リハーサル 袖から見える 春舞台 緊迫感も 楽し思いに
ある舞台の手伝いに来た。作業の細かいことは横に置き、大きなホールのリハーサルの様子が見られるまたとない機会だ。それも春舞台に立つのはプロではなくアマチュア、それも初めて経験するという体験教室の発表の場という。つまり演者が初めて尽くしで不慣れなのだ。
別に演者でもない単なる手伝いなのに、演者が緊張している様子は舞台の袖からも良く伝わる。まだリハーサルだが、同じ日の数時間後に本番を前にしているからすでに緊張しているのだろう。緊迫感という言葉にふさわしい張り詰めた空気が関係のないこちらにも伝わる。そもそも舞台の袖や舞台から客席を見るのは初めての経験。本当は無関係なのに、そこでやるというのは緊張する理由が大いに頷けた。
そしてリハーサル、本番と袖から様子を眺めている。演者はリハーサルよりも本番のほうが堂々と演じているような気がした。緊張を飛び越えて開き直りがあったのかもしれない。そして終わった。無関係だけどこちらもほっとするくらいだ。演者はおそらく楽しい思いに浸ることだろう。
リハーサル 袖から見える 春舞台 緊迫感も 楽し思いに
(りはーさる そでからみえる はるぶたい きんぱくかんも たのしおもいに)
今日の記事「富田林のすばるホールミュージカル体験」を参考にしました。