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霜月に 入る温泉 気持ちよく さらに視線は 絶景の山
山の上に来ている。山と言っても標高300メートルにも満たない低い山だが、近くに高い山がないため絶景が保障されている。そして山の上には昔から宿泊施設があり、さらに天然温泉が湧いていた。それだけではない。山の上に行くのに徒歩で登山をする必要がなかった。たとえ車が無くても、駅前から無料送迎バスが出ているのだ。
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こうして送迎バスに乗り、ホテルの前に来た。宿泊ではない日帰り入浴が目的である。何度も来ているから手続きは分かっていた。毎年霜月と呼ばれる11月の初めごろに行く恒例行事だ。
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いつものように浴槽に来た。決して大きな浴室ではないが、とにかく展望の良い露天風呂があるのが素晴らしいのだ。湯につかる。有名な温泉地のようないかにも温泉といった臭いはない。だが、それを喜ぶのは温泉マニアだと思った。ふつうのお風呂に近い入り具合の方が安心する。それでも効能や泉質は確かなのだから。
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さて、絶景を眺めた。冬至まで2か月を切った段階だから日が落ちるのが早い。時折肌に感じる冷たい風には驚くが、すぐに湯につかれば体がさらに温まる気がした。だから空もオレンジが借りつつある。それとわずかに紅葉の名残も見える気がした。そんな絶景をお湯に入りながら見られるひと時は、至福以外の何物でもない。
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霜月に 入る温泉 気持ちよく さらに視線は 絶景の山
(しもつきに はいるおんせん きもちよく さらにしせんは ぜっけいのやま)
昨日の記事「富田林の絶景温泉」を参考にしました。