スウェーデンで手工芸に触れながら暮らす。
ある時は村の記憶。ある時は手工芸の話。
幸せってなんだろう。
正解はひとつじゃない。
間違ってもいいじゃない。
多分大丈夫。
…
- 運営しているクリエイター
#この街がすき
スウェーデンの民族衣装が欲しい
ある時に
民族衣装が欲しい
そんな一言を呟いたら、織物部屋のお婆さんが
なら自分で作ったら良いじゃない
と物凄く良いこと思い付いたわ!と弾むような声で言うので思わず。
そうするわ。
と答えてしまった。
簡単に作れば?と言うけれども
お婆さんの言う"作れば?"は先ず布を織るところからだったなんて。。
今思えば無謀。
何百もの縦糸を数え 織機の綜絖に通していく。
これだけで数日か
Vävstuga (ヴェーブストゥーガ)
スウェーデン語でVävstuga (ヴェーブストゥーガ) と読む。
vävは織る stugaは小屋。つまり織物小屋の話。
私の住む村にはまだvävstugaが存在する。
昔はどの共同体にも必ずあったそうで、村に必要なテキスタイルを村のみんなで織っていたそうだ。
最近では手織りをする人が減り vävstuga は縮小され
現在私の村のvävstugaは70-86歳のお婆さん9人で運営されてい