪れの歓喜が示される。たっぷり間をとった、和音の大合奏は、とてもユニーク。シューマンの交響曲2番の第一楽章の終わりと似ているが、音楽