イーロン・マスクのテスラ、超未来的イベント〜ロボタクシーよりもロボがすごい
今日は何気なくXを見ていたらすごい動画が。。。イーロン・マスク率いるテスラのロボットOptimusがもはや人間レベルに見えます(遠隔操作?)。昨日の記事ではデジタル空間上での人間性の証明のためのWorld IDの話を書きましたが、もはやデジタル空間上だけではなくフィジカル空間にもAIは進出してきているようです。
今日は華金だし、飲みにでも言って記事書くのお休みしようかなと思っていましたが、ブックマーク的に記事を残しておこうと思います。
ロボタクシー「Cybercab」お披露目イベント
冒頭のOptimusがドリンクを振る舞っているイベントはどうやらテスラのロボタクシー「Cybercab」のお披露目イベントとのことです。Optimusすごい!から入ったので、ロボタクシーには正直全く興味は湧きませんでしたが、見た目は近未来的で昔のSFに登場しそうな雰囲気です。Cybertruckを流線型にしたような感じ。2026年リリースを目指しているようです。
最近はサンフランシスコでwaymoが自動運転タクシーをスタートしており、一般の人も使えるようになってきていると聞いています。自動運転のタクシーは気楽・自分空間・チップいらない等、人が運転するタクシーにはない利点はあるそうです。
テスラロボOptimus登場!
あまり興味がないCybercabについての説明はそこそこに、いよいよテスラロボOptimusです。冒頭の大きめのゆるキャラのような車は20人乗りの自動運転バンとのこと。動画の00:25あたりからOptimusの集団が登場します。
1:10あたりで人がOptimusの近くによって歩いているシーンがありますが、人が近くにいることでその異様さが目を引きます。1:20からはイメージ映像に移りますが、人とロボットの共存のイメージをOptimusを利用して撮影しています。
こちらの動画は道端でOptimusと人が会話しています。バックグラウンドではどんなAI(人?)が動いているのでしょうか。イーロン・マスク率いるテスラだけにまさかのxAIのGrokが関係していたり(一抹の不安)?
こちらはじゃんけん?をしているように見えます。ここまで本当にできるようになったら、人の動作を学習させることもできそうなので、工場等で作業することも十分想像できます。遠隔操作だとしてもこれは近い未来なのかもしれません。
写真に応じたり、歌を歌ったり、コミカルな動きをしたり、すごい、すごすぎる。。。妄想じゃなくロボットを使ってデモできてる、、、ワクワクします
これだけの処理を自立して行うのは難しいでしょうが、どの程度の消費電力で何分程度動作できるのか気になります。調べてみると、以下に記載がありました。
「座っているとき100ワット、速歩きのとき500W」意外と低消費電力ですね。バッテリーパックは2.3kWhらしく、8〜9時間連続稼働できるようです。いや、せいぜい長くて30分程度かと思っていましたが桁違いです。8〜9時間動けるなら人のいち日の労働時間程度。充電時間は公表されていませんが、200Vの家庭用充電設備を使うと想定すると完全充電には1〜2時間程度と推定できます。少し休憩(充電)したら、夜通し働けるということですね。
所感
驚き屋さながらに興奮しながら記事を書いてしまいましたが、純粋にすごいです。人手不足が社会課題化してきた昨今、Optimusのような汎用作業のできるロボットが急速に普及する可能性があります。アクチュエーターの低価格化やAI技術の進展も相まって、中国ではロボット系のスタートアップがここ数年増加しているようです。特に中国では生産年齢人口の減少が予測されており、それを補う対策が急務となっています。人間を代替するロボットの社会への浸透はメガトレンドと言えそうです。
先日紹介したWorld IDのような「人間性の証明」自体に価値が出てくる、そんな未来が近づいているのかもしれません。
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