対人恐怖症だった私が「変わり始めたキッカケ」
対人恐怖症だった私が変わり始めたキッカケは、
「ある本と出会ったこと」です。
その頃(約10年前)の私は、対人恐怖症をとにかく克服したくて、
”対人恐怖症 克服”
”うつ病”
“社会不安症”
”対人 緊張”
といったワードをネットで調べていました。
" 対人恐怖症の原因と克服方法! "
といった記事はたくさんありましたが、どれも参考にならないものばかりで途方に暮れていました。
そういった記事に書いてあることは大体、
「気にしない」
「運動をする」
「精神科に通って薬物療法や心理療法を行う」
と書いてあることが多く、
"今実践できる克服の方法"
が書いてあることがありませんでした。
「気にしない」が出来たらなんの苦労もしないわー!
と、そういった記事を読むたびに思っていました(^_^;)
現在は、SNSで検索すると、心理カウンセラーやメンタルトレーナーや対人恐怖症に関する情報などたくさん出てきますが、
当時はネットで検索してもあまり情報がなく、本を探すか精神科やカウンセリングに通うかくらいしか選択肢がありませんでした。
私の情報収集が下手だったことが原因かもしれませんが、
「自分の対人恐怖症は何が原因で始まって、
今どんな状態で、
これからどうしていけば解決できるのか」
を知るまでに随分と時間がかかってしまいました。
そんな私が、ついに前進できるかも?と初めて感じた本があります。
「これは私のための本か?!」と夢中になって読んだのを覚えています。
それは
加藤諦三さん著書の「自分に気づく心理学」です。
当時通っていたカウンセリングでも、この本を読んで気づきがいっぱいあったことを担当のカウンセラーさんに話しました。
本にはアンダーラインがいっぱいひいてあります。笑
そして、やっと気付いたのです。
「家庭環境が原因で現在の精神状態になっているんだ」
「私の精神状態は普通ではないんだ」と。
ただ、この本に書かれている解決方法では私の問題は解決出来ませんでした。
この本で分かったことは、
"対人恐怖症の原因や現在の状態"です。
これが分かるだけでも大前進です。
しかし、
"じゃあこれからどうすれば解決できるのか?"
が分からなかった。
そこが1番大事なのに、、、。
今読み返すと「そういう意味だったのか!」と理解できるのですが、
当時の私は" 具体的な解決方法 "を提示してくれないと理解が出来ないし実践の仕方が分かりませんでした。
抽象的なことを言われても理解ができなかったのです。
このことがキッカケで
「私が欲しい答えは本に書いてあるんだ!」
ということに気が付きます。
「誰も教えてくれなかったことを本が教えてくれる!」
読書の習慣なかったので、恥ずかしながらその時やっと気付きました、、、。(^^;)
そこから書店に通うようになります。
自己啓発本など気になる本をどんどん買い、色んな著者さんの考えを吸収するようになりました。
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