ミカン科は大体皮を絞る、皮膚刺激注意 | アロマテラピー検定 勉強メモ
こんにちは、みつまめです。
2021年4月に適応障害と診断され、3ヶ月間休職。
その後フルタイム復職し、気分の波に翻弄されつつ何だかんだ10ヶ月が経過しました。
休職中にアロマの勉強はしていたのですが、今回の資格取得にあたって再度勉強をしなおしました。
アロマテラピー検定はこれでもか!と言うくらい精油に関する問いが出てきます。
しかも原料植物の写真をみて答えたり、何科の植物なのか、どんな方法で抽出するのかを知らないと回答を選びようがない問題も…。
学生時代と比較して記憶力は格段に落ちています。
そのため、「ざっくり分類」「視覚、嗅覚、イマジネーションフル活用」「経験も踏まえて」「面白おかしく」を意識して、自分なりに整理をしながら覚えました。
雑な覚え方をしたので誰かの参考になるかはいまいち不明ですが、個人的な勉強メモを残したものですのでご容赦ください。
もう少しお役にたてそうな記事は、いずれ書くと思います。
精油の定義
精油(エッセンシャルオイル)とは、天然の植物から抽出した香りの成分です。
植物の種類によって抽出する箇所は異なり、下記から抽出されます。
花、葉、果実(果皮)、樹脂、幹(心材)、根
柑橘類の精油抽出方法
精油の抽出方法って実は複数の種類があるのですが、柑橘類は多くが「圧搾法」で抽出されます。
それもそのはず、柑橘類は主に皮から精油を取るためです。
昔は手で皮をむいて絞ったそうですが、今は機械で絞って、遠心力で分離させて精油を得るそうです。
ちなみに熱を加えない方法のため、「コールドプレス」とも呼びます。
なお、花から精油を得る種類もあります。花から取る場合は、他の花や葉から取る種類同様、水蒸気蒸留法で抽出します。
(検定に出る精油は1種類しかないので「じゃない方」で覚える)
柑橘類の皮は肌への刺激に注意
個人的な経験で恐縮ですが、実は私ゆず湯に入れません。
入ると皮膚がピリピリしてしまい、赤みとかゆみがでます。
ゆず湯、好きだったのに入れなくなって実はちょっとショック。(確か小学校高学年くらいからダメになった)
柑橘類って実は肌への刺激が強い種類です。
身近な素材ではありますが、肌が弱い人には注意が必要だったりします。(沐浴法で使う場合も慎重に)
なお、柑橘類の精油の中には紫外線で反応し、皮膚に炎症や色素沈着を起こすものがあります。(光毒性)アロママッサージなどで皮膚に使う場合は要注意です。
ミカン科のアロマ(試験に出るもの/五十音順)
グレープフルーツ
抽出部位:果皮
健康:集中力アップ(交感神経の活動が優位になる)
その他:グレープフルーツの果実そのものの、甘酸っぱく爽やかな香り。※光毒性あるため注意
スイートオレンジ
抽出部位:果皮
健康:睡眠の質改善、リラックス効果、気分の向上
美容:肌を滑らかに整える ※柑橘類だが光毒性がない種類
ネロリ
抽出部位:花 ※水蒸気蒸留法で抽出
健康:燃え付き症候群や不安感が軽減、血圧低下
美容:乾燥肌の改善(ストレスで低下した皮膚温度を上昇させる)
その他:別名ダイダイ。イタリアのネロラ公国の公妃が愛用した事が「ネロリ」という名前の由来。
葉や果実からも精油が得られる。葉や小枝から得られた精油は「プチグレン」と呼ばれ、古くから幅広く使われてきた。
ベルガモット
抽出部位:果皮
健康:睡眠の質向上、混乱の軽減、活気の増加、精神的疲労の低下
美容:消炎作用 ※光毒性があるため注意
その他:紅茶のアールグレイの香り付けに利用される。果汁や果肉はほとんど利用されず、果皮から香料を得るために栽培されている。
17世紀末に誕生した「ケルンの水」の主要原料だったと言われている。
レモン
抽出部位:果皮
健康:抑うつ感軽減、緊張不安の軽減
※うつ未病期の患者に対して、SDSにより影響を調べた研究データあり
美容:抗菌作用(アクネ菌ついての報告データあり) ※光毒性あるため注意
その他:インドのヒマラヤ東部山麓、中国東南部からミャンマー北部辺りが原産。ヨーロッパへ広まったのは12世紀、十字軍の兵士が持ち帰ったとされる。
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資格を取ろうと思い至った経緯
ブレンドによる人体実験
香りを感じるメカニズム
その他精油についての勉強メモ
・ハーブ系の植物だいたいシソ科説
・細い草はイネ科説
・ミカン科は大体皮を絞る、皮膚刺激注意
・シソ科でもイネ科でもない「じゃないほう」の草
・木のアロマは個性的
・花は大体バラ科かキク科
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普段は精神疾患による休職→復職界隈の記事を書いています