MIYA

R&Dサラリーマン。AIツールでR&D業務の効率化にトライしています。

MIYA

R&Dサラリーマン。AIツールでR&D業務の効率化にトライしています。

最近の記事

OpenAI o1のフルバージョンにアクセス可能?〜リリースは近いかも

先月中頃のOpenAIのプレゼンでは発表されなかったo1ですが、もしかしたらリリースが近いのかもしれません。あるリンクにアクセスすると画像のアップロードが可能な推論モデルとチャットができました! OpenAI o1モデルの未公開にアクセスするリンク 今これを読んでいただいているタイミングでアクセスできるかはわかりませんが※、以下のアドレスで未公開o1モデルにアクセスできました。 https://chatgpt.com/?model=o1 ※2024/11/3 10時現

    • ChatGPT searchがついにリリース!

      ついにSearchGPT改めChatGPT searchが公開されました! これまでは一部のユーザーのみにテストされていた機能でしたが、2024/11/1にChatGPT PlusとTeamプランの有料ユーザーが利用可能となっています。 使ってみた印象を記事にしてみました。 ChatGPT searchとは これまでのweb browsingではbingを通じて得た情報を要約していましたが、OpenAIの公式ページによると、ChatGPT searchでは情報提供パートナ

      • 静止画から動画生成〜Hailuo AIがすごい

        お久しぶりです!南の島に逃避行していたこともあり、1週間以上ぶりの記事です。 久々の記事の題材に選んだのは、数週間前にSNS上で話題になっていた動画生成AIのHailuo AI。流行からは完全に乗り遅れてしまいましたが、話題通りのハイクオリティな動画を静止画から生成できました。この手の技術は今後、様々な業界にインパクトを与えそうです。 Hailuo AIについて Hailuo AIは中国のAI企業であるMiniMaxによって2024年9月にリリースされました。テキストから

        • ChatGPTのメモリ&サーチ機能を活用したら衆院選投票先の参考になった

          今年の衆院選の日程が急転直下で決まったので、投票できる日が期日前投票の前半数日しかありませんでした。調べる時間もなかなか取れないので、ChatGPTのメモリとサーチ機能を利用したら意外と参考になったので記事にまとめておきます! ChatGPTのメモリ機能 ChatGPTには、ユーザーとの会話で話し合った内容の一部を記憶しておく機能があります。この機能は2024年2月に導入されました。 メモリに記憶した内容をもとに、ユーザーの好みや特性、経験に合わせた回答を生成してくれま

        • OpenAI o1のフルバージョンにアクセス可能?〜リリースは近いかも

        • ChatGPT searchがついにリリース!

        • 静止画から動画生成〜Hailuo AIがすごい

        • ChatGPTのメモリ&サーチ機能を活用したら衆院選投票先の参考になった

          AIはどこまでいったら仕事を変えるのか〜OpenAIのAIレベルから考える

          以前の記事でAIの5つのレベル(AGIへの5ステップ)についてかるく触れました。「自律的に行動」や「タスクを実行」、「イノベーションを生み出す」など何やら凄そうに思うわけですが(多分実際にすごい)、仕事(業務内容)によってそのインパクトまでの時差が大きいと考えています。 というのも私たちは物理的な存在で、AIはデジタルな存在だからです。 デジタル空間で完結する仕事に関してはOpenAIが提案しているAIのLevelがダイレクトに影響を与えるだろうことが予測できます。一方、接

          AIはどこまでいったら仕事を変えるのか〜OpenAIのAIレベルから考える

          OpenAI o1について振り返ろう

          今週10/17のOpenAIのプレゼンでフルのOpenAI o1のフルバージョンが来るかもしれないので、これまでのo1の動向についてまとめていきましょう。 OpenAI o1とは OpenAIいわく、o1は「応答する前により多くの時間をかけて考えるように設計された新しい AI モデル」とのことです。これまでのGPT-4oは、事前学習に基づいて次に来る単語を予測しながらテキストを生成しますが、o1はステップバイステップで考える(Chaine of Thought:CoT)プ

          OpenAI o1について振り返ろう

          イーロン・マスクのテスラ、超未来的イベント〜ロボタクシーよりもロボがすごい

          今日は何気なくXを見ていたらすごい動画が。。。イーロン・マスク率いるテスラのロボットOptimusがもはや人間レベルに見えます(遠隔操作?)。昨日の記事ではデジタル空間上での人間性の証明のためのWorld IDの話を書きましたが、もはやデジタル空間上だけではなくフィジカル空間にもAIは進出してきているようです。 今日は華金だし、飲みにでも言って記事書くのお休みしようかなと思っていましたが、ブックマーク的に記事を残しておこうと思います。 ロボタクシー「Cybercab」お披

          イーロン・マスクのテスラ、超未来的イベント〜ロボタクシーよりもロボがすごい

          World ID?博報堂とサム・アルトマンが見据える世界

          先日のノーベル物理学賞の記事の最後に気になる記事として、博報堂とTools for Humanityの提携に関するニュースリリースを挙げました。 Tools for HumanityとはWorldcoinプロジェクトというサム・アルトマン(OpenAI CEO)が会長を務めるプロジェクトの主要企業らしい。 World IDとは 先程の博報堂さんのニュースリリースを見返してみると、「本プロジェクトに参加することで発行される「World ID」は、オンライン上で自身が人間で

          World ID?博報堂とサム・アルトマンが見据える世界

          2024年のノーベル物理学賞がある意味歴史的(雑感)

          今年のノーベル物理学賞は「人工ニューラルネットワークによる機械学習を可能にした基礎的発見と発明に対する業績」でJohn J. Hopfield氏(プリンストン大学)とGeoffrey E. Hinton氏(トロント大学)が受賞しました。 これはある意味歴史的な出来事ではないか、ノーベル物理学賞の潮目が変わったような気もします。今年のノーベル物理学賞について、少し考えてみるとAIとサイエンス、今後の技術の発展の方向性やそれが私達に与える影響が見えてくるかもしれません。意外と身

          2024年のノーベル物理学賞がある意味歴史的(雑感)

          ChatGPT アドバンストボイスモードに(飲み会帰りに)話し相手になってもらった

          ChatGPTのアドバンストボイスモードがリリースされてはや一週間以上が経過した。AirPods Proと組み合わせると何でも答えてくれる話し相手になりました! ChatGPTアドバンストボイスモード ChatGPTのアドバンストボイスモードは2024年5月のOpenAI Spring Updateで公開されて「ほぼ人間並み」、「画像認識までして話すなんてすごすぎる」など、大いに話題になった機能でした。 しかし、待てど暮せどリリースされず、9月末を迎え「もう10月になる

          ChatGPT アドバンストボイスモードに(飲み会帰りに)話し相手になってもらった

          ChatGPT 4o with canvasに日本の地価分布レポートを作ってもらう

          ChatGPTの有料ユーザー向けにについ数日前、with canvasという機能がリリースされた(https://openai.com/index/introducing-canvas/)。とりあえず触ってみようということで、データの分析、レポートの作成という流れがどのようにwith canvasで変わるかを検証するため、国土交通省が公開している地価調査データをもとにwith canvasを使ってレポートを作ってみた。 GPT-4o with canvasの選択画面 Ch

          ChatGPT 4o with canvasに日本の地価分布レポートを作ってもらう