モカ☆まった〜り

小説を書くのは初めての素人です。よろしければ意見をお聞かせください。主な小説は異世界ファンタジーが多いです。よろしくお願いします。

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マガジン

  • 本好きゆめの冒険譚

    高齢の2人に念願の赤ん坊の誕生。溺愛される娘は少し特殊な能力を持っていて・・・古い絵本の桃太郎から始まる神々との冒険が・・あるの?ちょっと変な冒険ファンタジー。

  • 小説 ちひろさん

    人には自分でも解らない「悩み」がある。 いつもあっけらかんとした「ちひろ」は、時に優しく、時に強く。 人に寄り添い「自分らしく生きるとは?」を考えさせる人間ストーリー。 原作漫画 安田弘之氏「ちひろ」「ちひろさん」

  • 小説 美味しい珈琲はいかが?

    高校一年生になった「珈琲嫌い」の香はバイトの面接で、最高に不味い珈琲に出くわす。泣きながら口直しに寄ったスウィーツ店の店長に事情を説明すると「美味しい珈琲を飲ませてあげる」と、うっそうと緑が生い茂る小さな喫茶店に入るのだが・・・喫茶店のマスター・常連さんと香の珈琲の物語。

  • 一話読み切り短編小説集

    時間がない時でも、サクッと読める一話完結の小説です。

  • 小説 とあるホテルの日常

    国内トップのホテル企業、その中でも上位ランクに入る「陽光ホテル」。そのホテルを任されている佐藤支配人は、ある陰謀にはめられ、辺鄙で売り上げ最下位の地方ホテルに左遷されてしまう・・・ホテル業界の裏側と佐藤支配人のひらめきでV字回復していくサクセス・ストーリー

最近の記事

小説「オチルマケル」削除ネタ0014

0014 シリカの授業  今日は楽しみにしていた『体術の授業』である。  いつも、しとやかなシリカがどんな授業を行うのか興味がある。  教室の扉が開くと、ロングスカートの女中服を着たシリカが入って来た 。みんな、体術を教える先生らしからぬ格好に唖然としている。  その空気を読み取るかのように、「私の服装が気になるかニャ?その説明をするから誰かひとり前に出て来るニャ。」 「では、俺が!」  クラス一の大柄な生徒がシリカの前に出てきた。 「では、私に攻撃をしてくる

    • 小説「オチルマケル」削除ネタ0013

      0013 新学期  リアが戻って来た!    僕達は当然のように大喜び! 「リア!また会えて嬉しいわ!これからずっと一緒ね!」    リリスが駆け寄り、リアの手を取る。    当然、僕達もリアを歓迎すべく集まった。 「また皆さんに会えて嬉しいですわ!これからもよろしくお願いしますわ!」    リアの顔も喜びでほころんでいる。   「それに・・・ユキ様にお会いしたかったですもの・・・。」    リアは赤らめた頬を両手で隠している。  その一瞬を、リリスは見逃

      • 小説「オチルマケル」削除ネタ0012

        0012 パーフェクト・リカバリー  僕の従者のシリカは獣人だ。  ケモミミ、尻尾、スタイル抜群の美女。  文句はない。文句はないのだが・・・。 「シリカ、そこに座りなさい。」  僕はシリカをベッドに座らせた。  シリカは不思議そうにしながら僕の顔を見ている。 「私、何か粗相を致しましたのでしょうか?主様。」  シリカは緊張と恐怖を感じ取っている。  実は僕はその話し言葉に不満を募らせているのだ。 「シリカ、君は獣人族だよね?」  シリカは尻尾をダランと

        • 小説「オチルマケル」削除ネタ0011

          0011 僕達、親友!  ウルル湖のヌシを倒した数日後、僕たちは父様に呼び出され、ボルヌィーツ邸の客間にいる。  そこには、父様の他にミラー卿、そして体格のいい男性と美しき女性の姿があった・・・いや、この二人は人間ではない。獣耳と尻尾があり、口元からは牙も見えていた。  父様は僕達に座りなさいとソファーに促す。口を開いたのはミラー卿だった。 「リアから聞いたよ。湖に住むヌシから守ってくれたって。」  ミラー卿はありがとうと頭を深々と下げている。 「本当なのか?」と

        マガジン

        • 本好きゆめの冒険譚
          91本
        • 小説 ちひろさん
          11本
        • 小説 美味しい珈琲はいかが?
          10本
        • 一話読み切り短編小説集
          10本
        • 小説 とあるホテルの日常
          20本
        • 小説 朝蜘蛛
          7本

        記事

          小説「オチルマケル」削除ネタ0010

          0010 【閑話】エレンの日記  私の名前はエレン・トワーレ・ボルヌィーツ。  ボルヌィーツ辺境伯の6歳になる末娘です。  私にはルロン・ビー・ボルヌィーツ父様、ジェシカ・ユリ・ボルヌィーツ母様、バン・リット・ボルヌィーツ兄様、メアリー・メイ・ボルヌィーツ姉様、そして、すぐ上のユキオ・ウィナー・カツ・ボルヌィーツ兄様がいます。  私の家族はそれぞれ個性豊かで、特にユキ兄様は私の憧れです。  バン兄様は、大らかな感じの優しい人で、いつもニコニコとしています。私が困った時に

          小説「オチルマケル」削除ネタ0010

          小説「オチルマケル」削除ネタ0009

          0009 秘密共有   リアがボルヌィーツ伯辺境領にやって来てから、ひと月半が経った。  このくらいの時間が経てば、虚弱だったリアも、待ち合わせの場所に馬車でやって来たのが嘘のように、現在は自力でやって来るようになった。  おかげでそこそこ体力が付き、今では透き通るような白い肌も小麦色になり、澄んだ緑色の瞳も輝きを取り戻していた。  ただ、僕たちは知らなかった。リアの本性を。  健康体になったリアは、よくお喋りをする。  そのため、僕たち男衆はまるで子分のように扱われ・

          小説「オチルマケル」削除ネタ0009

          美味しい珈琲はいかが?4 完

          美味しい珈琲はいかが4 乾杯 とうとう、学園祭の始まりである。 我らの催し物はメイドの服装もあってか人気がある。 まあ、そうでしょうね。普通のメイド服じゃなくて胸の谷間が見えて、ミニスカートなんだから、スケベな男性客が多く女子からは可愛いと評判なのである。 繁盛しているという事は、私は大忙しである。 だってさ、私以外の子は誰も珈琲を淹れないんだもの。私ひとりでフル回転ですよ。 何人もやって来るので、大き目のポットに、10人前ぐらい入れる訳ですよ。 そうしないと、回すことが

          美味しい珈琲はいかが?4 完

          美味しい珈琲はいかが?4 004

          美味しい珈琲はいかが 第四話 「いいですか?ドリップで入れるときは、ゆっくりとお湯を入れて、珈琲を膨らませます。こうすることによって香りが引き立ちます。それから、ゆっくりと円を描くようにゆっくりとお湯を注ぐのです。」 時間が開いた時にマスターは懇切丁寧に教えてくれるのだけど、私はおっかなびっくりにお湯を注ぐ。最初はお湯をドバっと入れてしまった。 「それではいけませんね。もう一度。頑張りましょう」 マスターの言う通りにゆっくりとお湯を注ぐ。ドリップの珈琲が膨らんできた。

          美味しい珈琲はいかが?4 004

          美味しい珈琲はいかが?4 003

           常連さんの奥さんの母性が私の琴線に触れてしまった。あまりにもの優しい言葉が心に触れてしまったのだ。私は涙が溢れてしまい、店の雰囲気を壊してしまい、思わず謝ってしまった。 「実は……」  近じか学園祭があること、そこでカフェをすることになり、私が珈琲を入れることになってしまった事、私は全く自信がない事を素直に話した。  事情を話したところでいきなり上手くなるわけでもないし、自信がないのだ。  そこで常連さんがマスターに声を掛ける。 「マスター、何とかならないのか?」  

          美味しい珈琲はいかが?4 003

          美味しい珈琲はいかが?4 002

          美味しい珈琲はいかが4 第二話  カランカラン。 「おはようございます」  マスターはいつも通りにおはようございますとにこやかに言ってくれる。  マスターに相談すべきだろうか?いやいや、私事でせっかくの高級な珈琲を使って練習は出来ない。私はいつも通りに制服に着替え、掃除や店の準備をするがため息を漏らしてしまう。  こんな時に限ってマスターは敏感で「香さん、どうしたのですか?」と聞いてくる。 「な、何でもないです!ただテストの成績が悪かっただけです。 「そうなのですか?香

          美味しい珈琲はいかが?4 002

          小説「オチルマケル」削除ネタ0008

          0008 リア・ヴェール・ミラー  リアは本当に身体が弱い女の子だ。  幼少期から病弱で、長時間の外出や激しい運動ができないため、常に体調に気を使っている。  集合場所には馬車でやってくる。  邸宅は遠いのかと聞くと、リアは指さし、その方向に邸宅が見えた。  歩いて15分程度の道を馬車でやってくるのは、リアの体力を温存するためだ。  外で遊ぶのに、豪華なドレスを着ている。これでは遊べない。  僕たちは同行している女中さんに頼んで、リアの邸宅に向かわせてもらった。 「

          小説「オチルマケル」削除ネタ0008

          小説「オチルマケル」削除ネタ0007

          0007 人形のような女の子  この世界に転生して7年が経ち、学校の生徒になった僕にも楽しみの季節がやってきた。    夏休みが始まった。    前世と違うところは、この世界では夏休みが3か月あるというところ。    日本の学校も見習ってもらいたいものである。  とはいえ、日本には戻れないのだが。  夏休みとはいっても、この領地は通年初夏なので、夏でも過ごしやすい。    では、夏休みという行事はどこから生まれたのか。これは王国全体の話になる。    王国では地域によっ

          小説「オチルマケル」削除ネタ0007

          美味しい珈琲はいかが?4 001

           9月。  と言えば『文化祭の季節』である。  誰もが浮かれる季節でもある。  何と言っても、文化祭の用意で学校にお泊りが出来るからだ。  青春の一ページでもあるのだ。 「え~文化祭の出し物をみんなで決めたいと思います」  学級委員長が騒がしい教室で大声で言う。  クラスのみんなは目を輝かして学級院長に視線を送る。  そりゃそうだ一年生の時、散々みんなで苦労を分かち合ったのだ中にはまた徹夜(遊び)が出来ると大騒ぎしている。 「でも簡単に出来るものが良いよな」  男子が言

          美味しい珈琲はいかが?4 001

          小説「オチルマケル」削除ネタ0006

          0006 魔力操作  学校・・・。  とんでもなく、つまらない所である。  前世でも学校はつまらなかった。それは勉強についていけなかった事もあるが、友達が少なかった事もある。  小学生の時に親友とクラスの誰が好きか?今思うと子供らしい会話だったのだが、僕があの子の事が好きと答えると、次の日にはクラスの誰もが知っていた。  それが原因でクラスメイトからからかわれ、最後にはいじめにも発展していったのだ。  あの時に、「そうだよ、文句ある?」って言えれば少しは変わっていたのかも

          小説「オチルマケル」削除ネタ0006

          小説「オチルマケル」削除ネタ0005

          0005 魔法適性検査  老婆が屋敷にやって来て2年が経っていた。  僕は7歳になった。  この世界で7歳は学校に行って勉学を始める年齢である。  そして、15歳の成人の儀を終えてから、仕事に就くか、はたまた王都にある大学に進むかを選択することになる。  僕は、この世界の言語とエルフの言語の2か国語?の読み書きが出来るようになっていた。  剣術は毎日のように父に教わっているので、まだ少し重い剣もそれなりに振れるようになっていた。  そしていよいよ明日から街の学校に通う

          小説「オチルマケル」削除ネタ0005

          小説「オチルマケル」削除ネタ0004

          こんにちは! 私が良く書くのは「異世界ファンタジー」ですが 定義ってあるのでしょうかね? 悩んでいるところです・・・。 ***ここから本文*** 0004 魔力の蓋  「ユキ、5歳の誕生日おめでとう!」  今日は僕が5歳になった誕生日である。  僕が5歳になるまで何もしてこなかったのか?  答えはNO!である。  せっかく、神様より剣と魔法の才能の種を頂いたのだから、発芽させるための努力は怠らない。  まずは赤子の時より筋トレ?は欠かさず行ってきた。  赤子の身体は

          小説「オチルマケル」削除ネタ0004