みなもとなこ | 休職から転職したアラサー

アラサーOL。SE7年目。現在メンタルダウン中で人生と向き合い中。 せっかくのお暇に、心身ともに成長できるよう、生活のキロクを残しています。 同じような境遇の方のすこしのヒントになれば、もしくはこんなへなちょこでも生きていることに安心してもらえればいいな。

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歩みを止める、前進の一歩

今年の春、わたしは休職した。 わたしにとって大きな大きな前進の一歩だ。 * ずっと休んではいけないと思って生きていた。 学校もバイトも会社も、動けないくらい辛くなければ、行くべきだと思っていた。 実際コロナの前は微熱なら会社に行っていたし、 リモートワークになってからは、38度の熱が出ても働いていた。 日本人の悪しき慣習をぎゅっと煮詰めたみたいな働き方だった。 休みたい、そう思うのに、休むのが怖かった。 * 世間には、継続を美徳とする文化があると思う。 皆勤賞だと

    • 生きづらさ解消のためにやった4つのこと(前編)

      前回記事でわたしが散々生きづらかったことをお話しました。 でも、今は生きづらさからだいぶ解放されています。 というところを今回は説明できればと思います。 ちょっと熱がこもって長くなってしまったので、ゆっくりと読み進めてくださいね。 わたしが変わった過程をお話すると 気づく、癒す、受容する、変容する この4ステップでした。 もちろん最初からこのステップでやればいいとわかっていたわけではなくて、振り返ってみるとこのステップがあったから次に進めたな~という感覚的なステップで

      • 生きづらさvs変わりたいという気持ち

        これはわたしが20数年来ずっと思っていたこと。何度ノートに書きなぐったかわからないこの言葉は、だれに言われたわけでもなく、生きてきた実感として教訓にしてしまっていた、呪いだ。特級呪物。 ・誰にも嫌われたくない ・失敗をしたくない ・優秀だと認められたい ・断られるのが怖い ・評価されるのが怖い ・できないやつだと思われたくない そんなわたしの行動は、すべてあの呪いが支配していたのだった。 一番しんどかったのは、自分のなかの厳しい声。呪いにも鳴き声があるのだ。 年数を追う

        • 久しぶりにnoteを書いて、思うこと

          やっぱ、書くっていいね。楽しい。 忘れたくない瞬間冷凍しておける忘れたくない思考を忘れないようにメモする瞬間、noteを書くメリットがあるなと思う。普段なら過ぎ去ってしまう言葉たちが、ちゃんと文字として残る。髪を洗いながら考え事をすることが多い私は、裸で泡だらけのままスマホに文字を打ち込むのだ。少しせわしなく感じるかもしれないけれど、10分前の思考ですらすぐに忘れてしまうので、仕方がない。その瞬間の生の想いや思考、感情をそのまま閉じ込めたいのだ。後からだとやはり「鮮度」が違

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        • 心の健康のこと
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          欲しいものを教えてくれるのは小さな自分

          欲しいものが欲しいと言えなかった。 そんな幼少期だった。なにかすれば母親に怒鳴られる生活をしていたから、わたしが望むものは何も手に入らないのだと子供ながらに諦めていたのだと思う。諦めて、見ないふりをすれば、もともと欲しいものがなかったことになる。そんなことをずっとずっと繰り返してきて、わたしは自分が何を欲しいのかわからなくなっていた。 もちろん、今日食べたいもの、着たい洋服、誰と会い、何をするか、全部自分の意思で決めていたはずだけど。本当に欲しいものはずっとわかっていなかっ

          欲しいものを教えてくれるのは小さな自分

          もっとコーヒーを淹れてあげればよかった

          仕事終わって、夕飯を食べ終わって、片付けも終わって、そのあとに飲む温かい飲み物って格別じゃないですか? コーヒーでも、紅茶でも、日本茶でも、温かければなんでも。 そして、誰かに淹れてもらった飲み物は一層に格別なこと。 自分で入れる何倍もおいしくて、何倍も心と身体に沁みわたる。 ずっと母親のこの言葉が嫌いだった。 「コーヒーでも淹れてくれればいいのに」ってやつ。 嫌味感たっぷりのやつ。 自分の飲み物くらい自分で淹れたらいいのに、なんて当時のわたしは思ってた。執事でもメイ

          もっとコーヒーを淹れてあげればよかった

          しくじりOL、わたしみたいになるな~再休職しても迷走するもんらしい

          経験を重ねるとだいたい「上手く」なるはずなんですけど、わたしの2回目の休職はこの法則ガン無視で始まりました。だいたい1年間の休職期間でしたが、振り返ってみると休職初期の空回り期間がすさまじい。 うつの急性期に大事な決断はするな、とあれだけ言われているのに、わたしはその助言を無視し続け、自分が倒れるまで走り続けました。 「空回り」とは、まさにこのこと。 わたしの体験談を共有することで、少しでも同じような空回りをしてしまう人が減りますように。 焦りに焦って転職活動に手を出す

          しくじりOL、わたしみたいになるな~再休職しても迷走するもんらしい

          「推し語り」の本を読んだら、とりあえずこの本を推したくなった

          おススメしたいアニメを見てほしくて、友人に語っても、好きな気持ちがふがふがしてしまって、結局言いたいことの10分の1も伝わらないのがわたしの日常だった。もどかしいのに言葉が出てこない、なぜ。どうしたら伝わるのか?ああーーーー見てほしいだけなのに、推しを語るって客観視できないから難しいんだ。みんなそうだよな。うん。 なーーんて、思いながらも特に深堀はせず放置していた問題。 それをすっぱりと解決してくれる本があるとは知らなかった。 『「好き」を言語化する技術』 著:三宅香帆

          「推し語り」の本を読んだら、とりあえずこの本を推したくなった

          だれかのお手本になんかなれっこないよ

          SNSをやってると多かれ少なかれ承認欲求が刺激される。目に見えるフォロワーの数やいいねの数、リアクションすべてがいつしか自分の価値のように思えてしまう。 もちろんSNSに自分の全てを出しているわけじゃないし、そもそもそんなことは不可能なのに。なぜだかSNSの世界が全てみたいな気がしてくるの、現代病よね。 わたしにも承認欲求があるわけで、いつしか誰かのお手本になるように生きたいと思ってしまっていた。 休職中の道しるべになりたい。 復職するときの過程を参考にしてほしい。

          だれかのお手本になんかなれっこないよ

          一歩も積もれば、自信になる

          できることを積み重ねること。これが自信になる。 何をいまさら、かもしれないが、実感したのは最近だ。 雨の日にリワークに行けたこと。 月曜日にリワークに行けたこと。 1時間早めてリワークに行けたこと。 集中力が20分伸びたこと。 そんな日常の些細な事がわたしの自信を作っている。 休職していると自信がひとつずつなくなる。 できていたことが、できなくなるからだ。 決まった時間に起き上がれない。 お風呂に入るだけでどっと疲れる。 外出は1時間ともたない。 友達との予定をドタキ

          復職してから再休職に至るまでの反省

          こんばんは。みなもとなこです。 復職して復職ハイが散るまでは、noteを更新できていたのに、ある日を境にふと毎日更新が途切れてしまった。 そこからは日々の生活に追われるようになり、PCに向き合って文章を書くことすらなかった。 現在は再休職中で、またnoteにがっつり時間を割けるのが少しうれしくもある。 復職したのは去年の2月ごろ、そこから去年の8月末までの約6か月間復職ができていた。でも、結局は再休職になってしまった。 悔しさもあれば、今振り返るとなるべくしてなった感じ

          復職してから再休職に至るまでの反省

          29年連れ添った生き方を変えるのが怖い

          こんばんは。みなもとなこです。 「人より少しできる」がアイデンティティだった。 だから今の状態は苦しい。 デラさんの著書『うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと』の要約動画を見て、村人としていきるという節が妙に心に刺さった。 わたしはヒーローでありたかった。 物語のキーパーソンでありたかった。 モブはいやだった。 でも、それを諦めろと書いてあった。 悔しかった。悲しかった。 (そういう意図ではなかったとしても) 学校の成績もスポーツも努力していつも

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          結局、勉強が好きなんだね?

          こんばんは。みなもとなこです。 「休む」といいつつ、楽しいことがないわたし。 これといった趣味もないし、好きなことはまちまちあるけれど、 楽しめる日と楽しめない日が交互にやってくる。 完全なる持論だけど、趣味なし人間と比べれば 趣味がある人と推しがいる人はストレスに強いと思う。 ネガティブの大敵は「時間があること」。 だから、何かに没頭できる時間はネガティブから離れられるんだよね。 同僚に推し活に励んでいるひとがいたけれど、 家に帰ってから忙しくて時間が足りないと言って

          真面目にうつ病と対峙する

          こんばんは。みなもとなこです。 noteを発信することすらできない 無気力にな日々だけど、ふとこれは残しておこうと思って 今、コメダでカフェオレを飲みながら、書いている。 9月ごろから再休職をしているわたしだけど、 病名の「うつ病」に対するとらえ方を変えてみることにした。 (というより、変えざるを得ないなと気づいた) タイトルにもある通り 「うつ病」って奴と真面目に向き合わないと と思ったのです。 これまでのわたしはなんというか 休職したこと、うつ病になったことを含め

          再休職した人の再出発の雑記

          お久しぶりです。なこです。 突然にnoteの更新をやめてしまって、ご心配かけた方もいて、 申し訳なかったなぁと思っています。 noteの更新が止まった時は元気でしたが、結局いま休職しています。 休職して4カ月です。 また振り出しに戻ったような感覚です。 体調も前回より悪化しているような気もしていて もう二度と社会に戻れないんじゃないかというような気もしています。 (極端な思考だね) もう一度noteという場を借りて自分と向き合うことで、 また前に進めるといいなと思って

          今の気持ちを表すと むしゃくしゃなんだけど どこからこの気持ちが来てるの はっきりわからなくて きっとお腹の調子が少し悪いから そんなことでわたしは揺らぐから

          今の気持ちを表すと むしゃくしゃなんだけど どこからこの気持ちが来てるの はっきりわからなくて きっとお腹の調子が少し悪いから そんなことでわたしは揺らぐから