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北欧で手工芸と暮らす

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スウェーデンで手工芸に触れながら暮らす。 ある時は村の記憶。ある時は手工芸の話。 幸せってなんだろう。 正解はひとつじゃない。 間違ってもいいじゃない。 多分大丈夫。 …
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#この街がすき

木の皮は道具

木の皮は道具

手工芸作家として主に白樺の樹皮を使った作品を製作している。

白樺は古くから北欧をはじめ 北国の生活の中で様々な材料として使われてきた。

特に樹皮は柔らかく加工がしやすい。また防腐剤のような役割もしてくれるため 食料保存の容器として使われていたし、屋根の材料や船の材料としても使われてきた。

私の住むスウェーデン中部には 白樺林が多く、冬になると薪ストーブのセントラルヒーティングをいまだに使って

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ドイツ兵がきたのよ

ドイツ兵がきたのよ



皆が集まるのは木曜日

もう目が悪かったり、腕が動かなくって織物を織れないお婆さんも中にはいる。

それでも週に一度 ここ織物小屋にやって来る。

人が集まると昔の話に花が咲く。

私はそんな話を聞きながら 想像をふくらます。

たまたま戦争の話になった。

スウェーデンは第二次世界対戦に参加せず中立国だった事は有名な話だ。だから私はてっきり世界が戦争でも、この国は平和に生活していたのだと思っ

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スウェーデンの民族衣装が欲しい

スウェーデンの民族衣装が欲しい

ある時に

民族衣装が欲しい

そんな一言を呟いたら、織物部屋のお婆さんが

なら自分で作ったら良いじゃない

と物凄く良いこと思い付いたわ!と弾むような声で言うので思わず。

そうするわ。

と答えてしまった。

簡単に作れば?と言うけれども

お婆さんの言う"作れば?"は先ず布を織るところからだったなんて。。

今思えば無謀。

何百もの縦糸を数え 織機の綜絖に通していく。

これだけで数日か

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イニシャルの意味

イニシャルの意味

民族衣装が欲しい

と発言した為に、自分で作ることになったのだが
詳しくはこちらに

民族衣装のシャツに刺繍するイニシャルの意味を初めて知った。

イニシャルなんだから 名前と姓の頭文字だろうと思っていたのだが

Y H D
2020

Y 私の名前の頭文字 Yukari
H 父の名前の頭文字 H
D Dotter (Daughter 娘) D
製作年 2020

なのだそう

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Vävstuga  (ヴェーブストゥーガ)

Vävstuga (ヴェーブストゥーガ)

スウェーデン語でVävstuga (ヴェーブストゥーガ) と読む。
vävは織る stugaは小屋。つまり織物小屋の話。

私の住む村にはまだvävstugaが存在する。
昔はどの共同体にも必ずあったそうで、村に必要なテキスタイルを村のみんなで織っていたそうだ。

最近では手織りをする人が減り vävstuga は縮小され
現在私の村のvävstugaは70-86歳のお婆さん9人で運営されてい

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