読みきれるか? 『百年の孤独』
『百年の孤独』。
異例の売れ行きで、すでに重版が決定しているらしい。
出版業界にとっては久々に明るいニュースだろう。
これって私が記憶しているのは、村上春樹著の『1Q84』以来の祭り状態じゃないだろうか。
そこそこの本好きでもあり、ミーハーな私はご多分に洩れず『1Q84』も買って読んだし、『百年の孤独』も発売初日に購入した。
わざわざ書店に駆けつけたわけではなく、その日がたまたま出社日と重なったので、出社日の帰宅時の習慣となっている「本屋さん詣で」をしたからだった。
うーん…。
手に入れたはいいけど、『百年の孤独』は読破できる気がしない。
もともと遅読なのと、最近途中で数日読まない日があると、再読し始めても登場人物を忘れてしまって「えっと、この人誰だっけ?」となって、かなり前まで戻って読み返すことが多々あるのだ。
3歩進んで2歩下がる、状態。
そんなこともあって、数日前に読書用のノートを買った。
小説の登場人物をメモするために。
ほら、長編小説だとカバーのそで部分に登場人物が明記してあることがあるじゃない? アレを自分で書こうと思って。
ついでに相関図も描こうと思っている。
短編、長編小説に限らず、だ。
『百年の孤独』も読みながらノートに登場人物をメモしていこうと思っている。
しかし、これは大変な作業になりそうだ。
新潮社から無料配布されている池澤夏樹氏監修の「『百年の孤独』読み解き支援キット」を見るだけでクラクラする。
生きてるうちに読了するだろうか? まあ死んだら読めないけど。
積読になる自信しかない。
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