10月3日、生き延びろや

生き延びた気がするって言われた。 よかったっていうより、ふざけんなちゃんと生きろ、頼むから生き延びろやって思った。 映画の帰り道、駅前の植込みの縁で座って寝ている人がいた。酒飲みの自業自得、高確率でそうやと分かってるけど、めちゃくちゃ急いでるとか特段の理由なければ声かけるようにしてる。起こして、大丈夫ですかって。大概大丈夫、これも分かってる。 この行動の理由は、ごく稀な確率で死んでる、死にかけてるかもしれへんし、その可能性がある限りは声かける意味はあると思うから。声かけたと

10月3日、映画

『君は永遠にそいつらより若い』を観た。無性に泣きたい、のに泣けない帰り道で、喉につっかえていた。物語やけど、あまりにも自分で何とも出来なくて、泣くことすら出来ない。何で死んだん、意味わからん、焦燥感が勝ったって。 やめてや、引っ張られる 気づけなかったことに悩む。気づけないようにしてるって言われても気づけない自分が憎いよな、 もう一度言うねんけど、これは物語、これは映画、って分かってるねんけど、ああこれが現実か、と。映画というか映像、視覚情報にひっぱられやすい人間なんやろうな

9月29日、朝

起きたら8:05 全てが一瞬、どうでもよく思えた。あーあ、やってしまった、あー、はいはい、そうですよね、はあ、って感じで。生理後やから、寝不足やから、って理由をつけてみるけど、思ってるよりもきてる。 今日に限って月に一度の朝の会議がある、8時半スタート 歯磨きしてコンタクトして顔を洗って着替えて、一瞬で家を出た。8:28、到着 会議は9時から、 時間を勘違いしていた。余裕が生まれて安心、というよりは、時間を勘違いした自分にまたダメージを受けた。 ただ、結果的に時間がうまれた

9月29日、夢のこと 2

誰かの好きな人が私に好意を持ってくれていて、それが周りからはバレバレで、あかん、これは巻き込まれる、と思いながらも、行き先が同じやったから一緒に部屋を出た。ら、ある女の人に、口紅塗り直してるから分かる、って言われた。いや、塗り直すことなんて普通にあるやん、って言ったけど、言い負かされた。いや、何もしてへん。分かるって何やねん、分かってへんやんって、夢から覚めた私は冷静になって思う。 てかよく見てるんですねって言ったら、私はあなたのことが嫌いだからって言われた。てか私たちのグル

ほどよく無愛想でちょうどいい距離感の優しさ、文字にして伝えてくれる優しさ、冷静がゆえに熱く、迷わず背中を押してくれる優しさ、この世にはいろんな種類の優しさが溢れていることを感じたこの２日、こうやって救われる

9月21日、十五夜

明日は満月と、昨日知った。 せっかく知ったなら、満月を拝みたいと思って外に出た。 せっかくならとびっきりのアイスを買おう、買ってそのまま外で食べながら眺めようと思い、セブイレへ。 そしたら、近所で1番大好きな和食屋さんのスタッフさんがコンビニの前でアイスを食べていた。 締め作業後のアイス、たまらんよなあ。 一息ついてるタイミングに遭遇してしまってすみませんという気持ちと、思いっきりダル着で恥ずかしい気持ちと、あちらの方が気まずいやろうなあという申し訳ない気持ちですごく複雑な気

9月19日、外の空気が気持ちいい

ライフの前で本を立ち読みして、元気が出た。益田ミリさんの『今日の人生』 買い出しに行く前、家出る時はなんか息苦しくて解放されたい気持ちで家を出た。今日、ンケリコで初めてランチをしてそこで山崎ナオコーラさんの『鞠子はすてきな役立たず』を読んで、そのあと自家焙煎珈琲人にも初めて行って続きを読んで、14時半予約の美容院に向かいながら歩きながらも読んだ。エレベーターでも読んだ。一定の場所に縛られず、好きなタイミングで好きな場所で読むってすごくいい。外の空気、風を浴びながら本を読むのも

9月16日、夢のこと

疎遠気味の友達を看取る夢を見た。 誰と囲ったのか覚えてないけど、たしか自分含めて4人で最期を共にした。ここでも私は写真を撮ることにした。迷った、と言いながら、心の奥底での決意は固まってたと思う。 フラッシュを焚き忘れて撮った。まだ間に合えって思いながら、フラッシュ焚いた写真も撮った。最期までギリギリ笑っていた気がする。夢の記憶はすぐ曖昧になる。まあ、現実もすぐ忘れるけど。 そのあと、所々で思い出しては泣きたくなって、でも泣けなくて、でもみんなの前で話した時、なんかの拍子で声が

9月15日、映画

『浜の朝日と嘘つきどもと』 あたたかくてエンドロールで泣けてきた。 もう一度映画館に行きたいし、誰かと一緒に観るのもいいかもしれない、と思った。同じ作品を映画館で二度観た経験はないけれど、もう一度映画館で味わいたいと思える映画。 映画やから映画みたいな展開があっていい、 お世話になった人たちがいる南相馬市が舞台の映画、絶対に観ると決めていた。 野馬追、浜通り、飯舘村、 分かることが嬉しい。 震災から10年、そしてコロナが流行、追い討ちをかけられた人は知らないだけで沢山いる

在る、を全力肯定したい

在る、を全力肯定したい。 この世に生きていること、ただそれだけを、まっすぐに肯定する。素晴らしくなくていい、優れていなくていい、偉くなくていい、かっこよくなくていい、 何だっていい、自分がいいならどう生きたっていい。他人に認められる必要はない、 ただ、生きているだけで、生きてくれているだけで私は嬉しい。 私たちがこの世に「在る」ことは、とんでもなく、とてつもなく尊いことやと信じるし、断言する。ただ生きる、それだけでそれだけがステキで素晴らしい。生きてるといいことばっかじゃなく

結局12時から3時間、書けずまま夜更かししている。 最近はyonigeが体と心に馴染むような気がするし、CreepyNutsにどハマりしているけど、こんな時間には羊文学が心地いい、 浄化されるような優しさ、 出来なくても聴いて楽しむことができる音楽が好きだと何度でも言う

書くこと撮ること残すこと在ること、 悲しい悔しい、愛おしい心地いい、曖昧であやふやなこと、違和感、 好きなこと守りたいこと、許せないこと戦うこと、 何から書くか最初の一歩につまずいている。けど、一歩目さえ踏み出せば動けることを知っている。ので、このまとまらない文章力からはじめる。