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小説家の作り方(著:野崎まど)【読書紹介とは書物の内容に関する説明です。一般的に読書感想文とも呼ばれます。形式としては「長い!」そ、そんなに長くありませんっ】

アムリタ【映】から続く、
アムリタシリーズ。
一巻完結。
今回は売れない作家が、
小説家志望の女性に稽古をつけるという、
Noterさんならば、ちょっと気になる物語。

めちゃくちゃな知識と才能があるにも関わらず、
この美女、何かがおかしい?

まずワンテンポ遅れて返事が返ってくる。
慣れれば気にならないものだが、
まあ病気か何かなのかなと気を遣う。

さらに博学鬼才であるにも関わらず、
実行や経験に結び付いたことがない。
経験が極端にないのだ。
これはいったいぜんたいどこの箱入りお嬢さまなのか?

しかし野崎まどが書いているだけあって、
どんでん返しは少なくともn+1回ある!
ひっくり返され続ける展開に読者はついていけるのか!

まあ、3回はあるな。つまりn=2だ。

このお話は特に、
西尾維新の化物語系が好きな人なら抵抗なく読めるはずである。
ラノベ特有のギャグコメディが常に何かしら挿入されてくるので、
笑は健康に良い。というのを体験できる。

特に脇役でトップクラスに変な人が出てくるのも、
化物語の雰囲気に似ている。
あえて似せたのかは分からないけど。
まあラノベ属性だからそうなったのかな。

***

まあこれはラノベ小説なので、
実は小説家志望のための本でもなんでもない。
単純に面白いお話、に尽きるのだけど。
まあまあ小説家志望のための内容もまったく書かれてないとは言えないので、
もう!小説家になるにはブックス的なものがつまんなくて読めない!
という時には読んでみてはどうだろうか?

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