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高屋敷坂
2023年9月1日 11:36
できないことができるようになるちょっとでもこころが すきとおるならせいちょうの あかしこどものようにとびはねて こえをあげてめいっぱい じしんをもてたらあしたがもっと せんめいになる
2023年8月19日 11:03
ボロ小屋に住まう婆さんは、いつも休みなく家事をしていた。料理に掃除に買いもの。その多忙さは、皺を隠すほどに身についているようだった。なによりも婆さんは、洗たくをしているときが一番綺麗であった。洗たく籠のなかには、洗たくものが、花が咲き誇ったかのように目まぐるしく詰めこまれている。それを婆さんは、地面を掴むように引き上げ、洗たく機のなかへ送り出す。夏の乾いた青空の陽は、濡れた衣服たちを風になびかせ
2023年8月17日 11:37
夏の夜に きらきら光る 笑い声小さな部屋に ひびいてくけたけた走り 潤んだめ私をみつめ 手をのばす愛しい子には 愛をやるふわふわ抱いて 子は笑う