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オカネノマリョク

今朝、朝食をとりながらいつものようにテレビを見ていたら、衝撃のニュースが飛び込んできた。
メジャーリーガーの大谷翔平選手の通訳の水原一平氏がドジャースを解雇されたと。
理由はギャンブルで大谷選手のお金を使い込んだからだとか。

青天の霹靂!

といっても私は水原一平氏の人となりを知っているわけでも何でもないのだが。

最近は朝から晩までテレビはオオタニ、オオタニでいい加減ウンザリしていたのだが、そんな気持ちも吹っ飛んでしまうほどの衝撃的なニュースだった。
今のところ、詳しいこと、真実はどこにあるのかまだわからないことが多い。

この時点で思うことは、お金は人を変える、ということだ。

お金には少なすぎても、多すぎても人を変える魔力がある。

お金がなければ心も荒むし、それを求めて犯罪を犯すかも知れない。
人間なんて弱いものだ。
逆に、ある日宝くじでも当たって思わぬ大金を手に入れたら、それはそれで間違った方向に進んでしまいそうな気がする。
少なくとも私はどちらの場合でも平常心でいられる自信がない。

このニュースを聞いて思ったことは、
とりあえず少なくとも生活に困らない程度にはお金を得るべく働いていこう、ということだ。
それは、一番近しい人、大切な人を裏切りたくもないし、裏切られたくもないからだ。

ギャンブル依存症で思い出したのが、大王製紙の元会長の井川意高氏が起こした巨額横領事件。
その顛末を自ら綴った『熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 』はとても読み応えのある本だった。
ご興味のあるかたはぜひご一読を。

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