saim

ゲームや映画のレビュー、日記などが主なコンテンツとなります。 以前は短歌を詠むなどの活動をしていました。

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ゲームや映画のレビュー、日記などが主なコンテンツとなります。 以前は短歌を詠むなどの活動をしていました。

マガジン

  • 同人誌作成と文学フリマ出店、その道のり

    急に思い立って自分の短歌の同人誌を作ろうと決意した斎藤。しかし、何から始めていいかすらわからない。その混沌とした道のりをまとめたマガジンです。

最近の記事

Mouthwashingがゲームであることの利点

人間は見たものをそのまま見ているのではなく、脳内で補って見ている。 それがただの四角と小さな丸であっても、これまでの経験から推測し、それをドアだと認識することができる。 実際に描かれているもの以上のものを、私たちは自分の頭の中で補って見てしまう。 凄惨な場面をありありと見てしまう。 だから、このゲームは荒いポリゴンで作られていることに意味があるのだと思う。 冒頭から急に何の話かとお思いだろうが、思ったことを書き留めておかないと忘れそうだったので書いておいた。 ここからはわた

    • 映画「悪魔と夜ふかし」の感想

      ずっと楽しみにしていた映画、「悪魔と夜ふかし」を観てきました。 ネタバレありで感想を書くのでまだ観ていない方は注意してください。 面白かったです。 70年代のテレビ番組の生放送という設定がとてもいい。 ざらついた質感の映像、生で演奏する楽器隊、話術に長けた司会者とさまざまなゲストたち。 映画のあらすじは公式のやつを見てください。 わたしが説明するよりよっぽどいい、当然ながら。 この映画の良いところ、つまり嫌なところは、 「絶対に良くないことが起こる」 という予感をずっと

      • 2024.10.6

        私には何もない。 未来への展望も希望も守るべきものも。 かつて大事だったものも、もう大事だと思えなくなってしまった。 希望の光だと思って手を伸ばしたら幻だったということばかりだ。 普通の人間みたいに、普通に仕事して、雑談をして、嘘をついて、互いが気まずくならないようにして、ずるをして、でも優しくもして、ちゃんとお土産を持っていく。 パートナーを得て結婚する。 そういう普通が私には全部苦痛だ。不可能に近いと思う。 それでも自分なりのやり方があると思って、最後まで希望は捨て

        • 上に天井がある。The Relapse(DLCコンテンツ)のゲームプレイ記

          上に天井がある。のDLCが発売されました~! とっても面白かったです。 ですが、詰まってしまう点がいくつかあるように思いました。 なのでそのへんを解消できたらいいなと思ってこの記事を書いています。 ネタバレになることも書きますので、 まず自分でプレイしてみて、詰まったらこの記事を参考にしてもらえたらうれしいなって思います。 作品についての感想も最後のほうに書きます。 はじめに 日本語対応していません(2024.9.27現在) なんと日本語に対応していません。 今後のア

        マガジン

        • 同人誌作成と文学フリマ出店、その道のり
          8本
          ¥200

        記事

          服を着てお湯につかる。※「上に天井がある。」の感想

          「上に天井がある。」というゲームをやりました。 ゲームのストアページを見てください。 見てのとおり、女の子が服を着たままバスタブでお湯につかっていますよね。 それで、わたしは自分もやってみたいと思いました。 服を着てお湯につかってみようと思いました。 手順1 お湯をためる うちはユニットバスです。 バスタブにお湯をはります。 ドバドバと蛇口から流れ出るお湯を見ていると、 これから自分のすることのおかしさにわくわくしてきました。 手順2 お湯につかる パジャマのまま

          服を着てお湯につかる。※「上に天井がある。」の感想

          もう短歌をやめたいかもしれない

          もう短歌をやめたいかもしれない。 結局のところ、わたしには向上心がない。 他の作品を読むこともせず、自分の短歌がいいのか悪いのかさえわからない。 こんな状態で短歌を続けたって何のためにもならない。 短歌で賞をとることにこだわっていた時期もあったが、もうどうでもよくなってしまった。 賞をとったら歌集を出せて、ちやほやしてもらえるだろうと思っていた。 でもきっとそんなの一時でしかなく、そのあとはまた孤独に短歌と向き合っていくしかないだろう。 そして短歌の世界にまつわるあれこれも

          もう短歌をやめたいかもしれない

          Can you see me?

          私の好きなアーティストのChuck Salamone 氏の新しいアルバム、 「 In plain sight」を聴いた。 その中でもお気に入りは、「Can you see me? (Feat. Vinny Vinesauce & Mason Lindroth)」だ。 下にbandcampのページを貼っておく。 Can you see me? (Feat. Vinny Vinesauce & Mason Lindroth) | Chuck Salamone (bandca

          Can you see me?

          Exorcist: Reviewer of Minds クォンタムヘル(最上級難易度)について

          以前、「Exorcist: Reviewer of Minds」についての記事を書きました。 こちらです。 そのときに、「クォンタムヘルについては別のときに書こうかな」と言ったので、まあそれを書きます。 クォンタムヘルというのはこの「Exorcist: Reviewer of Minds」というゲームにおける最上級難易度で、リリースから少し後に追加されたものです。 これが、わたしにとってはかなりの難敵となりました。 というかまったく歯が立たないという状況に陥りました。 し

          Exorcist: Reviewer of Minds クォンタムヘル(最上級難易度)について

          Exorcist: Reviewer of Mindsをプレイしたよ

          Exorcist: Reviewer of Minds(エクソシスト レビュア・オブ・マインズ) というゲームをプレイしたよ。 すごく楽しかったよ。 ※見出しの謎の絵は、自分で書いたよ。ゲーム画面のスクショを見出しに使っていいかわからなかったからだよ。 このゲームを制作されている「727 Not Hound」さんのゲーム、 他にも魅力的なのいっぱいあるんですけど、 いかんせんわたしが操作下手すぎるせいでなかなか手が出せなかったんですよね。 でも今回のゲームはマウスだけで

          Exorcist: Reviewer of Mindsをプレイしたよ

          お墓参りに行ってきた

          両親と一緒に新潟にお墓参りに行ってきた。 しかしわたしの出身地は新潟ではない。 説明するならば、 ・わたしの両親は新潟出身 ・親が転勤族だったためわたしは各地を転々としながら生きてきた ・お盆には新潟の祖父母の家に両親と共に帰省していた このため、出身地ではないが、新潟に思い出と思い入れはあり、祖父母の墓もある。 というわけだ。 よくわかんないよね。 で、お墓参りに行ってきたはずなんだけど、 どっちかというと水族館のついでにお墓に行ってきたって感じになった。 だか

          お墓参りに行ってきた

          働くのが怖いんだってば

          わたしは今、うつによる体調不良のため仕事を辞めて、ゆっくり休んでいるところだ。 それなのに、なぜかうまく休めていない気がする。 悪夢をみた。 クリニック(二度と働きたくない場所)に就職した夢だ。 夢のなかでは、わたしの席がなく、背もたれのないキャスター付きの椅子をあてがわれて、 「お昼食べるときはここで食べてね」 と言われた。 「ここは時計じゃなくてチャイムの音がすべてだから、  チャイムが鳴ったら休憩終わりだからね」 と言われた。 そう言っている先輩職員も、こんなことお

          働くのが怖いんだってば

          ぎちぎち日記6

          今回は退職と胃液とベースブレッドについて書きます。 胃液? 6月某日 ストラテラ(アトモキセチン)の5ちゃんスレ読んでたら、 「知ってはならない真実を知ってしまったような気分だ」 みたいなコメントがあって、 「ストラテラってそんなアカシックレコードみたいな副作用あったか?」 ってレスついてて笑った。 あったら面白いなのにな。 6月某日 ようやく退職日になり、箱入りの個包装のお菓子を共有スペースに置いて帰った。 個別のあいさつとかは特にしなかった。 話しかけてきてくれた

          ぎちぎち日記6

          ぎちぎち日記4

          うつとADHDで、あと薬の副作用で、どれが症状でどれが副作用なのかわからんなぁの日記です。 6月某日 友達とピューロランドに行く約束をした。 ピューロランドは子供の頃に一度行ったことがあるだけで全然行ったことがない。 最近、ポチャッコを好きになったので行ってみたいと思ったのだが… 着いたらまず何時にここに行きこれの予約をして、と1日の予定をしっかり決める必要があるらしい。初心者には難しいのではないかという気がしてきた。 友達も初心者だし。 わたしは病気だし。 大丈夫なのか

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          ぎちぎち日記3

          うつ病とADHDの治療をしながら仕事もしてて無理ゲーの日々です。今更ですけどタイトルの「ぎちぎち」というのは脳内の音です。 5月某日 仕事しんどいので休職できませんかと上司に相談したら、そういうのはないと言われた。 ないってなに?  と思いつつ、まあそうだろうなとも思った。 従業員のこと考えてくれない会社だから仕方ないね♪ ってかんじ。 仕事は辞めることになった。 すぐには辞められないのでまだ働くが、終わりが見えてほっとした。 5月某日 吐いたり泣いたりはおさまってき

          ぎちぎち日記3

          ぎちぎち日記2

          うつと発達障害でてんやわんやの人の日記です。 今回は新しく服用を始めたストラテラ(アトモキセチン)の感想を主に書きます。 同じ薬飲んでる人の参考になったらうれしいです。 ちなみにわたしは人の服薬日記をめちゃくちゃ参考にしてます。ありがたいです。 5月某日 アトモキセチンの副作用か、吐き気がちょっとある。 朝はパンが食べれた。電車もちゃんと乗れた。それなのに仕事をしてると、どうしても息が苦しくなってきて、どんどん吐きそうになってきて、本当になんでこうなっちゃうのかわからない

          ぎちぎち日記2

          ぎちぎち日記

          精神がやられ気味の人間が書いてる日記なので、 読むときは気を付けてください。 端的にいうと仕事に追い詰められてうつが悪化してそのうえなんかADHDと診断された人間の日記です。 4月某日 出勤したけど吐き気がすごくて、トイレですこし吐いた お昼が食べられなくて自席で寝てた 午後になったらましになるかと思ったけどダメで、早退した なにが原因かわからない もう休みたくないのに 5月某日 ゴールデンウイークが終わってしまう 感情がぐちゃぐちゃになって、仕事行きたくない、とず

          ぎちぎち日記