マガジンのカバー画像

ナマポの母が肺がんになりまして

12
肺がんになった母の闘病記兼忘備録
胸の奥に今もまだ残る母への確執。その母の肺がん発覚。治療内容を含めて、それからのことを赤裸々に。
¥2,000
運営しているクリエイター

2022年5月の記事一覧

Vol.9/増えていくメモ

気管支鏡検査のために入院する母を病院まで送った後、軽い空虚感を片側に覚えつつ、少し遠回り…

猫井さん
2年前

Vol.8/理解と虚無感

M先生のもとを初めて受診したのは、4月上旬のこと。検査入院は、その約10日後だった。それま…

猫井さん
2年前
1

Vol.7/過保護と領分

4月の半ば。母とともにN病院へ向かう。あまりに久しぶりの来院で、駅を降りてから、すぐにYaho…

猫井さん
2年前
1

Vol.6/立場逆転? 過干渉のボーダーライン

母が肺がんの疑いという診断を受けてから、できるだけ母のもとに通うようにした。がんと確定す…

猫井さん
2年前
1

Vol.5/終活のキーワードは『子への信頼感』

呼吸器科の先生の診察を終えた次の日、病院から電話がかかってきた。紹介状と予約票を発行した…

猫井さん
2年前

Vol.4/嘘つきな正直者

声枯れの原因がレントゲンやCTだけではわからなかったことを受けて、耳鼻科受診を勧められた母…

猫井さん
2年前
1

Vol.3/終わりの始まり

レントゲンとCT撮影を終えて30分ほど経った頃。ようやっと診察室から名前を呼ばれた。母の後ろについて、私も診察室に入る。三畳ほどの空間に机とベッドが押し込まれたようなこじんまりとした室内。机の前には、小柄な男性医師が座っていた。 「よろしくお願いします」 母と私が椅子に腰を下ろしたのを見計らってから、先生が口を開いた。机の上に並んだ3台のモニターの2つには、それぞれレントゲンとCT画像が映し出されている。先生がマウスのスクロールボタンをくるくる回すたびに、輪切りになった母

[完全無料]Vol.2/信用度ゼロの母と思案する娘

「お姉ちゃん、声がおかしいよ。一度、病院に行ってきたら? なんなら私、ついて行こうか?」…

猫井さん
2年前

[完全無料]Vol.1/小さな違和感たち

※※ この記事は、最後まで無料で読めます。※※ いまから遡ること、約2カ月前。いや、もし…

猫井さん
2年前
1

【全文無料】まえがきと注意事項

※※ この記事は、全文無料で読めます。※※ このアカウント及びこのマガジンは、母の肺がん…

猫井さん
2年前