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感じる能力が低い人は迷惑な人でもある
こんな記事を見つけました。
以下は記事内からの抜粋です。
話題となったヨシユキさんのツイートは、2023年5月29日に投稿された。腕を振ることで傘が真横になっている人のイラストを掲載しつつ、そうした人を街中で見かけるとし 「ちょうど子供の目の高さです。階段なら大人の目にも当たるでしょう」 と危険性を訴える内容だ。
続けて、「このまま梅雨入りしてしまうなら、あなたの周囲の人は連日この危険に晒されて歩くことになります。今日からやめてください、お願い」と注意を呼び掛けた。
投稿は31日昼までに170万回以上表示されるなど注目を集め、リプライ欄には共感の声が相次いだ。
「エスカレーターの段差で丁度私の目の高さで傘が当たりそうになった事がある」
「これ、本当にやめてほしい!私は膝にあたり痛かった」
「これ前階段登ってる人がやっててまじで失明するとこだった...超怖かった...」
「ビジネスバッグの上に傘横置きにしてブンブン歩くのもマジでやめてほしい」
実際、東京都生活文化局消費生活部の13年6月の調査では、都内在住の15歳以上の男女3000人のうち、42%にあたる1260人が、たたんだ傘でのヒヤリハットや危害経験があると回答。
そのうちの約6割が「『駅の階段やエスカレーターで前の人が傘を水平に持つ(振る)』に近い状況」でヒヤリハットを経験している、とされていた。
感じる能力が低い人は迷惑な人になりやすい傾向にあります。
なぜなら感じる能力が低い人は、自分の行為や動作が周りの人にどういう影響を与えるか?を感じ取ることが出来ないからです。
歩きスマホはその典型です。
まともに考えれば歩きスマホがどれだけ迷惑で危ない行為なのか?がわかります。自分が加害者にも被害者にもなりかねません。
かなりリスキーな行為なのですが、恐ろしいことに感じる能力が低下している人は、それがわからない(わかろうとしない)のです。
歩きスマホをしている人が他人にぶつかると、自分が被害者かのようにふるまう人が少なくないことも驚きです。
感じる能力が低いと自分の行為の結果には鈍感だけど、自分に対する刺激(攻撃と捉える)には敏感という傲慢な人間になります。
歩きスマホはわかりやすいのですが、立つ、歩くなど何気ない日常の動作でも迷惑になる人がけっこういます。
ここは感覚を研ぎ澄ませて注意深く生きている人でなければわからないかもしれません。
感じる能力が低い人は、マインドフルネスではありません。何かに囚われているからです。
囚われが強くなるほど感じる能力は低下します。
感じる能力が低い迷惑な人になると、周囲から嫌われます。職場でも孤立し、プライベートでも孤独な人生を歩むことになりかねません。
感じる能力を高めて、周りに対する影響をしっかり認識して生きていきましょう。それは結局、自分の人生を豊かにすることにつながるのです。
プロフィール
西山 純一
大阪マインドフルネス研究所
https://www.mindfulness-lab.com/
メンタルトレーナーとして多くのプロアスリートや経営者、アーティスト、医療従事者、教師や心理士、学生やビジネスマンなど幅広い人にマインドフルネスをベースとしたマインドの使い方やメンタルコントロール、食事改善や運動、ダイエットを指導。
指導歴は18年 1000人を優に超える人達に指導してきた。
20代前半でアメリカのパーソナルトレーナー資格を取得して、大手フィットネスクラブや関西のスポーツ強豪大学や高校でスポーツトレーナーとして活動。
同時期に大学で心理学の単位を取り、心理カウンセラーとしての訓練も受ける。専門僧堂や禅寺でも禅や瞑想を学び実践する。
プロアスリートや年商数十億円を超える経営者をクライアントに持ち、うつ病を始めとする精神疾患やガン患者、難病患者のカウンセリングやメンタルケアも行う。