いざ離婚調停!そして裁判へ。子どもにも残るDVの傷跡
シェルターから出て1ヶ月後、第1回の調停が始まった。
当時はコロナ禍で私は裁判所には出廷せず、シェルター職員と一緒に弁護士事務所へ行き、そこから電話調停というカタチで行われた。
裁判所で元夫と鉢合わせる心配がなく、その点では安心だった。
調停の段階では元夫に弁護士がついておらず、1人で出廷してきたようだ。
婚姻費用の分担から離婚、親権、財産分与、慰謝料等について調停委員を挟んで話し合いが行われるのだが、元夫は離婚は絶対に認めなかった。
そしてDV夫あるあるなのだがこちらの話より向こうの話の方が圧倒的に長い。
こちら側の話は30分もたたずに終わるのに向こうの話は1時間程度かかっていた。調停委員が内容をまとめてこちらに話してくれるが、元夫が支離滅裂な話をされてまとめきれてないことが度々あった。
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