もちもちーこ

DV被害者。シェルター入所、裁判を経てやっと離婚。生活保護から社会復帰を果たし、なんと…

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DV被害者。シェルター入所、裁判を経てやっと離婚。生活保護から社会復帰を果たし、なんとか普通の生活へ戻りつつあるアラフィフ。エッセイ、お出かけ情報中心に書いています。

最近の記事

辞めなきゃ良かった、webライター

私は数年前までwebライターをしていた時期があった。 その頃、元夫から働けと言われ続けていたが、1番下の子がまだ小さかったため、外で働くのは厳しいなと思いランサーズに登録した。今から10年前のことだ。 当時はまだwebライターという仕事が今ほど浸透していない時代。そんなものは仕事じゃない!外で働かないからお前は常識がないんだ!と元夫に罵倒された。 だけど今考えたら私って先見の明があるじゃないか!リモートワークが普通のことになるなんて、当時誰が思っただろう。 そこから4年

    • 適応障害休職日記〜面談を上司の都合で伸ばされ続けてます〜

      私は適応障害で休職3ヶ月目のアラフィフシングルマザー。1年ほど前に就職した会社で先輩パートおばちゃんからターゲットにされ、心身を病んだ。 半年ほど耐えたがとうとう倒れた。 今でも思い出すと気持ちが悪くなるので詳細は割愛する。 オバチャンの毎日の攻撃と業務内容のキツさ(力仕事なのよ)ですっかり弱ってしまった。 ある朝、体が重くて起き上がれず、あ、これはヤバいと思った。息子の弁当を作らなくてはならないのでなんとか起きたが体がふらつく。少し熱があったのでその日は休んだ。 次の

      • ほのぼの、のんびり。ミニチュアホースと触れ合う北海道日高町「おひさま牧場」

        北海道日高と言えば競走馬、サラブレッドの産地として有名だが、ファミリーで楽しめるとってもかわいいミニチュアホースを放牧している牧場がある。 見ているだけで癒される素敵な牧場。何かとお疲れの現代人の心のオアシスと言っても過言ではない。 ミニチュアホースと直接触れ合える! その場所は日高町平賀にある「おひさま牧場」。 いかにも日高らしいのどかな風景が広がっている素敵な場所。だが、公共交通機関の発達していない場所なので車での移動が便利である。しかし、ちょっと(かなり)わかりにく

        • 昭和レトロな水族館。ペンギンが目の前を歩く「室蘭民報みんなの水族館」

          子供の頃、水族館に連れて行ってもらった懐かしい思い出。そんな思い出が蘇るような昭和レトロな水族館が北海道室蘭市にある。 最新の設備ではないがお得な料金でとても楽しめるステキな水族館だったので紹介したい。 入場料は400円! 室蘭民報みんなの水族館は昭和28年に開館した北海道最古の水族館。元々は市立室蘭水族館という名前だったが令和5年から地元紙とのネーミングライツ契約によって現在の名前に変わっている。 チケットはたったの400円。お値段も昭和かな?と思うほどだ。レトロな門

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          図書館のお兄さん

          上の子供たちが幼い頃、よく図書館へ行っていた。 あの頃は田舎に住んでいたから大した娯楽はなく、タダで楽しめるということもあって保育所の帰りに本を借りるのがルーティンになっていた。 私も今は時間があるので、今住んでいる街の図書館へ行くようになった。 田舎の図書館よりもずっと大きく、本がいっぱいある。静かで居心地の良い場所。 図書館の前には公園があって子供たちが遊んでいる。ウォーキングにもいい感じ。 公園には栗の木があり、たくさん実をつけていた。 これ、落ちたら拾っても良いのか

          図書館のお兄さん

          私は一本だけ伸びた豆苗になりたい

          豆苗…それはいつでも安い主婦の味方。なんでも値上げされてる世の中で豆苗は値上げせずに売られている。 とりわけ私のような貧乏なシングルマザーにはありがたい食べ物だ。 しかも、1回食べた後、容器に入れて育てればあと2〜3回は食べられる優秀な野菜である。 もちろん、私も一回食べた後は容器に水を入れて育てて再び食べる。数日で育つからちょっとおかずに緑が欲しい時に重宝する。息子の弁当にも入れる。 その豆苗を見ていていつも思うことがあるのだが、なぜかいつも一本だけすごく早く伸びるヤツ

          私は一本だけ伸びた豆苗になりたい

          最北のハスの花。無料で楽しめる穴場観光スポット 北海道北見市の「鏡池」

          神秘的で美しい花を咲かせるハス🪷 北海道ではあまりお目にかかれない花であるが、道東の北見市に最北のハスと言われる美しいハス池があるのをご存知だろうか。 知る人ぞ知る穴場スポット、北限のハスを見に行ってきたのでご紹介! 入場無料!見事なハスの池 その場所は北見市小泉。市街地からはちょっと離れた場所ある。 私が訪れたのはお盆時期。ここのハスの花の開花時期は7月下旬から9月中旬ごろだそうで、8月くらいが見頃と言える。 この写真の通り、見事なハス池なのだが、驚くのは私設庭園だとい

          最北のハスの花。無料で楽しめる穴場観光スポット 北海道北見市の「鏡池」

          35年前とほぼ同じ!エモさ満点「北見ファミリーランド」

          遊園地。それは今でもちょっとテンションの上がる言葉だと私は思う。大型アトラクションや充実したショッピングエリアなど1日遊んだぐらいじゃ全然足りない有名施設をつい思い浮かべるけど、昭和の時代の面影を残したノスタルジックな遊園地もまた良いものである。 そんな遊園地が私の故郷、北海道北見市に存在するので紹介していきたい。 北見市民なら一度は行ったことあるはず! 「北見ファミリーランド」 ご覧の通り庶民的な良い雰囲気。お盆時期だったので家族連れがいっぱい! 入場は無料。乗り物

          35年前とほぼ同じ!エモさ満点「北見ファミリーランド」

          自分生誕の地、幼少期を過ごした思い出の場所が今は素敵なカフェになっていた話

          私は毎年お盆時期になると実家に帰る。 出身はカーリングや焼き肉で有名な北海道北見市。 今でも北見は大好きな街。 離れてからその良さを改めて知った。 個人的な話になるが、私の育ち方は複雑だった。 私が小学1年生の時両親は離婚。 少しの間母親と一緒にいたが、その後父親に引き取られた。 父親と新しい母、その連れ子と生活していた。 今で言うステップファミリー。でもその生活は楽しいものではなかった。 実の母親に会うことはできず、すぐ隣に住んでいた祖父母にも会えなかった。 そうこうしな

          自分生誕の地、幼少期を過ごした思い出の場所が今は素敵なカフェになっていた話

          アラフィフだけど日商簿記3級に91点で合格したぞ!

          DVで避難して職を失い、生活保護を受けながら離婚裁判を戦い終え、さあ、これからどうしようと思った私。 とりあえず資格が欲しいなーと思い、独学でもできるものを探していたら、あら、これならいけそうじゃない、日商簿記3級。まずはこれからはじめましょ!なんて軽いノリで始めちゃったものの、昔とは全然レベルが違うのよ。まあビックリ🫢 経理の経験は一応ある。でも30年くらい前の話で、当時は会計ソフトなんてなかったから紙の仕訳伝票でワープロも現役で活躍してた、そんな時代… 朧げな記憶を辿り

          アラフィフだけど日商簿記3級に91点で合格したぞ!

          ウソでしょ⁉︎な法テラスの決定と弁護士の対応

          面会交流調停も終わり、元夫との争いは一応これで全て終了した。 しかし、また新たな問題が発生する。 それは…「法テラス」の決定だ。 法テラスとは資力の乏しい人に裁判費用の立て替えや弁護士の紹介を行う機関である。 生活保護だった私は法テラスを利用し、調停、裁判を行ってきたが、ある時突然法テラスが援助を打ち切り、一括で費用を返済するよう通知してきた。 それはなぜかと言われると、すごく簡単に言えば相手方から得たお金があったから。それまでは順調に援助を決定してきたのにある日突然この日ま

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          面会交流調停と阻まれるDV被害書の社会復帰

          DV避難から1年半かかってようやく離婚が成立し、ほっとしたのも束の間、残された課題である1番下の子に対する面会交流調停が始まった。 通常の調停では調停委員を挟んで行われるが、今回は「単独調停」といって調停委員を挟まず、裁判官と直接やりとりするスタイルだった。 当時はまだコロナ禍で電話調停も選ぶことができたが、「出廷した方が印象が良いから」と弁護士に言われ裁判所に行くことになった。 弁護士は離婚裁判の時よりは力が入っているらしく、面会交流は阻止したいと当時の動画もやっと証拠に上

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          いざ離婚調停!そして裁判へ。子どもにも残るDVの傷跡

          シェルターから出て1ヶ月後、第1回の調停が始まった。 当時はコロナ禍で私は裁判所には出廷せず、シェルター職員と一緒に弁護士事務所へ行き、そこから電話調停というカタチで行われた。 裁判所で元夫と鉢合わせる心配がなく、その点では安心だった。 調停の段階では元夫に弁護士がついておらず、1人で出廷してきたようだ。 婚姻費用の分担から離婚、親権、財産分与、慰謝料等について調停委員を挟んで話し合いが行われるのだが、元夫は離婚は絶対に認めなかった。 そしてDV夫あるあるなのだがこちらの話

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          弁護士に会う。ちょっと嫌な予感

          離婚調停に向けて、シェルターの方から紹介された弁護士に会いに行くことになった。 私が紹介された弁護士は男性だったが、この方はシェルターで紹介している唯一の男性弁護士だった。 他の被害者は大体女性の弁護士を紹介されているらしい。 元夫がものすごく女性を下に見ていることから男性弁護士を紹介したそうだ。 弁護士の元へ行く前に、証拠として動画、音声、書き留めていたノートをデータで送っていた。

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          DVシェルターでの生活

          シェルターでの生活はとても退屈だったが、離婚調停の手続きや退所後の生活に向けての準備に忙しかった。 個室で自炊するスタイルのシェルターのため、毎週決まった額を渡され買い物をする。買い物は主にボランティアの人たちが週に2回ほど連れて行ってくれた。そのほか近くのコンビニなどには許可があれば行けたので、気晴らしにアイスクリームを買うこともできた。 シェルターには小さなお子さんがいる若いお母さんが多いが、実は高齢の方も多い。年齢問わずDV被害を受けることに驚いた。

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          DVシェルターでの生活

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          全てを捨てる決意〜DVシェルターへ避難〜

          児相、役所の訪問から約半年が過ぎた。 その間、精神的DVや経済的DVはずっと続いていた。それは子供達に対しても一緒だったが、なるべく元夫とは関わらないように生活していた。 警察からの連絡も定期的にあり、その都度対応してきたが、半年を過ぎる頃には連絡も無くなっていった。 そんな時、1番下の子と元夫が言い争いになり再び元夫が子供に暴力を振るったのである。 警察へ連絡するかどうか迷っていると、偶然にも向こうから電話がかかってきた。 元夫が子供に暴力を振るったことを伝えると「今回は

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