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Aoy うつという病理に関して
精神疾患や病理の理解に、精神科医の泉谷閑示(いずみやかんじ)先生、児童精神科医でもう亡くなられた佐々木正美(ささきまさみ)先生の著書を参考にしています。
私は昨年の冬にうつを比較的軽度に治癒したのですが、本当はそのことを厳密にお伝えしたかったのですが、なぜか私に「うつ専門のブログを書く」という発想がなく、というのも私がうつを治したのは個人的な話であって、誰の役に立つものではない、という認識があり
友人のノイローゼを見ているので誘う気はない浄土真宗 仏教
鋭くて太い感性で言ったような煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)は、欲を大きくすると言っていましたが、それは空海の大欲の思想から来ています。本来の浄土真宗の煩悩即菩提はまた違った意味になります。
うつの治癒においてその人の感性を大切にする、というのはこれまで述べた通りです。その時に煩悩を消そうとする、これが俗にいうポジティブシンキング、禁欲主義です。反対に煩悩即菩提は、煩悩が喜びに変わる、ということ
恥ずかしい君は美しい
私がかねてより言っている非世代性とは、俗に言う毒親のことを示しており、その性質を理解するように努めてきた。というより、すでに理解したために自然と口が動いてきた。
世代性とは愛のことであり、愛とは相手を包み入れることそのものであり、それは"相手を相手らしくしておく"そのことである。愛とは他者が他者らしくあることを認める感情であり、この時にのみのちの世代への「価値」が生まれるということである。
俗
生活費、生活費なんだよ
私が日々を生きているに従って、求めているものは何かということを考え詰めていきますと、主に二つの要素が出てきました。一つは少し怪しい言い方になりますが、「限りない青春」。もう一つは「心の平安」です。
限りない青春とは心が愉快に、軽やかに、そして青く気恥ずかしい気持ちでもって、顔が紅潮させられるような心持ちを言います。これは普通に生きてると感じない心かもしれません。一つの地獄、一つの苦難を乗り越えて
現代の空虚 願う未来
私はこの2年間、うつ病とは別にノイローゼを経験することがありました。それはなぜか他者に怨嗟感(えんさかん)を感じるというものでした。そしてその根本性質は、「他者が自分の言うことを聞いてくれない」ということだったのです。
しかしながらよくよく考えてみれば他者とは絶望的なまでにコントロールができない存在です。ましてや私なんかの力量で、他者をコントロールすることはできない。たとえ支配下においても、暴力