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ナマポの母が肺がんになりまして

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肺がんになった母の闘病記兼忘備録
胸の奥に今もまだ残る母への確執。その母の肺がん発覚。治療内容を含めて、それからのことを赤裸々に。
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記事一覧

Vol.11/検査続きの一週間

先生の言葉を聞いて、希望が打ち砕かれたという感覚は全くなく、それよりも「やっぱりそうだっ…

猫井さん
2年前
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Vol.10/プロローグの日

4月も半ばを過ぎた頃。1泊2日の気管支鏡の検査入院を終えて自宅に帰ってきた母。次の来院は…

猫井さん
2年前
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Vol.9/増えていくメモ

気管支鏡検査のために入院する母を病院まで送った後、軽い空虚感を片側に覚えつつ、少し遠回り…

猫井さん
2年前

Vol.8/理解と虚無感

M先生のもとを初めて受診したのは、4月上旬のこと。検査入院は、その約10日後だった。それま…

猫井さん
2年前
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Vol.7/過保護と領分

4月の半ば。母とともにN病院へ向かう。あまりに久しぶりの来院で、駅を降りてから、すぐにYaho…

猫井さん
2年前
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Vol.6/立場逆転? 過干渉のボーダーライン

母が肺がんの疑いという診断を受けてから、できるだけ母のもとに通うようにした。がんと確定す…

猫井さん
2年前
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Vol.5/終活のキーワードは『子への信頼感』

呼吸器科の先生の診察を終えた次の日、病院から電話がかかってきた。紹介状と予約票を発行したから取りに来てほしいとのこと。私のところに連絡がきたのは、もともと母の代わりに私が行きますと伝えてあったからだ。 超特急で病院に向かい、先日撮影したレントゲンとCT画像の入ったCD-Rと紹介状と予約票を受け取る。 「お世話になりました」 次にここに戻ってくるのはいつだろうか。戻ってくることがあるだろうか。そんなことがふと頭に過る。少し汗ばんだ肌に、春の陽ざしが降り注ぐ。再び自転車にま

Vol.4/嘘つきな正直者

声枯れの原因がレントゲンやCTだけではわからなかったことを受けて、耳鼻科受診を勧められた母…

猫井さん
2年前
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Vol.3/終わりの始まり

レントゲンとCT撮影を終えて30分ほど経った頃。ようやっと診察室から名前を呼ばれた。母の後ろ…

猫井さん
2年前

[完全無料]Vol.2/信用度ゼロの母と思案する娘

「お姉ちゃん、声がおかしいよ。一度、病院に行ってきたら? なんなら私、ついて行こうか?」…

猫井さん
2年前

[完全無料]Vol.1/小さな違和感たち

※※ この記事は、最後まで無料で読めます。※※ いまから遡ること、約2カ月前。いや、もし…

猫井さん
2年前
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【全文無料】まえがきと注意事項

※※ この記事は、全文無料で読めます。※※ このアカウント及びこのマガジンは、母の肺がん…

猫井さん
2年前