かまど

昭和ど真ん中世代。 勝手にエッセイスト? 短編小説にも挑戦中。 だいたい月に一回程度で更新しています。 ときどきフィルムカメラで写真を撮ったり、ビーチコしたり、アンティーク、古道具、ブロカントも好きで蚤の市に行くのが趣味。

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昭和ど真ん中世代。 勝手にエッセイスト? 短編小説にも挑戦中。 だいたい月に一回程度で更新しています。 ときどきフィルムカメラで写真を撮ったり、ビーチコしたり、アンティーク、古道具、ブロカントも好きで蚤の市に行くのが趣味。

最近の記事

「恋する惑星」香港を想う

最近はめっきり聞かなくなったけど、香港映画って健在なのかしら? 先日立ち寄ったブックオフで見つけた「恋する惑星」のCD。 懐かしさもあって即買いしてしまった。 聴いてみると、これは当たりだった。 一番聞き馴染みがあるのはフェイ・ウォンの「夢中人」。 当時CMソングにも起用されていたと思う。 それ以外の曲も読書中のBGMとして聴くのに ちょうどいい感じ。 香港には中国返還前に何度か、まだあの九龍城があった頃に行っている。 目の前まで行って、聳え立つ魔窟のような九龍城砦とすぐ

    • 台風一過。『ホットプレートと震度四』とウィリー・ネルソンと。

      ここ2、3日、テレビでは散々最強クラスの台風が直撃か、と大騒ぎしていた。 幸いなことに東京は上陸を免れて台風は海上に消えて行った。 なんだか、拍子抜けしてしまった。 もちろん、甚大な被害が出なかったことはよかったわけだけど。 また暑い一日が戻ってきた。 そんなわけで一歩も外へ出ることなく、今日は図書館で借りた『ホットプレートと震度四』の続きを読みながら一日を過ごした。 不思議なタイトルに惹かれた。 なにか音楽でもかけながら読書をしよう。 そんなときは、洋楽を聴くことにし

      • 読みきれるか? 『百年の孤独』

        『百年の孤独』。 異例の売れ行きで、すでに重版が決定しているらしい。 出版業界にとっては久々に明るいニュースだろう。 これって私が記憶しているのは、村上春樹著の『1Q84』以来の祭り状態じゃないだろうか。 そこそこの本好きでもあり、ミーハーな私はご多分に洩れず『1Q84』も買って読んだし、『百年の孤独』も発売初日に購入した。 わざわざ書店に駆けつけたわけではなく、その日がたまたま出社日と重なったので、出社日の帰宅時の習慣となっている「本屋さん詣で」をしたからだった。 うー

        • 最近、ポメラをBluetoothキーボードとしてiPhoneに直接入力できる、ということを知った。早速やってみたんだけど、どうやったらローマ字入力できるんだろう? そもそも、かな入力しかできないのか? 調べてもイマイチわからない…。

        • 「恋する惑星」香港を想う

        • 台風一過。『ホットプレートと震度四』とウィリー・ネルソンと。

        • 読みきれるか? 『百年の孤独』

        • 最近、ポメラをBluetoothキーボードとしてiPhoneに直接入力できる、ということを知った。早速やってみたんだけど、どうやったらローマ字入力できるんだろう? そもそも、かな入力しかできないのか? 調べてもイマイチわからない…。

          【短編小説】昼メシ男のユウウツ

          このオレが? あと2年でめでたくも、かどうかは分からないが、定年を迎える、このオレが出向? 今さら? いや、そんな噂がなかった訳ではない。 ここ数年、会社の業績は悪化の一途をたどっている。 グループ会社の中でもオレの会社はダントツ赤字を計上している。 3年前にはそれがどういうわけか一発あてて、赤字から奇跡のV字回復したのだった。結果、僅かだが初の黒字となった。 まあ、Vとは言えないか。Vには数センチほど足りないかも知れない。 それはともかく、「来期はこの黒字をもっともっと

          【短編小説】昼メシ男のユウウツ

          Xもインスタも強制的に見たくもないおすすめ記事や動画が出てきて、だいたいイヤな気持ちになる。そろそろ離れるのもアリかもしれないね。

          Xもインスタも強制的に見たくもないおすすめ記事や動画が出てきて、だいたいイヤな気持ちになる。そろそろ離れるのもアリかもしれないね。

          AirTagってどうなの?

          仕事がら職場でも家でもMacユーザー。スマホもずっとiPhoneを愛用している。SE3だけど。 10年近く使い倒したMacBook Proのバッテリーが完全にダメになり、Appleの2024年初売りで買い替え、ギフトカードをもらった。 このギフトカード、期限はないらしい。 で、AirTagでも買ってみようかと最近思い始めた。 AirTagって? 形状は500円玉くらいのチップみたいなもので、 簡単に言ってしまえば、このAirTagを持ち物にそっと忍ばせておけば、どこかに

          AirTagってどうなの?

          オカネノマリョク

          今朝、朝食をとりながらいつものようにテレビを見ていたら、衝撃のニュースが飛び込んできた。 メジャーリーガーの大谷翔平選手の通訳の水原一平氏がドジャースを解雇されたと。 理由はギャンブルで大谷選手のお金を使い込んだからだとか。 青天の霹靂! といっても私は水原一平氏の人となりを知っているわけでも何でもないのだが。 最近は朝から晩までテレビはオオタニ、オオタニでいい加減ウンザリしていたのだが、そんな気持ちも吹っ飛んでしまうほどの衝撃的なニュースだった。 今のところ、詳しいこ

          オカネノマリョク

          ふわトロ攻撃!

          巷には半熟卵があふれている。 半熟どころかほぼ生卵を使った料理がやたらと多い。 カツ丼もカルボナーラも、いつの間にか火をほとんど通さず半生に仕上げるのが主流になっている。 とりあえず最後に生卵をポンと落としておけばオシャレで美味い、ってことになっている。 グルメ番組ではタレントさんたちが出された料理を前に「ふわふわ〜、トロトロ〜♪」と満面の笑みを浮かべて叫ぶ。 だが、しかし。 私はそのふわトロ卵が苦手なのだ。 いや、子どもの頃は卵かけご飯が大好きだった。小さい頃に九州に住

          ふわトロ攻撃!

          先日、仕事で訪れた某社。長いお付き合いの会社だが、ここ数年は年に一度くらいしか訪れることはない。 大きな社食の窓からは隅田川とその向こうに高層ビルが林立しているのが見える。 年々増える湾岸に聳え立つタワーマンション。 私がその会社に通い始めたころは高層ビルなんて一つもなかった。高くてもせいぜい10数階建てくらいのマンションや会社のビルが見える程度だったが、恐らくその辺りに「センチュリーパークタワー」という54階建てのタワマンが建ったことで、その辺り一帯は東京の下町から憧れの

          HELLO 和 你好

          友人が語学学習アプリ「duolingo」で英語を勉強し始めた。 結構続いているらしい。 面白いからやってみれば? と勧められて私も1カ月くらい前に始めた。 今のところ1日も休むことなく続いている。 ホントに超初心者から始めてみた。 まあ簡単な英語(中学1年生程度)が20問くらいなので、ほぼ毎回全問正解する。 それで気をよくしているとポコッとケアレスミスをする。 例えば「私も」を「私は」だと思い込み「also」を入れ忘れたりして、ウウッと悔しい思いをする。 そういえば最近、文

          HELLO 和 你好

          旅の記憶

          2005年から2006年だからもう20年近く前になるんだけど、タイに長逗留してその間にミャンマーとラオスを旅したことがあった。その時の旅行記をブログに綴っていた。 そして放置したまま月日は流れて今に至っている。 ずっと気になっていた。 ここらでこのnoteに移築しようかなあと思っている。 まずはIDとパスワードを思い出すことから始めなければ。

          旅の記憶

          本当に世の中は便利になっているのでしょうか、疑わしいと思った話。

          コードレス掃除機のカップに溜まったゴミを捨てようと思った。 カップを外して中に溜まってゴミを捨てればいい、ってもんじゃない。 フィルターの蛇腹になってる溝に溜まっているゴミを付属の小さなブラシで擦って掃き出さなければならない。そこにはナゾの白い粉ようなものががいっぱい詰まってる。床に白い粉なんてぶちまけていないのに、この白いナゾの粉はいったい何なんだろか? ホコリの一種か? そしてパッキンにへばりついたホコリを濡れたペーパータオルで拭き取る。これら一連の作業は部屋の中でやると

          本当に世の中は便利になっているのでしょうか、疑わしいと思った話。

          夜中にこっそり…

          こんばんは。 生まれて初めて小説を書いてみました。 正確には2度目かも。 子どもの頃に小説というか、物語を書いたことがあるのですが、それは途中でやめてしまい完結することはありませんでした。 なので、これがはじめて最後まで書き上げた小説です。短編よりもさらに短い掌編小説です。掌編小説、実は最近知った言葉ですが…。 とにかく最後まで書き切ることを目標にしました。 夜にまぎれてこっそり投稿しました。 フフフ。

          夜中にこっそり…

          【短編小説】ピーマンの肉詰め

          「今年の6月に我が社は移転することになります」  こう告げられたのは年明け早々の全社員会議の冒頭でだった。  移転先は恵比寿。駅を出てすぐの地下2階地上20階建のいわゆる都心の大型デザイナーズオフィスビルだという。そのビルのワンフロアを借りることになったらしい。  今あるオフィスは幸いにも自宅から歩いていける距離にあり、それはそれで混んだ電車に乗る必要もなく、わりと瀟洒な住宅街を抜けていくので、家々の手入れの行き届いた庭先を眺めながら、ささやかながらも四季を感じることができ、

          【短編小説】ピーマンの肉詰め

          都会に潜む化石たち

          実はちょっとした趣味というか、楽しみがありまして。 それは化石探しです。 化石といえばアンモナイトくらいしかわからないのですが、案外都会には化石が潜んでいるのですよ。 それはどこかと言いますと、ビルの壁面です。大理石でできた壁面にはよく見るとあの渦巻きのアンモナイトの化石が結構な確率で埋まっているのです。 有名な所では、日本橋三越百貨店の地下とかね。 大理石を使ったどっしりとした建物は高確率で見つけることができるみたいです。 銀座なんか化石の宝庫でしょうね。 先日、東

          都会に潜む化石たち