「恋する惑星」香港を想う
最近はめっきり聞かなくなったけど、香港映画って健在なのかしら?
先日立ち寄ったブックオフで見つけた「恋する惑星」のCD。
懐かしさもあって即買いしてしまった。
聴いてみると、これは当たりだった。
一番聞き馴染みがあるのはフェイ・ウォンの「夢中人」。
当時CMソングにも起用されていたと思う。
それ以外の曲も読書中のBGMとして聴くのに
ちょうどいい感じ。
香港には中国返還前に何度か、まだあの九龍城があった頃に行っている。
目の前まで行って、聳え立つ魔窟のような九龍城砦とすぐ上空を飛ぶでっかい航空機の腹を写真におさめた記憶がある。
当時は、啓徳(カイタック)空港と言って、わりと街中近くに国際空港があり、そのためビルのすぐ上を飛行機が飛んでいたのだ。
それが香港名物の一つでもあった。
それにしても、九龍城を「くうろんじょう」と打っても自動変換されないほど遥か遠い昔になったことを今更ながら実感した。
調べたら、香港が中国に返還されたのは1997年7月1日。
返還されて数年後に行ったのが最後なので、もう25年近く経っている。
いま香港の街ってどうなんだろか。
香港人のパワーを思うと、あまり変わってないだろうな、と思う。
ミラマーホテルはリニューアルして綺麗になったみたいだけど、チョンキンマンション(重慶大厦)は健在のようだ。
もう一度泊まってみたい、気もする。