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小田嶋龍飛 | 水ワクLabo
2024年11月5日 21:54
水の惑星、地球。生命の誕生、文明の発展、そして、産業の成長を支えてきた「水」ですが、そもそも地球の水って、どこから来たんだろう?ふと疑問に思い、調べてみました。もともと、地球は”カラカラ”だった太陽や地球などの天体は、宇宙にただよう気体やチリが集まり、誕生しました。太陽から遠い宇宙空間は、寒いので、水は「氷」として存在します。そのため、太陽から遠く離れた天王星などには大量の氷が
2024年8月27日 22:37
日本における上下水道発展の歴史、最終回です。前回は、明治維新による水道・下水道の文明開化について書きました。第3回(最終回)は、戦後、高度経済成長期、成熟社会における水道・下水道の変遷をたどりながら、今後の水インフラについて考えます。戦後のGHQ占領下における水道整備第二次世界大戦後、日本の水道はGHQ占領下で米国化が進みます。GHQ指示により、当時の米国基準をもとに水道の塩素消毒
2024年8月18日 10:36
日本における上下水道の発展について、全3回に分けて紹介します。前回は、江戸の優れた「和製水インフラ」を紹介しました。第2回は、明治維新を起点にした上下水道の変遷に注目します。明治の西洋化トレンドに、上下水道は大きく影響を受けました。この時期に、水道・下水道に関する学問の体系化も加速しました。明治維新と近代水道の普及1868年の明治維新後、新政府は西洋の技術を取り入れ、近代的な上下水道
2024年8月17日 15:33
日本における上下水道の発展について、全3回に分けて紹介します。第1回は、『和製水インフラ』が整備された江戸時代に注目します。江戸は、都市化による人口の急増に伴い、清潔な水の確保、衛生環境の整備が喫緊の課題となったことで、水インフラが発展しました。江戸の水道 ~ハイブリットな水利用~江戸時代の都市部では、各家庭や商家は浅井戸を掘って水を確保していましたが、飲用には適しませんでした。埋め立
2024年2月4日 16:09
今回は、水について幅広く活動している私が、特に参考にしている情報ソースをまとめてみました。■国際協力系・WaterAidウォーターエイドは、1981年にイギリスで設立され、40年以上にわたり、水・衛生分野に特化して活動してきた国際NGOです。「すべての人がすべての場所で、清潔な水と衛生設備を利用し、衛生習慣を実践できる世界」をビジョンに掲げ、計26か国で活動している世界で最も大きな水・衛